今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」において、最強は誰かについて考察してみようと思います。
主人公の坂本太郎が元最強の殺し屋として登場したこの作品ですが、その坂本はすっかり太って鈍ってしまっており、作中では普通に負け続き。
ここで改めて登場人物の強さをランキング形式で整理してみたいと思います。
強さというものは相性や条件によるものもありますし、一概に誰が誰より強いとは判断しづらい部分はありますが、独断と偏見に基づきトップ10を順位付けしてまいります。
第10位:熊埜御(くまのみ)
第10位はスラー一派のお姉ちゃん熊埜御(くまのみ)。
電磁石のついた両手のグローブで周囲の金属を自在に操るオールラウンダーで、必殺技は電磁力で金属を加速させ撃ちだすコイルガン。
ORDERの一人・豹(ひょう)を撃破した実力者で、楽(がく)からもその実力に高い信頼を向けられていました。
ただ豹はORDERの中では比較的弱い方で、熊埜御(くまのみ)が他のORDERと比べて強いかと言うと微妙なところだったのでこの順位。
正直、10位前後の実力は団子状態で、ランク外となっているORDERの沖、トーレス、七夕、またスラー一派のハルマ、天弓らと差はほとんどありませんが、判明している情報量などを踏まえ、熊埜御(くまのみ)を10位としています。
第9位:大佛(おおらぎ)
第9位はORDERの紅一点、大佛(おさらぎ)。
大型の丸ノコをぶん回すパワータイプで、技術ではなく圧倒的なフィジカルで敵をなぎ倒しています。
ORDER内では経験が浅く、油断して攻撃を受けたり不意打ちを許したりと隙は多め。
ただキレた時の迫力や潜在能力には底知れぬものがあり、この順位とさせていただきました。
第8位:四ツ村暁
第8位は元ORDER四ツ村暁。
キンダカと共にORDERを設立し、8年前に組織を追われるまで当時の殺連会長の右腕として活躍していた凄腕の殺し屋です。
戦端に刃のついた三節棍を振るうオーソドックスな戦闘スタイルで、初登場時は南雲・神々廻・大佛の三人と交戦し、無傷で逃亡するなどその実力は間違いなく作中トップクラス。
作中では神々廻と一騎打ちを行い、僅差で敗北しているためこの順位としています。
第7位:神々廻(ししば)
第7位はORDERの常識人枠・神々廻(ししば)。
ネイルハンマーというありふれた武器を振るい、銃弾を弾いたり人を引っかけて盾にしたりとスタイリッシュな戦い方をしています。
ORDERメンバーとしては今一つ地味な印象でしたが、四ツ村との戦いで一気に株を上げました。
ただそれでもまだ上には上がいるということで、この順位としています。
第6位:赤尾リオン
第6位は坂本と南雲の旧友・赤尾リオン。
物語開始時点で既に故人となっていますが、その実力は当時の坂本、南雲と並ぶものでした。
特にスピードや反射神経、標的を「殺すまでの道」を見出す才能については傑出しており、純粋なセンスにおいては坂本たちをも凌いでいた模様。
才能的にはもう少し上でも良いのですが、既に亡くなっている点と、経験不足を理由にこの順位としています。
第5位:楽(がく)
第5位はスラー一派の切り込み隊長・楽(がく)。
比較的初期から登場しているスラー一派のメンバーで、ミンチハンマーを振るう豪快な戦闘スタイルの持ち主。
パワーとスピード、センス全てが高い水準でまとまっており、南雲に僅差で敗れたものの途中まで互角以上に渡り合っていました。
スラー一派では年少ですが、スラーたちから作中最強お爺ちゃん篁さんの相手を期待されるなど、メンバー内でもスラーに次ぐ実力者であろうと思われます。
第4位:キンダカ
第4位はORDER創設者の一人であり、かつてのリーダー・キンダカ。
「全殺し屋の中で最速の男」を自称しており、実際にそのスピードは若き日の坂本・南雲・赤尾リオンの三人を圧倒していました。
戦闘スタイルは素手で、一撃の攻撃力はそれほどでもないようですが、そのMAXスピードは坂本が目で追うことさえできないほど。
長年意識不明の昏睡状態にあったことや、他のキャラクターの成長なども加味し、この順位としています。
第3位:南雲与市
第3位はORDERメンバーにして坂本の旧友・南雲与市です。
1~6までの番号が振られた巨大なツールナイフのような武器を自在に使いこなす変幻自在の戦闘スタイルの持ち主。
単純なフィジカル面ではさほど優れているわけではありませんが、何でも器用に使いこなし、駆け引きや騙し合いを得意としています。
エスパーでも見抜けない変装術の達人でもあり、戦闘以外でも大活躍。
強さだけでない殺し屋としての総合力で見るなら文句なしのトップだったでしょう。
第2位:篁(たかむら)
第2位は作中最強お爺ちゃん・篁(たかむら)さん。
その戦闘スタイルは刀一本で全てを薙ぎ払う最強の剣客。
作中では東京タワーを一刀両断し、自分の腕を切り落として直ぐにくっつける(断面がキレイ過ぎて当てただけでくっついた)など何でもあり。
その強さは他と隔絶しており、坂本や南雲、スラー一派が総出で挑んでも僅かに傷をつけるので精一杯でした。
このお爺ちゃんを倒せる者など存在しないだろうと思われていましたが、意外な形で命を落としてしまったため、2位としています。
第1位:スラー(有月憬)
第1位はスラーこと有月憬。
有月は坂本太郎の宿敵で、仲間たちを率いて殺連の壊滅を目論むテロリスト。
その戦闘スタイルは蛇腹剣のような刃のついた鋼鉄製の鞭を振るうというもので、全盛期の坂本や南雲と並ぶ実力者です。
これだけであれば本来1位にくるようなキャラクターではないのですが、有月は過剰ストレスから逃れるため他者の能力や記憶までコピーした人格を作り出す多重人格者。
作中ではなんと篁さんから生き延びるために篁さんの人格をコピーし、篁さんを逆に斬り殺すという反則染みたことを成し遂げています。
ただ1位とはなっていますが有月はその人格をコントロールできているわけではなく、不安定で決して無敵の存在という訳ではありません。
番外:坂本太郎
順位をつけるのが難しかったので敢えて番外位としたのは主人公坂本太郎。
元ORDER所属で最強の殺し屋としておそれられた男ですが、現在は殺し屋を引退し、ブクブクに太って鈍ってしまっています。
一応、激しく動けば一時的に痩せてパワーアップするものの、それでも全盛期と比べれば格段に劣っているため、番外位としました。
全盛期の状態であれば南雲より少し上で第3位。
ただ現在は鈍ってしまっていて、例え痩せてもORDERクラスより格段に劣っている印象。
恐らく現在の坂本は20位前後とかそれぐらいではないでしょうか。
ただ主人公ならではの勝負強さもあり、今後のパワーアップフラグなども踏まえると……正直強さが全く判断できないというのが正直なところ。
ということで坂本太郎は敢えてランク外としています。
「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧
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