今回は「ONE」先生原作の大人気作品「ワンパンマン」から、未だその正体が謎に包まれたかわいい着ぐるみヒーロー「番犬マン」について解説したいと思います。
番犬マンは愛らしい犬の着ぐるみを纏ったS級ヒーロー。
未だ本編での登場シーンは少ないものの、作中では人間怪人ガロウを一蹴するなど、底知れない実力の持ち主であることは間違いありません。
本記事では番犬マンのプロフィールに加え、ガロウ戦で見せたその強さ、謎に満ちた正体にスポットを当てて深掘りしていこうと思います。
「ワンパンマン」番犬マンってどんな奴?(声優含む)
基本プロフィール(年齢、身長、体重、ランキング、声優など)
年齢 | 非公開 |
身長 | 非公開 |
体重 | 非公開 |
好きなもの | 非公開 |
嫌いなもの | 非公開 |
趣味 | 非公開 |
ヒーローネーム | 番犬マン |
ランキング | S級12位 |
声優 | うえだゆうじ |
番犬マンは犬の着ぐるみを纏ったS級ヒーロー。
着ぐるみの中は覇気に欠けた雰囲気の寡黙な成年男性ですが、ご当地であるQ市ではマスコット的な人気を博しています(ただしサインには応じない)。
ヒーロー協会設立当初はC級(301位)と評価は低かったですが、その常軌を逸した強さが上層部に知られ、金属バットらとともにS級設立のきっかけとなったヒーローでもあります。
S級ヒーローではあるものの、その特殊な活動形態から原作・リメイク版ともに未だ登場シーンは少なく、その正体に関しては多くが謎に包まれています。
活動範囲をQ市に絞る特殊なS級ヒーロー
番犬マンはその活動範囲を自らの縄張りであるQ市に絞る特殊なヒーローです。
Q市は災害発生件数、出現する怪人の平均レベルともに作中屈指のホットゾーン(サイタマの住むZ市とかは別格として)。
しかし番犬マンはたった一人でQ市の治安維持に成功しており、街は常に平穏そのものとなっています。
その結果、作中では他の地域から人々がQ市に避難してくるという現象さえ起こっていました。
番犬マンは怪人が発生するなり瞬時に察知し、あっという間に駆除してしまうため、市民の中には彼が戦っている姿を知らず、ただのマスコットだと思っている人も少なくないようです。
ことQ市に限定すれば、まさしく理想的なヒーローと言えるでしょう。
「ワンパンマン」番犬マンの強さ(ガロウ戦・お手)
獣のごとき四足戦闘スタイルと優れた嗅覚で怪人を瞬時に駆除
番犬マンの戦い方を一言で表すと「獣」。
作中での描写を見ると完全な四足戦闘スタイルで、圧倒的なパワーとスピードにまかせて怪人たちを瞬時に引き裂いています。
また、単純な強さだけでなく、敵の存在を嗅ぎ分ける嗅覚にも優れており、これにより番犬マンは市民に被害が及ぶ前に怪人の存在を察知。
事件が起こる前に怪人たちを駆除してしまうのです。
S級12位とS級内でのランクはそれほど高くありませんが、恐らくこれは番犬マンの影響範囲がQ市に限定されているためで、実際の能力で言えばS級上位と比較しても遜色ないでしょうね(というか、圧倒的に優っている可能性さえありそう)。
人間怪人ガロウを圧倒し、その拳にお手をするほどの余裕を見せる
作中では具体的な戦闘シーンが描かれていない番犬マンですが、リメイク版の77話で回想シーンではありましたが、人間怪人ガロウとの戦いが描かれています。
ガロウは作中でどんどんその強さを増しているため、時期によってその強さは異なりますが、登場当初からS級クラスの実力を持っていたことは間違いありません。
実際、番犬マンと戦った時点でタンクトップマスターと金属バットという2名のS級ヒーローを撃破していましたしね。
しかし番犬マンはそんなガロウを一蹴。
パワーもスピードもガロウの想定を遥かに上回るものであり(しかもまだ余力を残していた)、人間向けに練り上げられたガロウの技は四足戦闘スタイルの番犬マンに全く通用しませんでした。
……というか番犬マン、ガロウの連続攻撃に全部「お手」してますし、完璧に遊んでますよね?
この一戦を以って読者に番犬マンの強さが知られることとなり、一部では最強説(もちろんサイタマは別枠)も流れることになったのです。
「ワンパンマン」番犬マンの正体は着ぐるみ怪人?
フェニックス男らと同じ着ぐるみ怪人説が流れたが……?
番犬マンは犬の着ぐるみをきたヒーローですが、彼がそんなかっこうをしている理由は謎に包まれています。
まあ他にも被り物をしているヒーローはいますし、より意味不明なキワモノはたくさんいるので登場当初はそれほど気に留められていませんでした。
そんな番犬マンの正体に注目が集まったのは、怪人協会編で登場したフェニックス男がきっかけ。
彼は元々普通の人間だったのですが、いつの間にか着ぐるみが脱げなくなり、怪人となってしまった着ぐるみ怪人です。
着ぐるみ怪人……それってまさに番犬マンでは?
アマイマスクのように怪人化した存在がヒーローをやっていた例もありますから、あり得ないことではありませんよね。
番犬マンもQ市に常駐してるから、A級以上のヒーローが住むシェルターハウスの怪人検知システムに引っ掛からない可能性は高そうですし。
あるいは逆に犬が人間化(?)して今の着ぐるみ形態に進化したとか、実はブラスト説とかぶっとんだものまで、番犬マンに関してはさまざまな説が流れていますが、今のところその正体は不明です。
そもそもQ市に活動範囲を絞る理由は? 今後本編での活躍はどうなる?
原作版でも番犬マンの正体は謎に包まれており、全く明かされる気配がありません。
そもそもがQ市に活動範囲を絞っているという設定なため、そのQ市が舞台とならない限り、本編に関わってくる可能性は低いでしょう。
ただ、これだけ謎めいた存在が最後まで正体不明のままで終わるとは考えにくいですから、どこかで番犬マンにスポットが当たることはほぼ確実。
それがネオヒーローズ編なのか、それともその次のエピソードなのかは不明ですが、そこで番犬マンがQ市に活動範囲を絞る理由とともに彼の正体が明かされると予想されます。
……明かされるよね?
そこまでちゃんと、続きますよ……ね?
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