今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、性別不定疑惑のある二丁拳銃使い「茶野 真(ちゃの まこと)」について解説します。
茶野真はB級下位部隊茶野隊の隊長。
ボーダー隊員としての経験は浅く技量は未熟ですが、謹厳実直に任務に臨む真面目な隊員です。
また茶野隊は「第二の嵐山隊」を作る目的で結成された部隊で、メディア対策室長の根付さんから高い期待を寄せられています。
本記事では茶野真のプロフィールや強さ、根付さんの思惑と性別不定疑惑について解説してまいります。
ワールドトリガー、茶野真のプロフィール
基本プロフィール(年齢、誕生日、声優など)
ボジション | ガンナー(B級部隊 茶野隊隊長) |
年齢 | 16歳 |
誕生日 | 10月30日 |
身長 | 168cm |
血液型 | B型 |
星座 | とけい座 |
職業 | 高校生 |
好きなもの | ナシゴレン、帽子集め、缶バッジ作り |
声優 | 高岡香 |
茶野真はB級下位部隊茶野隊の隊長を務める若きボーダー隊員です。
外見はニット帽をかぶったお洒落なメカクレ系で、帽子には「C」の文字が入った自作の缶バッジが付けられています。
作中ではアフトクラトルによる大規模侵攻編が初登場。
遊真を侵攻してきた敵性人型近界民と誤解し攻撃してきたり、その後B級合同部隊に合流しランバネインに瞬殺されたりと、全くいいところがありませんが、茶野たちの立場や能力からするといずれもやむを得ない対応と結果。
むしろ強敵相手にも臆することなく、実直に役割を果たそうとした真面目な隊員と言えるでしょう。
「第二の嵐山隊」を目指す茶野隊隊長
茶野真が隊長を務める茶野隊は第二の嵐山隊を作る目的で結成されたアイドル部隊です。
嵐山隊とはA級5位部隊にしてボーダーの”顔”を担う広報部隊。
といっても、アイドル部隊だから顔が良ければそれでいい、というわけではありません。
彼らのような広報部隊には、ボーダー隊員としての実力だけでなく人格や多忙な活動をこなす事務処理能力など様々なものが求められます。
少なくとも茶野真は、将来的に嵐山隊のようになれる可能性のある人材だと見込まれているのわけですから、ボーダー上層部の彼らに対する期待の高さがうかがえますね。
ワールドトリガー、茶野真の強さ
まだまだ未熟な二丁拳銃使い
トリオン | 6 |
攻撃 | 6 |
防御・援護 | 4 |
機動 | 5 |
技術 | 4 |
射程 | 3 |
指揮 | 4 |
特殊戦術 | 1 |
合計 | 33 |
これが茶野真のパラメーターです。
二丁拳銃を使うガンナーで、アステロイド(通常弾)に加え、メイントリガーにはハウンド(誘導弾)も装備しています。
基本的な戦い方は敵に近づいて二丁拳銃をぶっ放すだけ。
正直なところ実力的には未熟も未熟で、しかも二丁拳銃は本人の能力に合っているとは言えません。
そもそも拳銃型のトリガーは取り回し重視で、他の銃種に比べ射程も連射性も劣っており、機動力や体術に長けた隊員向けのトリガー。
茶野のスペックなら、普通に突撃銃(アサルトライフル)で弾をばら撒いていた方が強いでしょうね。
ただ、茶野はまだ入隊1年しか経っていないこれからの隊員ですから、将来的な成長によってはこのスタイルを使いこなせるようになるのかもしれません。
茶野隊はB級下位(相方:藤沢樹)
茶野真が隊長を務める茶野隊はB級下位の戦闘員二人部隊。
相方の藤沢樹は茶野と全く同じトリガー構成をしたガンナーで、二人で息を合わせて戦っています。
二人が同じスタイルかつ拳銃型トリガーしか装備していないので戦い方に幅がなく、しかも得意とする中距離戦でも他の銃種とまともに撃ち合えば不利。
ただ大規模侵攻編では奇襲、不意打ちをきめていましたから(倒したとは言っていない)、B級ランク戦ではそうやってポイントを稼いでいるのかもしれません。
ワールドトリガー、茶野真と根付さん
茶野真を隊長とする茶野隊は、メディア対策室長の根付さんが「第二の嵐山隊」と作る結成したメディア向けアイドル部隊であり、根付さんから厚い期待を寄せられています。
裏話では、茶野と藤沢のB級への昇格には根付さんの手心があったとか、なかったとか。
ただ茶野たちはそのことを知らず、いたって真面目かつ真剣に取り組んでいます。
作者の葦原先生からも頑張って勝ち上がってほしいとエールを贈られていました。
ワールドトリガー、茶野真と性別不定疑惑
コミックス7巻カバー裏のキャラクター紹介では、茶野真に関して葦原先生から衝撃の事実が明かされています。
先生曰く、
「久々にキャラデータ表を見たら、『茶野真:男装女子』と書いてあった。面倒事の気配を嗅ぎ取った葦原は、何も見なかったことにした」
つまり当初は女子設定だったものの、先生はその設定をすっかり忘れて男のつもりで描いていた、ということです。
「何も見なかったことにした」という表現からすると、男装女子設定は無かったことにして、男になった、ともとれますが、今のところ茶野の性別について「男」だとわかる記述は一切ありません。
つまり今後、葦原先生の気持ち次第で茶野真は男にも女にもなり得るということで……
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