「弱虫ペダル」青八木一~肉弾列車の後継者、手嶋や鏑木とのコンビ、声優、大学予想など~

 今回はアニメ化、実写化もされた大人気漫画「弱虫ペダル」から、口数少なく献身的にチームを支えた総北のスプリンター「青八木 一(あおやぎ はじめ)」について解説します。

 青八木は主人公たち千葉総北高校の2年時の副キャプテン。

 決して突出した才能があるわけでもなく、また華々しい活躍をしたわけでもありませんが、作中では崩壊しそうなチームをその走りでつなぎ止め、IHでの勝利に貢献してくれました。

 今回は青八木と特に縁の深い手嶋と鏑木との関係、そして必殺技肉弾列車の詳細、大学予想などを中心に深掘りしていこうと思います。

「弱虫ペダル」青八木一ってどんな奴?

基本プロフィール(誕生日、身長、声優、自転車)

所属千葉総北高校
身長165cm
体重56kg
誕生日2月24日
タイプ(オールラウンダー) → スプリンター
愛車Corratec(青地に白ロゴ)
声優松岡禎丞

 青八木は主人公の小野田坂道と同じ千葉総北高校の1つ年上の先輩で、物語2年目では副主将を務めたキャラクターです。

 外見は片目が隠れるほど長く伸びた前髪が特徴の、やや暗い雰囲気を漂わせた少年。

 実際、性格は自他共に認めるネクラで非常に無口。コミュニケーションがあまり得意ではありません。

 同学年で主将の手嶋純太の相棒役で、対照的な性格の二人ですが、そのコンビネーションは作中でも随一のものとなっています。

 手嶋のように全くの凡人というわけでも、小野田今泉鳴子のように突出した才能を持っているわけでもない、やや影の薄い立ち位置ではありましたが、物語の要所要所で意外な存在感を発揮し、チームを支えた縁の下の力持ちです。

田所迅から肉弾列車を受け継ぎ、酸素音速肉弾丸へとカスタマイズしたスプリンター

 青八木は作中1年目(彼が2年生時)は手嶋と共にオールラウンダーを目指してトレーニングを積んでいましたが、2年目の新チームの発足に合わせて青八木はスプリンターへ、手嶋はクライマーへと転向しています

 これは彼らが二人きりのコンビではなく、六人のチームで戦うことを決意したことの表れなのでしょう(決して物語的な都合のためではなく)。

 元々青八木はエーススプリンターの田所迅に師事していましたから、スプリンターへの転向はスムーズに進み、田所の必殺技・肉弾列車を自分なりにカスタマイズして受け継ぐことに成功しています

酸素音速肉弾丸
田所の肉弾列車の青八木バージョン。
弾丸と言いつつ、使用時は洒落にならないほど丸々と身体が膨らむ。

筋力弾丸バンビスタイル
酸素音速肉弾丸に使っている筋力を脚部に集中させ、瞬間的に爆発力を得るスタイル。

 肉弾列車は田所の体格があったからこそ似合っていたのであって、小柄な青八木がするとどう見ても……まあ、憧れの田所さんの技を受け継いで本人は満足そうだからいいか。


「弱虫ペダル」青八木一の人間関係

手嶋純太との「チーム2人」

 中学時代の青八木、そして手嶋は凡庸な成績の選手でした。

 走りにこそ定評があったもののマネジメントが下手でレースの途中でへばってしまう青八木と、頭は良いものの自転車の才能がない手嶋。

 2人は先輩たちの頑張りを見て自分たちもIHに出たいと考えますが、今の練習では通用しない、今の成績では代表になれない、一人では限界があると思い悩みます。

「だったら」
「二にするか」

 そんな時、青八木が言ったのがこの言葉です。

 一人でダメなら二人でやろう。

 「チーム2人」を結成した青八木と手嶋は、手嶋が青八木をマネジメントして勝たせる形で1年生の時に5回の大きなレースで表彰台に上がり、着実に成果を挙げていきます。

 青八木は裏方に回る手嶋に対して申し訳ない思い出いっぱいでしたが、手嶋はそんなことは全く気にせず、青八木が勝つことを二人の勝利だと心から喜んでいました。

 そんな手嶋の献身があったからでしょうか、青八木は手嶋が本当に苦しい時、誰よりも速く手嶋の元に駆けつけ、支え続けていました。

鏑木一差命名「オレンジビーナの神様」とは?

「ともかくこいつはバカじゃない」
「特別なバカだ!」

 手嶋以外にもう一人、青八木には名(迷?)コンビと呼べる男がいます。

 それが2歳年下の後輩スプリンター、鏑木一差。

 鏑木はとにかく生意気で馬鹿。才能はあるものの、人が言ったことを全く聞かず、コントロールすることが難しい極めつけの馬鹿(何度でも言う)でした。

 そんな鏑木が唯一素直に言うことを聞く存在が、鏑木命名「オレンジビーナの神様」です。

 これ、要は青八木が鏑木の好きなオレンジビーナと一緒にアドバイスをメモにして置いておいただけのことなんですが、鏑木は何故かこのメモを神様の言葉と信じ、この指示だけは素直に聞くことが判明。

 これ以降、青八木は「神様のメモ」を利用して何とか鏑木をコントロールしていくことになります。

 神様が青八木ということに気づかず、その青八木にイキリちらす鏑木の滑稽さは、多くの読者の苦笑を攫って行きました。


「弱虫ペダル」青八木一の活躍と名言、大学予想

現時点で進学(希望)大学は不明、予想は?

 現時点で青八木がどの大学への進学を希望しているのかは不明です。

 1学年上の先輩たちも進学先が判明したのはかなり後になってからですから、青八木たちの代のメンバーがどの大学へ進学したか判明するのは、まだまだ先になりそうです。

 候補として挙がっているのは、金城荒北が進んだ洋南大、田所や東堂が進んだ筑士波大、福富や新開が進んだ明早大ですが、一番ありそうなのは洋南大でしょうね。

 田所と一緒だとポジションが被る上に関係がベタベタ過ぎて新鮮味がありません。

 また、福富や新開とは接点が無さすぎて、無口な青八木だと上手く絡んでいくのは難しそうです。

 となると金城という先輩がいて、かつポジションが被る先輩がいない洋南大が一番可能性が高いのかな、と。

 また、チーム2人はIHがラストランと言っていましたし、手嶋とは別の大学になりそうですが……

IHでは手嶋を助け、崩壊しそうなチームを献身的に支える

 最後に、青八木のIHでの活躍をその名言(迷言?)とともに振り返っていきましょう。

 IH2日目、体調不良で遅れた鏑木を連れ戻すため、青八木は二度とチームに戻れない覚悟を決めて鏑木の救出に向かいます。

「一旦下がる。あいつはおれにしか救出できない」

 IHは青八木と手嶋にとってラストレース。

 チームを離れることは、これが手嶋と走る最後の機会になってしまうかもしれない重い決断でした。

 そんな決死の思いで鏑木を救出し、引っ張ろうとした青八木ですが、とうの鏑木にはそれについてくるだけの体力が残っていません。

 絶望的な状況。
 しかしそれを覆したのは、青八木が田所から受け継いだラブヒメのアニソンでした。

 昨年、鏑木と同じように体調不良でチームから遅れた田所。

 田所はその時自分を救ってくれたラブヒメの歌を、万が一のためにと青八木に伝授していたのです。

 ……いや、体調崩さないようにケアをするとか、もっと他に備えるべきところがあるでしょ?

「ラブとヒメの間には星が入る!」

「ヒーメ、ヒメ、ヒメ」
「ヒメは、ヒメなの、ヒメなのだ!」

 真顔で、ノリノリで熱唱しながらペダルを回す青八木。

 ラブヒメの歌には何らかの魔力があるのか、何故か鏑木は復活。
 無事にチームに合流することができたのです。

 しかしその代償は大きく、この時の救出劇が原因で青八木はひざを痛めていました。

 3日目のレース直前、広島呉南の浦久保は青八木に目を付け、ひざの痛みを知ってわざとボトルを拾わせようとするなど絡んできます。

 そしてレースでは浦久保が作り出した集団に飲み込まれた手嶋を連れ戻すため集団に飛び込む青八木。

 何とか集団から手嶋とともに脱出した青八木に対し、浦久保はセンサーチップを賭けたバトルを挑んできます。

「どうした浦久保」
「もうボトルは落とさないのか?」
「今度はひろうつもりはないがな!」

 しかし手嶋のサポートを受けた青八木は見事に浦久保に勝利し、手嶋と共に無事にチームへの合流を果たします。

 そしてその後青八木は、箱学に追い付くまで全開でチームを引き、仲間に全てを託してリタイアしていきました。



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