「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」虎丸尚~かわいい坂本ガチ勢、推し活と悲劇の担降り、スラーの勧誘など~

 今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、かわいい坂本ガチ勢「虎丸 尚(とらまる なお)」について解説します。

 虎丸尚はシンたちと同期でJCC(殺し屋養成所)の編入試験を受験した少女。

 特に優秀とされる推薦組で、編入試験には3次試験から参加しました

 言動は完全なオタ活女子ですが、殺し屋としての実力や才能は受験生の中でもトップクラス。

 本記事では物語が進むにつれますます可愛いいと評判の虎丸尚の強さや推し活について語ってまいります。

「サカモトデイズ」虎丸尚のプロフィール

基本プロフィール(年齢、誕生日など)

年齢不明
生年月日(誕生日)不明
身長169cm
所属なし(初登場時:JCC受験生)

 虎丸尚はJCC編から登場した殺し屋志望の少女。

 シンたちと同期でJCC(殺し屋養成所)の編入試験を受験しています。

 現役プロや殺し屋会社から推薦を受けた推薦組で、編入試験には3次試験から参加。

 試験ではその高い実力を遺憾なく発揮しました。

 外見は高めの位置から三つ編みにし、その部分だけ明るい色に染めた髪型が特徴の女子高生(実際に女子高生かどうかは不明)。

 明るくノリの良い今時女子ですが、極度のオタであり、自身のオタ活を否定する言動(解釈違い含む)に対しては、極めて攻撃的になります。

 また元々根は暗い少女だったようで、自己肯定感が低く周りに流されがちな一面も。

坂本太郎の推し活に全てを捧げるかわいい少女

 虎丸尚の推しは本作の主人公、(現役時代の痩せた)伝説の殺し屋・坂本太郎です。

 虎丸の坂本太郎に捧げる情熱は凄まじく、初登場時にはサカモトキーホルダーを馬鹿にした男を笑顔で叩きのめすなど喧嘩っ早い一面を見せていました。

 シン以外に坂本ファンと会ったことがなく、シンが坂本ファンだと知った時は初めて語れる人に出会ったと大興奮。

 しかし虎丸は解釈違いに厳しい排他的なオタ。

 すぐさま坂本の相棒を語るシンにイラつき、彼に対して同担拒否を宣言してしまいます。

 最終的にシンとは編入試験でぶつかり合い、彼に命を救われたことで和解。

 シンにTO(トップオタ)の座を譲り、共に坂本ファンを盛り上げていこうと喜んでいたのですが……(顛末は後述)。


「サカモトデイズ」虎丸尚と坂本太郎

大切なことはみんな坂本が教えてくれた?

 虎丸尚が坂本太郎の推し活を始めた切っ掛けは、幼い頃に坂本の殺しの現場に遭遇したこと。

 詳細は語られていませんが、状況から推察するに悪い奴らに攫われた虎丸を坂本が救い出したようです(たまたま犯人が殺しのターゲットだったのでしょう)。

 その時の無感情で颯爽と戦う坂本の姿に虜になった虎丸(その場には南雲もいたようですが、そっちは目に入っていなかったようです)。

 それまでは暗く、ぐちゃぐちゃ悩んでばかりだった彼女は、坂本の推し活を始めて全てが変わったと言います。

 推しのイメソンを探す内、音楽が好きになった。

 推しに相応しくなるため髪を染めて化粧を覚え、おしゃれが楽しくなった。

 いつか推しと話すために会話の練習をし、友達ができた。

 推しのおかげで彼女の世界は輝きだしたのです。

悲劇の担降り

 しかし坂本の推し活に全てを捧げてきた虎丸尚に、編入試験終了直後の72話、悲劇が訪れます。

 編入試験合格が言い渡された7名。

 虎丸はその中に、伝説の殺し屋「坂本太郎」の名を聞きます。

 その名を聞いた直後は、

「神と同姓同名とかちょっとかわいそー」

 と、まさか現在の太った坂本が、あの坂本太郎本人だとは思わない虎丸。

 しかしそんな彼女に、試験官の言葉は容赦なく彼女に現実を突きつけます。

「伝説の殺し屋がなんの用っすか」
「あの坂本太郎が太るなんてなあ」

 そのあまりの事実に衝撃を受けた虎丸は、

「えええええ」
「担降り」

 太った坂本という現実に耐え切れず、反射的に「担降り(=ファンを辞めること)」を脳内で宣言してしまいます。

 どんな推しでも太った今の姿は愛せない。

「私って……」
「面食いの……」
「ミーハーにわかオタだったの……!?」

 彼女の10年の推し活は、時の流れによって残酷な結末を迎えたのでした。


「サカモトデイズ」虎丸尚の強さ

 虎丸尚は非常に才気あふれる殺し屋の卵です。

 現時点での実力は既にプロの中でも上位。

 その才能は勢羽真冬とともに作中トップクラス、ORDER(オーダー)メンバーに匹敵するものと考えられます。

 その武器は巨大なアサルトライフル(突撃銃)と斧を組み合わせたもの。

 非常に重量感溢れるその武器を、虎丸は華奢な見た目に似合わぬパワーで軽々と振り回しています。

 パワーだけでなくスピードや身のこなしも一級品。

 純粋なフィジカルの強さで言えば、JCC受験生の中では群を抜いています(坂本を除く)。

 JCC編入試験では、試験に乱入したスラーの部下・にシンや真冬とともに立ち向かい、敗れはしたものの真冬とのコンビで一矢報いる健闘を見せていました。

「サカモトデイズ」虎丸尚、スラーからの勧誘で推し変?

スラー一派による誘拐と勧誘

 JCC編入試験で楽を相手に健闘した虎丸と真冬。

 その結果、二人はスラー一派に目を付けられ、試験終了後、によってスラーのアジトへ連れ去られてしまいます。

 そこで二人はスラー一派からスカウトされますが、その答えは当然拒否。

 しかし二人の体内には鹿島によって小型の爆弾がしこまれてしまい、下手に逃げ出すこともできません。

 スラー一派は二人が心変わりするのをゆっくり待つつもりのようですね。

 また既に虎丸は組織のトップ、スラー(有月)のイケメンぶりに胸を撃ち抜かれてしまっています。

「えっ!? 推せるッツ!」

「ひどいことしといて」
「ニコッはずるいでしょ……」
「新しい扉開いた……」
「ギャップえぐすぎてつら……」

 その後の様子を見ると、虎丸はスラーのグッズを手作りして「スラー君」呼び。

 未だ救出の望みを捨てない真冬を横目に、割り切ってスラー一派に加わる気満々です。

 ただ実際にはスラーは虎丸たちを利用する気しかなく、体内に仕込まれた爆弾でORDER相手の捨て駒にされそうになってしまいます。

坂本に救われ推し復活!

 スラーから捨て駒にされ真冬と共に世紀の殺し屋展に送り込まれた虎丸は、自分の置かれた状況にすっかり絶望していました。

 殺連の殺し屋たちに狙われ、何でこんなことにと諦めモード。

 そんなピンチを救ったのが坂本太郎。

 太った坂本にはすっかり興味を無くしていた虎丸でしたが、しかし太っていてもカッコいい坂本の姿に推し、復活。

 見た目ではなく坂本の内面に心酔した虎丸は、坂本の推し活を再開したのでした。

「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧

 



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