「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」勢羽真冬~ORDERを目指す才気あふれる少年、兄との関係は?~

 今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、ORDERを目指す才気あふれる少年「勢羽 真冬(せば まふゆ)」について解説します。

 勢羽真冬はシンたちと同期でJCC(殺し屋養成所)の編入試験を受験した少年。

 まだ14歳と年少ながら、その才覚は受験生の中でも抜きんでており、既にプロクラスの実力を有しています。

 一方で精神面は年相応に未熟で、潔癖症ですぐ弱音を吐くゆとり系ボーイ。

 本記事ではそんな勢羽真冬のプロフィールや強さ、兄・夏生との関係などを中心に解説してまいります。

「サカモトデイズ」勢羽真冬のプロフィール

基本プロフィール(年齢、誕生日など)

年齢14歳
生年月日(誕生日)不明
所属なし(初登場時:JCC受験生)

 勢羽真冬はJCC編から登場した殺し屋志望の少年。

 坂本シンたちと同期でJCC(殺し屋養成所)の編入試験を受験しました。

 まだ14歳と登場人物たちの中では年少ですが、殺し屋としての才覚は一流。

 編入試験で試験官を務めたプロの殺し屋を苦も無く一蹴するなど、既にプロクラスの実力を有しています。

 一方で精神面は年相応に(あるいはそれ以上に)未熟。

 返り血を浴びれば過度に反応する潔癖症で、何かあればすぐ弱音を吐くネガティブな一面もあります。

 シンからは「潔癖ゆとり野郎」と評されていました。

 気難しいですが意外にチョロいところもあり、編入試験ではシンに懐いて彼の奮闘に感化されていました。

ORDERを目指しJCCを受験した才気あふれる少年

 今のところ勢羽真冬の詳しいバッググラウンドや目的は分かっていません。

 唯一判明しているのは、彼が「ORDER(オーダー)」を目指しているということだけ。

 ORDERとは殺連直属の特務部隊で殺し屋界の最高戦力。

 殺連が選定した危険度の高い殺し屋の抹殺を任務とする、殺し屋界の秩序を保つ存在です。

 過去には坂本も所属していました。

 ORDERメンバーはJCC出身者が多いらしく、真冬はORDERになるためのコネ作りを目的としてJCCへの入学を希望していたようです。

 実際、あの集団にコネとかは全く意味がないと思われますが。


「サカモトデイズ」勢羽真冬の強さ

武器は靴に仕込んだブレード

 勢羽真冬の武器は靴の踵部分に仕込んだブレード。

 そのブレードと体術を組み合わせたトリッキーな戦い方を得意としています。

 純粋な戦闘技術のみで言えばシンより上。

 とは言え、そこに圧倒的な差と言えるほどのものはなく、JCC編入試験では「運動準備電位」の先読みによる未来視を発動したシンに敗北していました。

 銃器なども普通に使いこなしており、基本的な戦闘技術は一通り備わっている模様。

 シンからは”場慣れ”していると評されていましたから、実戦経験も相当に積んでいるようです。

楽にも認められた才能

 JCC編入試験において勢羽真冬はその才能の片鱗を発揮しています。

 三次試験で推薦組受験生・軟柔(しなや)の肉体を遠隔操作で操り、試験に乱入してきたスラーの部下・楽(がく)

 その圧倒的な脅威を前に避難を指示された受験生たちでしたが、逃げることなく立ち向かったシンに感化され、共に軟柔(楽)に立ち向かった真冬と推薦組・虎丸尚

 楽は(作中描写的に)ORDERクラスの実力者ですから、当然3人がかりだろうと手も足も出ません。

 しかし真冬は虎丸との即興コンビで軟柔(楽)にゴーグルに僅かですが傷をつけることに成功。

 楽に一矢報い、虎丸と共に楽からその殺し屋としての才能を認められていました。


「サカモトデイズ」勢羽真冬、虎丸と共にスラーに拉致される

 シンや赤尾晶、虎丸たちと共にJCC編入試験に見事合格した勢羽真冬。

 しかし、編入試験で楽に目をつけられた真冬は、試験終了直後、裏切り者の京(かなぐり)によって虎丸とともにスラー一派のアジトに拉致されてしまいます。

 スラー一派が編入試験にちょっかいを出した目的は、才能ある若手をスカウトすること。

 スラーからの突然の誘いに真冬と虎丸も首を縦に振ることはありませんでしたが、スラー一派は二人を監禁し、気が変わるまでじっくり待つ方針のようです。

 真冬たちも脱出を試みていましたが、鹿島から傷の治療を受けた際、身体の中に小型の爆弾を仕込まれてしまい、逃げ出せば木っ端みじん。

 自力での脱出は難しそうです。

 加えて虎丸はイケメンのスラーに「推し変」してしまうリスクも抱えており……(?)

 

 というか、良く動いてかわいい虎丸とツッコミ系の真冬は見ていて良いコンビですね。

 推せます。

 現在は本心こそ不明ですが虎丸と共にスラー一派に協力させられているようで……

「サカモトデイズ」勢羽真冬と兄・夏生

 勢羽真冬は、かつてスラー一派・鹿島の下でバイトをしていた”透明野郎”こと勢羽夏生の弟です。

 夏生は鹿島の下でバイトをしていた際は、シンたちと敵対したこともありますが、バイトが終わった現在はスラーたちとは無関係。

 普段は武器製造科の研究室1年生としてJCCに通う優秀な生徒です。

 今のところ兄弟の直接的な絡みはありませんが、兄弟仲は悪くない模様。

 ただし、真冬の方はJCCの正式試験日当日に夏生からインフルエンザをうつされ、編入試験を受けるはめになってしまったらしく「クソ兄貴」と悪態をついていました。

 兄とは4歳差で、弟を気に掛ける兄と、それをウザがりつつも内心信頼している弟、みたいな関係性ですね。

 真冬がスラー一派に拉致されたことを把握した時などは、弟を救出するためスラー一派に接触するなどかなりなりふり構わず動いていました。

「サカモトデイズ」勢羽真冬がORDERを目指す理由

 真冬がORDERを目指す理由は兄である夏生のためでした。

 二人の父親は彼らを最高の殺し屋に育て上げ、ORDERに入隊させることを目標としていました。

 しかし真冬たちはあまりそんなことに興味がありません。

 焦った父親は、真冬をORDERの育成施設(アルカマル?)に入れようとしますが、それに待ったをかけたのが夏生でした。

 自分がJCC卒業後にそちらに行くので、真冬は勘弁してやってくれと頼みます。

 それをこっそり聞いていたのが真冬。

 真冬は夏生が殺し屋ではなく武器職人を目指していたことを知っています。

 真冬は兄がJCCを卒業するより早く自分がORDERに入隊することで、兄がORDERの育成施設に行かなくてもよいようにしようと考えていたのです。

 

 しかし後に兄がORDERの育成施設にいくつもりなどサラサラなく、後から真冬を迎えに来て父親からトンズラするつもりだったと聞いて安堵。

 真冬がORDERを目指す理由はなくなりました。

「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧

 



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