今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、中国マフィア陸家の幹部「ルー・ウータン」について解説します。
ウータンは武闘派マフィア陸家頭首の娘だったルー・シャオタンのコンシリエーリ(相談役)。
ルーに常軌を逸した敬意と愛情を向けており、彼女を連れ戻しに日本にやってきます。
戦闘能力はないものの、頭脳に関しては作中随一の切れ者。
本記事ではそんなウータンのプロフィールやルーとの関係、作中での活躍を中心に解説してまいります。
「サカモトデイズ」ウータンのプロフィール
基本プロフィール(本名・年齢・所属など)
本名 | 陸 無糖(ルー・ウータン) |
年齢 | 21歳(初登場時) |
所属/役職 | 陸家/コンシリエーリ(相談役) |
ルー・ウータン(陸 無糖)は中国系武闘派マフィア陸家の幹部であり、頭首の娘だったルー・シャオタン(陸 少糖)のコンシリエーリ(相談役)。
外見は長い黒髪を三つ編みにしたのっぺりした顔立ちの優男。
性格は真面目で基本的に冷静沈着、ややプライドが高く見栄っ張りなところがあります。
ただルーに対してはやや行き過ぎた敬意と愛情を向けており、彼女が関わると冷静さを失い興奮して鼻血ばかり出している変態に(詳細は後述)。
作中ではルーを連れ戻すために日本にやってきますが、彼女が坂本商店で楽しそうにやっていると理解すると、最終的に大人しく引き下がっています。
武闘派マフィアの頭脳派幹部
ウータンは中国系武闘派マフィア陸家の幹部です。
元々、陸家の分家だったウータンは幼い頃からマフィア見習いとして組織に所属していました。
ウータンは腕っぷしが弱く、武闘派の陸家の中では幼い頃は見下されていましたが、最終的に彼は頭脳だけで幹部にのし上がり、組織のブレーンと呼ばれるまでに。
ただ、やはり陸家は最終的に力で解決しようとする脳筋集団。
回りくどいウータンのやり方は部下たちからも疎まれており、作中では部下たちから叛乱を起こされたこともあります。
「サカモトデイズ」ウータンとルー
ルーへの恩と過去
陸家の分家筋であるウータンは、当主の娘であるルーとは遠い親戚にあたります。
二人が初めて会ったのはウータンが11歳、ルーが8歳の時。
周囲からいじめられていたウータンをルーが助けに入ったことが切っ掛けです。
当時のウータンは、腕っぷしが全てのマフィア社会で頭脳しか取り柄がない弱者と見下されていましたが、ルーはそんなウータンの頭脳を立派な武器だと称賛。
初めて他人から認められたウータンは奮起し、その頭脳を以って組織の幹部にまで上り詰めることに。
自分を取り立ててくれた陸家とルーに深い恩義を抱いています。
恋愛感情というより厄介オタと推し
ウータンはルーのことを直視しただけで鼻血を出すほどに溺愛。
ルーはウータンのことを「変態おせっかいコンシリエーリ」と呼んで気味悪がっています。
ただウータンのこの好意が恋愛感情かと言うと、それはちょっと違う気がします。
年齢は三歳差で近いのですが、ウータンがルーに抱いているのは行き過ぎた敬愛。
厄介オタと推しの関係に近いものがあり、ルーが幸せで最終的に守ることさえできれば、自分自身がどうこうしたいというわけではなさそうです。
「サカモトデイズ」ウータンとカジノバトル
ウータンの初登場は原作34話。
彼は坂本商店で働くルーの下を訪れ、中国に戻って不在となっている陸家頭首の座に就いて欲しいと願い出ます。
そしてその為には坂本とシンが邪魔だと判断したウータンは、ルーの身柄とスラーの情報をかけて二人にカジノバトルを挑みました。
イカサマと超能力で稼ぐ坂本とシンに対し、正攻法で互角の勝負を繰り広げるウータン。
しかし勝負の最中、そのまどろっこしいやり口にいら立った部下が叛乱を起こしてしまいます。
窮地を坂本に救われたウータンは、ルーを危険に晒してしまったことを詫び、素直に敗北を認めたのでした。
「サカモトデイズ」ウータンからの情報
ウータンはスラーについて直接的な情報は持っていませんでしたが、スラーの雇った四人の死刑囚について坂本たちに警告します。
ウータンは危険だから近づくな、と言いたかったのですが、坂本たちはORDERより早く死刑囚に接触して情報を引き出そうと考えました。
説得を諦めたウータンはルーを坂本たちに託し、引き続きスラーの情報を集めると言って組織に戻ることに。
引き続きマフィアサイドからの情報収集役を担ってくれています。
またこの時、シンの超能力について一つアドバイスを送っており、これによりシンは疑似的な未来視を習得し、大幅にパワーアップを遂げていました。
「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧
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