今回は「ジャンプ+」で連載中のオカルティックラブコメ「ダンダダン」より、主人公の一人「オカルン」こと「高倉健」について解説します。
オカルンはある事情から妖怪ターボババアに呪われ、イチモツを奪われてしまった少年。
作中では呪いの力を借りて変身し、妖怪や宇宙人らと激闘を繰り広げています。
本名は言わずと知れた大御所俳優と同姓同名ですが、その名を呼ぶことを嫌がる綾瀬桃によって「オカルン」と呼ばれることに。
本記事ではそんなオカルンのプロフィールや能力、その魅力を中心に解説してまいります。
「ダンダダン」オカルン(高倉健)のプロフィール
基本プロフィール(声優など)
オカルン(高倉健)は本作の主人公の一人。
宇宙人を信じる根暗で内向的なオタク気質の男子高校生です。
本名は言わずと知れた大御所俳優と同姓同名の「高倉健」ですが、その俳優の大ファンであるもう一人の主人公・綾瀬桃(モモ)が彼をその名で呼ぶことを嫌がり、作中では主に「オカルン」というあだ名で呼ばれています。
元々何ら特別な力のないごく普通の少年でしたが、モモとの意地の張り合いが切っ掛けで妖怪ターボババアに憑りつかれ、イチモツを喪失。
その後、モモやその祖母の協力により何とかターボババアの意識を追い出すことに成功、以降は身体の中に残ったターボババアの霊力を引き出し変身することが出来るようになっています。
ちなみに身体を取り戻した際、”サオ”は取り戻したものの”玉”は行方不明に。
その後、彼は何故か自分の”玉”をめぐって宇宙人や妖怪たちと争奪戦を繰り広げることとなります。
声優は花江夏樹さんが担当。
髪型がオシャレに変化
オカルンは元々、メガネに短髪刈り上げのオシャレとは縁遠いオタク少年です。
そのこと自体は物語が進んでからも変わらないのですが、彼はターボババアの力を引き出し変身すると髪型が変化。
変身が解けてからも髪型だけは変化したままま、いわゆる「ツイストスパイラルパーマ(+センターパート+ツーブロック)」のようなオシャレな髪型に変わっています。
元の髪型も雰囲気に合っていて可愛いのですが、変身後の髪型はよりカッコいいとファンの間で評判ですね。
「ダンダダン」オカルン(高倉健)の能力(強さ)
オカルンはターボババアの霊力を引き出して戦う高速機動タイプの前衛です。
ターボババア由来の超高速で動き回り、肉弾戦で敵を薙ぎ倒すステゴロスタイル。
ただしその高速機動は肉体への負担も大きくあまり多用はできません。
物語が進むにつれ徐々に改善されていますが、本気の動きは1日2回が限界の様です。
変身時は髪が白く染まって逆立ち、顔の下半分が剥き出しの歯のようなマスクで覆われます。
また見た目だけでなく、性格もターボババアに引きずられダウナーでファンキーなものに変化。
普段の丁寧な口調が崩れてフランクなものになり、モモたちのことも”ちゃん”付けで呼ぶようになります。
口癖は「萎えるぜ」。
また変身にはもう一段上の形態も存在。
こちらの形態では顔を覆うマスクが存在せず、より強くオカルンの意思が表に出ています。
「ダンダダン」オカルン(高倉健)と綾瀬桃(モモ)
オカルンともう一人の主人公・綾瀬桃(モモ)は今のところ友達以上恋人未満。
当初は共に窮地を潜り抜けた戦友といった関係性でしたが、比較的早く互いのことを異性として意識するようになっています。
ただしオカルンはこれまでまともに友達がいたこともなかったため、対人関係に関して自己評価が低く、自分の気持ちに非常に鈍感。
モモのこともあくまで友達と捉えており、自分の気持ちを理解しているかも怪しいところです。
自分に自信がなく、恋心に蓋をしている、といった印象ですね。
一方のモモは元々恋愛に対して積極的だったため、オカルンへの気持ちもしっかり自覚済み。
ただオカルンがそんな感じなので、今一つ踏み込めずにいるようです。
物語的に当分このジレジレした関係性が続くことになるんでしょうね。
「ダンダダン」オカルン(高倉健)はここがかっこいい
ヘタレ具合とのギャップが凄い
オカルンは普段は非常にヘタレです。
元々コミュニケーション能力に難があり、友達が欲しいとは思ってはいるものの酷い人見知り。
そのくせ、少しでも気を許すと途端に明け透けになり、距離を詰めすぎてウザがられるタイプのオタク。
戦いになっても、基本的にはすぐにヘタレて弱音を吐いています。
しかし友達がいなかった分、非常の友達想いで友達のピンチには真価を発揮するタイプの主人公。
ヘタレて弱音を吐きながらも、大事なところでは最後までくじけないギャップ系の男なのです。
ライバルにも親身になれる優しさ
オカルンにとってジジはモモをめぐる恋のライバルです。
ジジの登場当初からイケメンで明るく人気者のジジにオカルンは劣等感を刺激され続けていました。
「邪視」に憑りつかれ、両親や周囲を傷つけてしまっていたジジ。
オカルンはジジの人柄や置かれた境遇に触れるうち、ライバルである彼を友達として助けたいと思うようになります。
「邪視」に身体を乗っ取られ暴れまわるジジに立ち向かうオカルンの姿は作中でも屈指の見せ場ですね。
「ジジはモモちゃんを」
「傷つけたり」
「絶対しねぇ」
「返せよ」
「ジブンの大切な友達を」
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