今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、元ORDER四ツ村の息子「周(あまね)」について解説します。
周はJCC(殺し屋養成所)に所属する若き殺し屋候補生。
ある事情から殺連を憎み、当初は殺連と敵対するスラー一派と手を組もうとしていました。
最終的にスラーのやり方について行けず、坂本たちと行動を共にすることになった周。
本記事では周のプロフィールや人間関係、彼が何故殺連と父親を憎むようになったのかなどを中心に解説していまいります。
「サカモトデイズ」周(あまね)のプロフィール
基本プロフィール(年齢、誕生日など)
年齢 | 15歳 |
生年月日(誕生日) | 不明 |
所属 | JCC生徒 |
周(あまね)はJCC編から登場した殺し屋志望の少年。
見た目は鋭い目つきが特徴の端正な顔立ちの少年。
ぶっきらぼうな態度をとっていますが、根は素直で純粋。
悪いと思えば素直に謝ることができ、周囲の生徒たちからも慕われています。
幼い頃からJCCで育てられ、成績は校内トップ。
先端に刃のついた長大な四節棍の使い手で、その実力は既にプロクラスです。
殺連と父を憎み、スラーの仲間入りを目指す
周は殺連と父親を憎んでいます。
彼はJCC内で殺連に批判的な生徒が集まる学生寮に住んでおり、生徒たちの中では顔役的な存在。
殺連と敵対するスラー一派の鹿島とも密かにコンタクトをとっており、スラー一派への仲間入りを交渉していました。
周囲の生徒たちは殺連が殺し屋市場を独占していることを理由に殺連を批判していましたが、周が殺連を憎むのはもっと個人的な理由によるものです。
周が本当に憎んでいるのは元殺連の殺し屋であった父・四ツ村暁。
彼は幼い頃に母を殺して失踪した父を憎み、父も殺連も抹殺しなくてはならないと信じていたのです。
「サカモトデイズ」周(あまね)と父・四ツ村暁
周の父・四ツ村暁は8年前、周が7歳の時に彼の母親を殺害。
その後、殺連幹部の暗殺を試みて失敗、殺連に追われる身となり行方をくらましました。
父が母を殺害した場面を目撃した周は、父が母を殺した理由を知らないまま父のことを憎んで育つことになります。
しかし以前の四ツ村は周囲が呆れるほどの愛妻家で子煩悩(ただし周はあまり父親に懐いていなかった)。
そのことを知るかつての同僚・坂本たちは四ツ村の凶行に裏があることを察しています。
「サカモトデイズ」周(あまね)とデータバンク
母親の死後、周はJCCで用務員をしている廟堂というおじいさんに引き取られます。
廟堂は周の母方の祖父。
彼は気の良い優しい祖父として、暴走しがちな周をいつも温かく見守っています。
元殺し屋でもある祖父は、JCCに長年勤務する生き字引。
超人的な記憶能力を持っていて学生時代に「データーバンク」というあだ名をつけられていました。
OBを含めた38,764人のJCC生徒の全情報を記憶しており、「データバンク」の名はJCC内で半ば都市伝説のように語られています。
孫である周も、廟堂ほどではありませんが瞬間記憶能力を受け継いでおり、作中では画面越しに見た相手の目に映った景色まで完璧に記憶していました。
「サカモトデイズ」周(あまね)の過去
周の父・四ツ村が母・慈乃を殺害した裏には、周の知らない裏事情がありました。
当時の四ツ村は殺連会長の右腕であり、実質的な殺連のNo.2。
殺連内の権力争いの渦中にある人物でした。
四ツ村夫妻は非常に仲睦まじい夫婦に見えましたが、実は慈乃は四ツ村と敵対する反会長派から送り込まれた人間。
四ツ村と結婚したのも、彼に周という弱点を作るためでした。
そして殺連会長暗殺計画が動き出すと、慈乃は周を人質に取り四ツ村に計画を見逃すよう脅迫。
ただ四ツ村相手に人質など通用するはずがなく、彼は息子を守るため「動いた」ことすら気取らせず妻を殺害。
その場面だけを目撃した周は、父親が殺連の事情で罪の無い母親を殺害したのだと考え、殺連と父親を憎むようになりました。
その後、会長が暗殺され殺連内の権力闘争に敗れた四ツ村は失踪、現在は大手を振って息子に会いに行くため殺連の壊滅を目論んでいます。
「サカモトデイズ」周(あまね)の今後
殺連と父親への復讐のため、スラー一派と手を組もうとしていた周。
しかしスラー一派の被害を省みない強引なやり方に嫌気がさした周は、最終的に坂本たちと協力してJCCに入り込んだスラー一派を撃退します。
周は殺連への恨みはいったん棚上げ。
父親である四ツ村を探すため、JCCを出て坂本商店に身を寄せることになります。
ただ幼い頃からJCCのバイオレンスな環境で育った周。
一般社会の常識には疎いようで、しばらくは周囲に迷惑をかける日々が続きそうです。
……ちなみに、父親である四ツ村は神々廻によって表向き始末されたことになっていますが、その身柄はこっそり南雲が確保。
現在は南雲の手駒「動ける死体」として暗躍しています。
彼ら親子の再会がどのようなものになるのか、要注目ですね。
「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧
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