今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、殺連史上最強スナイパー「上終(かみはて)」について解説します。
上終(かみはて)は殺連直属の特務部隊、殺し屋界の最高戦力「ORDER」に所属する殺し屋。
狙撃の腕は超一流ですが引きこもりで誰もその姿を見た事が無い変人で、非常に俗っぽく小者っぽい性格をしています。
作中では平助と最強スナイパー対決を繰り広げた上終(かみはて)。
本記事ではそんな彼(?)のプロフィールや強さ、坂本との因縁などを中心に解説してまいります。
「サカモトデイズ」上終(かみはて)のプロフィール
基本プロフィール
年齢 | 不明 |
生年月日(誕生日) | 不明 |
所属 | ORDER |
上終(かみはて)は殺連直属の特務部隊、殺し屋界の最高戦力「ORDER(オーダー)」に所属する狙撃手。
とてつもない変人の引きこもりで、ORDERメンバーを含め、その姿は誰も見たことがありません。
言動からすれば恐らく性別は男だと思いますが、実は女性説もファンの間で流れていましたね。
過去回想で坂本のことを「新入り」と呼んでいたので、ORDERとしては坂本たちの先輩だと思われます。
プライドが高く引きこもりのくせに意外とかまってちゃんな面倒くさい小者系。
ギネス記録にこだわったり、貯金を無駄遣いさせられたことに恨み節を吐いたり、実力と反比例してとても俗っぽい性格をしています。
お天気お姉さん好きで「おさらぎかわいい」
上終(かみはて)は普通に女好き。
キレイなお姉さんの写真を盾にされると狙撃ができなくなり、一種の弱点と言ってもよい程です。
本人曰く「お天気お姉さん」が好きということですが、133話では狙撃で五十音表を撃ち抜き「おさらぎかわいい」とメッセージを送ってきており、普通に守備範囲は広いものと思われます。
大佛(おさらぎ)はどう見ても「お天気お姉さん」とは正反対のタイプですし。
「サカモトデイズ」上終(かみはて)の強さ
有効射程距離8km、殺連史上最強スナイパー
その有効射程距離は8kmと規格外で(この記録には疑義あり、詳細は後述)、一度上終(かみはて)に狙われたら逃れる術はないと坂本に言わしめたほど。
長距離狙撃ギネス記録保持者であり、「世界で最も影響力の有る殺し屋」に日本人で唯一選出されたこともあるそうです。
この手の超人バトル作品だと強い奴は普通に銃弾を避けたり弾いたりできるので、銃使いってあまり強いイメージがありませんが、上終(かみはて)クラスだと射程が長すぎて、坂本でさえ一方的にやられ続けるしかありません。
バトルで強いというより、狙われたら厄介というタイプの殺し屋と言えるでしょう。
一発の銃弾で状況を支配
作中では眞霜平助が跳弾を自在に操る凄腕スナイパーとして登場していますが、上終(かみはて)の技量は平助と比べても一段上。
ただ銃弾を当てるだけでなく、周囲の状況を上手く利用し、コントロールすることを得意としています。
作中ではクレーンや道路標識に銃弾を当てて間接的に敵を攻撃したり、回転するタイヤのホイールを利用して銃弾を曲げたりと、人の想像を超えた自由な戦い方がその特徴。
周囲の状況を利用するのが得意という意味では坂本太郎に通じるものがありそうですね。
「サカモトデイズ」上終(かみはて)と坂本の過去
上終(かみはて)と坂本には過去にある因縁があり、それが原因でスラーが襲撃を目論んでいる「世紀の殺し屋展」への坂本の参加を妨害していました。
その発端は坂本がORDERに所属していた9年前のある殺し。
この時の殺しのターゲットは殺した少女の血を使って絵具にするという変態画家で、上終(かみはて)は8km離れた場所からターゲットを狙っていました。
この狙撃に成功すれば長距離狙撃ギネス記録保持者になることができると張り切っていた上終(かみはて)。
ターゲットの背後に仕事がブッキングした坂本が現れ、戸惑う一幕もありましたが、無事に狙撃は成功した……かに思われていました。
その後ターゲットが殺された時に描いていた遺作が展示されていると聞き、気になった上終(かみはて)が見に行くと、その遺作にはターゲットの血痕がべったり。
上終(かみはて)の狙撃は絵画越しにターゲットを狙撃していたため、上終(かみはて)がターゲットを仕留めたのなら血痕が絵画につくはずがありません。
つまりターゲットを殺したのは上終(かみはて)ではなく坂本。
その時の遺作が「世紀の殺し屋展」に出品されていると聞いた上終(かみはて)は、自分のギネス記録が幻だと知られないために、坂本にその遺作を見せまいと妨害をしていたのです。
「サカモトデイズ」上終(かみはて)VS平助
「世紀の殺し屋展」への参加を妨害しようと坂本たちを襲撃する上終(かみはて)。
その上終(かみはて)に挑んだのは、豹(ひょう)の死に責任を感じ、スランプに陥っていたスナイパー平助でした。
自在に跳弾を操る技量を持つ平助ですが、上終(かみはて)の技量はそれより一回り上。
しかもタイの戦いで一般人を巻き込んだトラウマから人ごみの中では動けなくなり、平助は防戦一方となってしまいます。
上終(かみはて)の弾道をそのままなぞることで辛うじて一矢報いますが、それも上終(かみはて)には二度は通じません。
防弾チョッキやピースケの捨て身の献身がなければ、平助はとっくに死亡していたでしょう。
平助は咄嗟に銃を振り回すことで遠心力で銃弾を曲げ、再び上終(かみはて)と相撃ちに(互いに防弾チョッキがあったのでダメージはほとんどなし)。
その後、近接戦での撃ち合いの中、平助に顔を見られてしまったことでプライドの高い上終(かみはて)が半狂乱となり、戦いは終了。
そのままグダグダの状況に陥ってしまい、上終(かみはて)は坂本に「世紀の殺し屋展」のチケットを投げつけて去っていきました。
【まとめ】「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧
コメント