今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、スラー一派のお兄ちゃん「ハルマ」について解説します。
ハルマは殺連の壊滅を目論むスラー一派の一人。
当初はスラーたちとは別行動をとっていましたが、ORDERとの本格的な戦いを前に熊埜御(くまのみ)と共に合流。
その戦闘力にスラー(有月)や楽は絶大な信頼を置いているようです。
本記事ではハルマのプロフィールや強さ、優しそうに見えるその素顔や過去を中心に解説してまいります。
「サカモトデイズ」ハルマのプロフィール
基本プロフィール
年齢 | 不明 |
生年月日(誕生日) | 不明 |
所属 | スラー一派 |
ハルマは殺連を滅ぼし、殺し屋界に新たな秩序を創ろうとする男・スラー(有月)に協力している男性です。
外見は顔面に大きく描かれたうずまき状の刺青と糸目が特徴の細マッチョ。
年齢は不明ですが、仲間の楽(がく)より2歳、熊埜御(くまのみ)より1歳年上です。
性格は一見したところ温和で優しいお兄ちゃん系。
作中では誰に対しても気遣いを忘れず、虎丸にもあっという間に懐かれていました。
ただその内面は今のところほとんど語られておらず、その穏やかさがかえって不気味な印象を与えています。
スラー(有月)と同じ殺連直属の児童養護施設の出身(後述)で、その縁でスラーに協力しています。
ORDERとの本格的な戦いを前に合流(初登場)
当初スラーや楽たちと別行動をとっていたハルマ。
104話でスラーの口からその存在が明かされ、ORDER(オーダー)との本格的な戦いを前に熊埜御(くまのみ)と共に一派に合流することが判明。
楽は「あいつら来るなら俺寝てていい?」と発言し、彼らの強さに絶大な信頼を寄せていました。
そして実際にハルマが登場したのは121話。
タイのバンコクにあるアジトで、楽が真冬とPKをしているところに熊埜御(くまのみ)とともに現れて一派に合流します。
ただしこの時は熊埜御(くまのみ)がメインで話をしていたため、ハルマの印象は彼女の陰に隠れてしまっていました。
「サカモトデイズ」ハルマの強さ
スポーツ、特に球技は得意
ハルマはORDER(オーダー)と同格、作中最強クラスの使い手です。
ただ、その戦闘スタイルは少し独特。
自己申告ではありますがあまり格闘技が得意でないということで、直接殴ったり蹴ったりといった攻撃手段はほとんどとりません。
逆に「スポーツ、特に球技は割と得意」とも発言しており、球技を軸にした「球を投げる・ぶつける」といった戦い方を得意としているようです。
また非常に良い身体つきをしているので、フィジカル面に関してはスラー一派でもトップクラスですね。
必殺技は砲丸スパイク(サーブ)?
139話ではハルマがその力の一端を披露。
殺連の殺し屋たち相手に、豪快な砲丸スパイク(サーブ)をぶちかましています。
ハルマは腰に小振りな砲丸を4つぶら下げており、その砲丸をバレーのスパイク(サーブ?)の要領で敵に打ち込むスタイルを得意としているようです。
打ち込まれた砲丸は小振りながらミサイル並みの破壊力で周囲の敵を一掃していました。
「HUNTER×HUNTER」のレイザーみたいなスタイルなのかと思われていましたが、ハルマはスパイク以外にも様々なスポーツの技を戦いに転用。
どうもハルマはかなりの自信家らしく、普通に戦っても詰まらないので、敢えて自分をスポーツのルールに当てはめて戦っていたようです。
スポーツスタイルは、その方が強いからではなく、自分が楽しむための縛りだったわけですね。
「サカモトデイズ」ハルマの過去(アルカマル)
ハルマはスラー(有月)や楽、熊埜御(くまのみ)、宇田さんらと同じ殺連直属の児童養護施設「アルカマル」の出身です。
児童養護施設は数年前に何者かの襲撃にあい焼失。
その際に後のスラー一派のメンバーとなっている生徒5名と職員1名が行方不明となっており、恐らくスラーが自分の過去を消すために施設を襲撃したのだろうと言われています。
実はこのアルカマルは身寄りのない子供を集め、人工的にORDERメンバーを育成しようとしていた組織。
スラーや楽、ハルマや熊埜御(くまのみ)もORDERメンバーになる可能性があったようです。
そりゃ強いのも納得ですね。
ちなみにアルカマルは、アラビア語で「月」を意味する言葉です。
「サカモトデイズ」ハルマは優しい? ヤバイ?
ハルマは苛烈で厳しい熊埜御(くまのみ)とは対照的に、穏やかで優しいお兄ちゃんとして描かれていますが、同時に非常に不気味な存在でもあります。
スラーのアジトに連れてこられ緊張する殺連幹部武藤に対しても、汗をかいているぞとスポーツドリンクを手渡す気遣いの人。
スラーたちにしごかれ泣きが入っている虎丸もハルマに助けを求めて甘える姿が描かれていました。
しかし殺連幹部の武藤は誰が見てもただの使い捨ての駒、虎丸も真冬も結局、ORDERにダメージを与える死兵として使われています。
ハルマ当人が計画したことではありませんが、優しい顔で相手を切り捨てるその様は、実は相当ヤバい奴なのでは、と……
「サカモトデイズ」ハルマ、死亡
167話でハルマは、世紀の殺し屋展の会場で最強爺篁さんに襲われ死亡しています。
166話の時点で致命傷を負っていた印象でしたが、有月を守るために最後の力を振り絞って篁さんと戦い、敢え無く両断されました。
それでも止まることのない篁さんでしたが、この決死の特攻が、有月にある変化をもたらし、彼の命を救うことになります。
「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧
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