今回は魔物食という異色のテーマを扱う人気作「ダンジョン飯」から、使い魔を使役する女エルフ「フレキ」について解説します。
フレキはエルフによる迷宮制圧のスペシャリスト・カナリア隊に所属する隊員であり囚人の一人。
カラスのような使い魔を用いた通信・探索から簡単な戦闘までこなせる万能キャラですが、重度の麻薬中毒者でお調子者なのがたまに瑕です。
本記事ではそんなフレキのプロフィールや過去、人間関係やその後(最後)を中心に解説してまいります。
「ダンジョン飯」フレキのプロフィール
基本プロフィール(年齢、声優など)
種族 | エルフ |
年齢 | 130歳 |
誕生日 | 10月23日 |
出身地 | 南中央大陸 |
家族構成 | 父、母、兄 |
体格 | 身長140cm前後、BMI 18 |
好物 | 激辛料理 |
苦手 | 人参 |
声優 | 篠原侑 |
フレキは迷宮制圧のスペシャリスト・カナリア隊に所属する隊員であり囚人の一人(詳細は後述)。
外見は長い金髪を無造作に伸ばした小柄な女エルフで、美人ではあるのですが田舎のヤンキーのようなガラの悪さがにじみ出ています。
麻薬中毒者であり、常にテンション高め。
口が悪くお調子者ですが、愛されキャラでなんだかんだ周囲との仲は良好です。
カラスの使い魔(召喚術)を使役するがリスクも高い
フレキは召喚術でカラスのような使い魔を呼び出し、使役します。
この使い魔が実に万能で、作中では迷宮内での斥候・探査、仲間との通信連絡手段など様々な用途で活躍していました。
戦闘は本職ではなさそうですが、使い魔でマルシルの肩を抉ったりと、牽制程度のことはこなせるようです。
一方で、フレキは使い魔と意識を完全にリンクさせることが多く、その状態で使い魔が殺されるとフレキ自身の神経も破壊され植物状態になってしまうというリスクも。
意識の完全リンクは非常に危険ですが、ダンジョン内では蘇生が可能なため、フレキは一度殺され蘇生されることで復帰を果たしていました。
「ダンジョン飯」フレキの過去
フレキは重度の麻薬中毒者です。
彼女にはこの世界が掃き溜めのようにしか見えず、金が手に入るとすぐに麻薬を入手しトリップしています。
特に幻覚作用のある茸を食べて使い魔を操作(意識を完全にリンク)するのがお気に入りで、そうすると本人曰く「本当」の世界が見えるのだとか。
そこでは何もかもが煌めいていて鮮明で、泣きたくなるほど美しいそうです。
彼女は麻薬を購入するための金稼ぎのために古代魔術品の所持及び売買という罪を犯し、刑期240年の囚人となりました。
「ダンジョン飯」フレキとカナリア隊
フレキが所属するカナリア隊は、エルフによる迷宮の調査・制圧を目的とした部隊。
その任務の危険性故、隊員は名家出身の看守と古代魔術に関わった囚人から構成されています。
班の構成は看守2名、囚人4名の6名体制で、フレキの班は隊長がミスルン、フレキの担当看守がパッタドルで、彼女はフレキとリシオンの2名を担当しています。
パッタドルは新人で張り切り過ぎて囚人たちからウザがられ嫌われていますが、フレキとリシオンは比較的大らかな性格をしているため、パッタドルとの関係もそれほど悪くはありません。
「ダンジョン飯」フレキとリシオン
フレキと同じ囚人のリシオンは、カナリア隊の中でも仲が良く、一緒にいる描写の多い組み合わせです。
同じパッタドル担当の囚人というのもありますが、使い魔とリンクしている最中はフレキ本人が動けなくなってしまうので、その間、力の強いリシオンがフレキを運んだり世話をしています。
ファンの間では田舎のヤンキーカップルみたいだと話題になっていました。
本編では特に艶っぽい描写はありませんでしたが、ファンブックでは特にリシオンがフレキに強めの感情を抱いていたことが判明しています。
「ダンジョン飯」フレキのその後(ミスルンと?)
本編終了後、カナリア隊の囚人たちは女王の恩赦により刑期が短縮されています。
ただカナリア隊は迷宮がなくなったことで、活動目的を失い、囚人たちは再収監される可能性が高くなっていました。
それを嫌がったフレキは、カナリア隊を辞める隊長のミスルンに媚びまくって、彼について行くことで再収監を逃れようと試みます。
ミスルンがそれを了承したところまではフレキの目論見通りだったのですが、ミスルンはカナリア隊を辞めた後、メリニに残って悪魔の監視や魔物の記録を続けることを宣言。
今まで蘇生術前提で使い魔を使役していたのに、蘇生術もなしにこんな危険な地に残るなんて悲惨なことになるに決まっている。
そう察したフレキは、その場で牢屋に戻してくれと大騒ぎしたのでした(実際にミスルンについて行ったかまでは不明)。
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