今回は魔物食という異色のテーマを扱う人気作「ダンジョン飯」から、心優しいオーガの少女「イヌタデ」について解説します。
イヌタデは東方からやってきた侍(軽戦士)シュローの実家に仕える忍者部隊の一人。
金棒を振るうパワフルな戦士ですが、非常に心優しくおおらかで、気まぐれなイヅツミとも良好な関係を築いていました。
本記事ではそんなイヌダテのプロフィールや過去、オーガの特徴や人間関係を中心に解説してまいります。
「ダンジョン飯」イヌタデのプロフィール
基本プロフィール(年齢、声優など)
種族 | オーガ |
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 12月23日 |
出身地 | 東方群島 |
家族構成 | ー |
体格 | 身長195cm前後、BMI 28 |
好物 | 白飯 |
苦手 | とくになし |
声優 | 古谷佳乃 |
イヌタデは東方からやってきた侍(軽戦士)シュローの実家に仕える忍者部隊の一人。
頭部のツノと筋骨隆々とした巨体、愛嬌のある笑顔が特徴のオーガの少女です。
イヌタデというのは通り名で、由来はタデ科の植物イヌタデ(タデ食う虫も好き好き、のタデ)。
本名は「ヒジョウヒ」と言います。
性格は心優しくおおらかで食いしん坊。
見た目通りの気の良い鬼のお嬢さんです。
典型的なパワーファイター(星一つ)
イヌタデは見た目通り典型的なパワーファイターです。
彼女が振るう金棒の攻撃力は凄まじく、作中ではシーサーペントの巨体を一撃で打ちのめしていました。
非常に腕っぷしは強いのですが、イヌタデが仕える半本家(なかもとけ)は工作や諜報活動を行ってきた家で、彼女の役割は忍者。
密偵としては使いどころが難しく、彼女の上司であるマイヅルは頭を悩ませています。
ちなみに半本家の忍者衆の顔にはホクロのような星の入れ墨が刻まれており、この数が家中での地位を表しています。
マイヅル、ヒエン、ベニチドリが星二つで、イヌタデは星一つ、イヅツミはゼロです。
「ダンジョン飯」イヌタデたちオーガとは?
平均身長 | 男性 | 200cm |
女性 | 190cm | |
平均寿命 | 15歳(人間・短命種) | |
成人年齢 | 58歳 |
イヌタデたちオーガは、頭のツノと筋骨隆々たる巨体が特徴の種族です(コボルトやオークのような亜人種ではない)。
歴史を辿れば大きな国を築いていた時代もあったものの、人口は減少の一途。
現在では絶滅の危機に瀕しており、東方群島を中心にいくつかの集落が残存するのみとなっています。
ちなみに人口減少の原因は、巨体のため馬に乗れず集落の移動ができなかったからだとか、大食漢のため食糧難に陥りやすいからだとか、諸説あります。
またツノを削ったり犬歯を抜いたりすると力が弱まるという俗説があり、トールマンの都市で生活するオーガにはツノや牙がないものが多いそうです。
「ダンジョン飯」イヌタデの過去
イヌタデたちオーガが置かれた環境はあまり良いものではなく、イヌタデも物心つく前に親元を離れ、賭け相撲の力士として育てられました。
その後、イヌタデは初土俵をたまたま見に来ていたシュローの父に気に入られ、半本家に買い取られることに。
チャームポイントの前歯はその初戦で折ったものだそうです。
かなり過酷な環境で育ったらしく、シュローの父を神のように崇めています。
「ダンジョン飯」イヌタデの人間関係
イヌタデはシュロー一行のムードメーカー。
協調性がないイヅツミとも唯一良好な関係を築いており、イヌタデなりの言葉で諭したり、イヅツミがサボった仕事を代わってあげたり、いつも気にかけていました。
決してイヅツミの嫌いなおかずのおこぼれがもらえるから優しくしているわけではありません。
ちなみにイヌタデには、イヅツミが屋根も布団もご飯も服もある半本家から脱走しようとする理由が理解できず、その理由を尋ねたことがあるのですが、イヅツミが「明日の献立が決まっているのが嫌だ」と自由を求めていることに衝撃を受け、以降密かにイヅツミのことを尊敬しています。
シュローは不憫な境遇にあったイヌタデのことを気にかけており、何か言ってやりたいと考えていますが、実際には何も言えずジッと彼女を見つめるのみ。
イヌタデはそんなシュローの視線を怖がっています。
「ダンジョン飯」イヌタデのその後(最後)
イヌタデは本編終了後、シュローたちとともに半本家に帰還しています。
自由気ままな旅に出たイヅツミのことを気にかけていましたが、その後二人が再会する機会があったかどうかは不明です。
ちなみにシュローは実家への帰還前にファリンに再プロポーズを敢行。
見事に振られており、その様子を仲間たちと覗き見ていたイヌタデは、マイヅルと共に涙を流していました(ヒエンとベニチドリは冷めた顔)。
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