今回は「ジャンプ+」の人気野球漫画「忘却バッテリー」から、強豪・氷河高校のエース「桐島 秋斗(きりしま しゅうと)」について解説します。
桐島秋斗は主人公たちのライバルであり、東京都の強豪・氷河高校の絶対的エース。
クールで飄々としていますが、毒舌で笑いに厳しく、特に後輩の巻田を厳しくいじっています。
全国一の強豪・大阪陽盟館高校でエースとなった弟がいて、そのことに強いコンプレックスを抱いています。
本記事ではそんな彼のプロフィールや人間関係などを中心に解説してまいります。
「忘却バッテリー」桐島秋斗のプロフィール
基本プロフィール(誕生日、身長、声優など)
誕生日 | 1月24日 |
身長 | 178cm |
血液型 | AB型 |
所属 | 私立氷河高校 |
出身 | 不明(大阪) |
ポジション | 投手 |
投打 | 左投左打 |
背番号 | 1番 |
家族 | 不明 |
声優 | 河西健吾 |
桐島秋斗は東京都の強豪・私立氷河高校のエース。
外見はクールで飄々とした風貌のメカクレ系で。学年は主人公の要圭や清峰葉流火より一つ上になります。
大阪からの野球留学生で、性格はクールに見えて割に厳しく、かなり毒舌。
ただ傲岸不遜に見えて意外と主人公たちに対しては友好的で、特にかつて智将と呼ばれた要圭のことを気に入っています。
多彩な変化球とキレのある速球を武器とする本格派
桐島秋斗はあらゆる技術がバランスよくまとまったハイレベルな投手です。
多彩な変化球を多用することから変化球投手の印象がありますが、速球も一級品。
とにかく強気で打者の懐をエグるようなピッチングを得意としています。
プレッシャーに強く、ピンチにも「〇」。
打者としても一流で、投手でない時はライトを守り、その打撃と肩で味方を援護。
ある意味で高校野球における理想のエース像と言えるでしょう。
「忘却バッテリー」桐島秋斗と弟(桐島兄弟)
弟の桐島夏彦は大阪陽盟館高校のエース
非常に優秀で能力の高い桐島秋斗ですが、彼には桐島夏彦という更に優秀な弟がいます。
夏彦は桐島秋斗より一学年下で、全国一の強豪で甲子園優勝を目標として掲げる大阪陽盟館高校のエース。
一年生にしてそのエースナンバーを勝ち取った夏彦は、既にプロ入りが確実視されています。
ただその性格は兄に輪をかけて毒舌で傲岸不遜、しかもお金大好き。
大阪陽盟館高校から声がかからなかった兄のことをカス呼ばわりし、見下しています(少なくとも表向きは)。
兄弟仲は最悪、弟に強い劣等感を抱く
桐島兄弟の仲は最悪です。
弟の夏彦は実力で劣る兄の秋斗を見下し、しかし秋斗は実力がないからこそそれに反論できず口を閉ざす。
いえ、正確には秋斗はきっと見下されているに違いないと思い込み、夏彦に何も言うことが出来ず大阪から、弟から逃げ出してしまったのです。
しかし桐島秋斗はただ夏彦から逃げ出したわけではなく、口に出せないだけでいつか彼を倒すことを諦めていません。
才能あふれる弟に恥じない自分でありたい。
あるいはそれこそが、桐島秋斗が野球をする動機なのかもしれません。
「忘却バッテリー」桐島秋斗と巻田
桐島秋斗は後輩の巻田広伸を「ゴリラ」扱いしていじり倒しています。
笑いに厳しい桐島秋斗はバカで単純な巻田を「ダントツでオモンない」と評していますが、その能力と努力は気に入っている模様。
巻田はそんな桐島秋斗に反発し、彼がいつも使うブルペンの手前に落とし穴を掘ったり(控えの山田がハマった)悪さをしていますが、いつも桐島が一枚上手。
最終的にはGPSで居場所を特定されて報復されています。
ただ巻田はいつも真っ直ぐに桐島秋斗にエースの座を奪い取るとぶつかってきており、弟とぶつかることもできなかった桐島秋斗は、そんな巻田の態度を内心好ましく思っています。
「忘却バッテリー」桐島秋斗の活躍
桐島秋斗の初登場は氷河高校との練習試合途中の24話。
ただ彼はその試合では登板せず、実際に彼のピッチングがお披露目されたのは夏の東京都予選決勝、氷河対帝徳戦でした。
試合は巻田が先発し、桐島秋斗は当初ライトで出場。
帝徳の強力打線に苦労する巻田をライトからのレーザービームで援護します。
奮闘していた巻田ですが四回でついに捕まってしまい、二死一三塁のピンチ。
そこで桐島秋斗が登板したのですが、完璧なピッチングでピンチを抑えてしまいます。
その後、投手戦が続き、一時は氷河が一点リードをもぎ取ったものの、最終的に帝徳が執念と機動力でサヨナラ勝利を収め、氷河は敗退してしまいました。
ただ本当に紙一重であり、桐島秋斗はピッチング内容的には全く帝徳に負けていませんでしたね。
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