今回は「ジャンプ+」の人気野球漫画「忘却バッテリー」から、主人公の一人・要圭の母親「要の母(公式の呼称)」について解説します。
要の母は本作の主人公の母であり物語のギャグパートを担当する最強オカン。
息子の記憶喪失を「アホ」「反抗期」と笑い飛ばし、初対面の息子の友人たちのチェリーを見抜く愉快なお節介おばさんです。
実は主人公たちのチーム結成の陰の立役者でもあるオカン。
本記事ではそんな要の母のプロフィールや登場回(初登場)などを中心に解説してまいります。
「忘却バッテリー」要の母のプロフィール
基本プロフィール(声優など)
誕生日 | 不明 |
身長 | 不明 |
血液型 | 不明 |
所属 | 不明 |
出身 | 不明 |
ポジション | 主婦・パート |
投打 | ー |
背番号 | ー |
家族 | 夫、息子 |
声優 | 愛河里花子 |
要の母は主人公の一人・要圭のお母さん。
下の名前は不明であり、正確には「圭の母」と呼ぶべきなのでしょうが、公式の呼称が「要の母」となっているため、本記事では要の母で統一させていただきます。
外見は要圭そっくりで、要圭を女体化してちょっとふくよかにしたらこんな感じかな、という印象です。
性格はお節介で細かいことは気にしない大らかな性格。
よく言えば社交的、悪く言えば身内にいたら大変なタイプのオカンです。
名前もないのに人気投票上位
要の母はその強烈なキャラクターにより、名前もないのに人気投票上位に食い込む人気キャラです(まぁ、この作品はそういうキャラ多いですけど)。
第一回人気投票では12位、第二回は20位。
流石に二回目は登場シーンや登場キャラが増えた影響でランクダウンしていますが、あの登場回数でこの順位は立派(名前のインパクトのみで第二回9位に食い込んだセカン路とかいう化け物もいますが)。
いつも人気投票ではの藤堂の姉(第一回13位、第二回19位)と並んでいるところを見ると、まるでこの作品のお色気枠担当のように見えてくるから不思議ですね。
「忘却バッテリー」要の母と要圭
お節介オカンと思春期の息子
要の母と主人公の一人・要圭との関係は、典型的なお節介オカンと思春期の息子。
要の母は息子を「圭ちゃん」、要圭は母親のことを「ババア」呼ばわりしています(反抗期関係なく幼少期から)。
要圭は母親が友人の前に出てやらかすことを特に恥ずかしがっており、彼女が現れた後のシーンでは大抵真っ白に燃え尽きて死にかけていました。
ただ母親が人前に出ることの恥ずかしさを除けば、二人きりのシーンではほのぼのしたやり取りが描かれることが多く、何だかんだ親子仲は良好のようです。
息子の記憶喪失を「アホ」「反抗期」と気にしない
記憶喪失(正確には二重人格)で別人のようになってしまった要圭ですが、そんな息子の変化を要の母は全く気にしていません。
「記憶喪失だか何だか知らないけどアホみたいになっちゃったから」
と平然としており、逆に要圭が昔の智将モードに戻った時も、
「もしかして反抗期終わったのかしら」
と、思春期の子供にはよくある事でしょと言わんばかりのマイペースです。
恐らく彼女にとっては記憶や人格が変わろうとかわいい息子に変わりはないということなのでしょう(多分)。
「忘却バッテリー」要の母の登場回(初登場)
初登場ではチーム結成の陰の立役者に?
要の母の初登場は原作5話。
藤堂や千早と仲良くなりたい要圭が、清峰葉流火や山田と一緒に自宅に二人を招いたシーンです。
母親はパートで家には誰もいないという想定で友人を招いた要圭ですが、パートが休みになったのか母親は在宅で、しっかり友人たちと遭遇。
初対面の藤堂たちに、
「みんなチェリーボーイちゃんなのかしら? おばちゃんはそういうのわかっちゃうのよ 驚いた? 驚き桃の木さんしょの木ってね?」
とぶちかまし、要圭を絶望させます。
深い怒りと悲しみに包まれた要圭でしたが、藤堂と千早はその姿に同情して要圭への好感度が爆上がり。
結果的にオカンの存在が小手指というチーム結成の陰の立役者となっていました。
ヒロインからチアガールまで何でもござれ
主に日常パートでちょい役として登場することが多い要の母ですが、連載初期は女性キャラの少なさを補うかのようにフル回転。
番外編5ではヒロイン役として伝説の樹の下に登場し、息子に「俺を殺して」と言わせています。
また原作56話(一年目の甲子園予選準決勝・帝徳戦直前)では実は昔はチアだったという意外な過去が判明。
ポンポンを持って試合会場に現れ「片やチアガール 片やオカン…どう思うヤマちゃん」とやはり息子を絶望させていました。
ちなみに清峰家とは昔から家族ぐるみの付き合いで、試合は清峰・兄と一緒に観戦していました。
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