「ダンジョン飯」ホルム~四種の精霊を操るカブルー一行の精霊使い、その過去や姉など~

 今回は魔物食という異色のテーマを扱う人気作「ダンジョン飯」から、古代精霊術の研究家「ホルム」について解説します。

 ホルムは主人公のライオスたちとは別にダンジョン攻略を目指すカブルー一行の精霊使い。

 精霊を友とするノームの男性で、四種類の精霊に名前を付けて大切に育てていました。

 本記事ではそんなホルムのプロフィールや過去、人間関係やその後を中心に解説してまいります。

「ダンジョン飯」ホルムのプロフィール

基本プロフィール(年齢、声優など)

種族ノーム
年齢76歳
誕生日8月3日
出身地南方大陸
家族構成父、母、姉
体格身長140cm前後、BMI 21
好物果物
苦手肉(宗教上の理由)
声優広瀬裕也

 ホルムは主人公のライオスたちとは別口でダンジョン踏破を目指す若き冒険者パーティー・カブルー一行の精霊使いです。

 種族はノームで、フルネームはホルム・クラノム。

 外見は垂れ目で緩い雰囲気を漂わせた男性。

 非常におっとりのんびりした性格をしており、一度に複数のことが起こると思考が停止するという悪癖があります。

四種類の精霊を使役するノームの精霊使い

 ホルムは優秀な精霊使いです。

 基本的にこの世界の魔術は精霊を介して使用するものが多く、特にノーム体系の魔術は精霊に”お願い”をして現象を発生させており、精霊使いとしての色合いが濃いものとなっています。

 ちなみに相対するエルフ体系の魔術は精霊を強制的に動かして現象を発生させるもの。

 ホルムは基本的に地水火風の四種類の精霊を使役し、彼らにお願いして魔術を行使しています。

 また蘇生術も使用可能。

 一方で、前述したように一度に複数のことが起こると思考停止するという悪癖があり、またリンシャほどの破壊力もないことから、あまり戦闘向きの術師ではないようです。


「ダンジョン飯」ホルムと四種の精霊

 ホルムは四種類の精霊に名前を付けて可愛がっています。

 名前はそれぞれ、

ウンディーネ……マリリエ
シルフ……クラリエ
サラマンダー……カツィエ
ノーム……エシエ

 ホルムは小さな精霊に少しずつ餌(基本は魔力)を与えて大きくしており、精霊たちは彼の命令を非常に良く聞きます。

 ちなみに彼の種族名である「ノーム」は地の精霊の名前を拝して付けられたものですが、別に精霊の血を引いているとかではありません。

「ダンジョン飯」ホルムの過去

 ホルムは古代精霊術の研究家であり、かつて研究内容をエルフに没収された挙句、西方で一時期拘束されていたという過去があるそうです。

 その詳しい経緯や詳細は不明ですが、この世界では古代魔法が禁忌とされているため、恐らく古代精霊術がそれに繋がる恐れがあるものと判断されたのでしょう。

 その後、カブルーのパーティーに参加した経緯は不明。

 ただカブルーのパーティーは迷宮と魔物を消滅させようという目的を持っていますから、迷宮に関する知識を独占するエルフたちに一泡吹かせてやろうという思いがあるのかもしれませんね。


「ダンジョン飯」ホルムの人間関係

 ホルムはカブルーパーティーの中では中立的な立ち位置。

 カブルーに対しては「若いのにしっかりしてる」と頼りにしつつ、「人の懐に入るためならなんでもする男」と、その行き過ぎたコミュニケーション能力に時折ドン引きしています。

 パーティー内では年齢の近いダイアと二人でいることが多いものの、特に仲が良いわけではありません。

 また同じ精霊研究者の姉がおり、彼女も島に住んでいますが疎遠。

 何故か姉と親しいカブルーが時折近況を教えてくれるそうです。

 ちなみに姉はカブルーに気があるらしく、ホルムはそのことに辟易していて、カブルーが姉と時々お茶をして、しかも文通していると知った時にはやめろと注意していました。

「ダンジョン飯」ホルムの活躍とその後

 ホルムは作中では縁の下の力持ちとして仲間たちを支えていました。

 特にファリゴン(キメラ化したファリン)に襲われた際には、ウンディーネを破壊されつつもノームで攻撃をガードし、生存。

 その後、蘇生術で仲間を生き返らせ、体勢の立て直しに大きく寄与していました。

 本編終了後は、カブルーパーティーは解散。

 それを受けてホルムは島の対岸にあるカーカブルードの街に移住し、精霊使いとして活躍しているそうです。

【まとめ】「ダンジョン飯」キャラクター一覧



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