「忘却バッテリー」瀧正雪(たきまさゆき)~7人の彼女を持つ変則投手、最初はイラっとしたけどマジで頼れる~

 今回は「ジャンプ+」の人気野球漫画「忘却バッテリー」から、変則スモーキーピッチャー「瀧 正雪(たき まさゆき)」について解説します。

 瀧正雪は主人公たちの一学年下の後輩。

 清峰・要バッテリーが所属していた宝谷シニアの後輩でもあり、友人の陽ノ本照夜と共に二人を慕って小手指高校に入部してきました。

 初登場の「7人彼女がいる」発言で多方面でヘイトを買ったものの、そのピッチャーとしての確かであり、性格的にも徐々に可愛げがでてきた瀧正雪。

 本記事ではそんな彼のプロフィールや過去、彼女や作中での活躍を中心に解説してまいります。

「忘却バッテリー」瀧正雪のプロフィール

基本プロフィール

誕生日5月28日
身長171cm
血液型AB型
所属都立小手指高校
出身宝谷シニア
ポジション投手
投打左投左打
背番号11番
家族不明
声優

 瀧正雪は主人公の要圭清峰葉流火らと同じ小手指高校に通う一学年下の後輩。

 一年目の夏の大会が終わった後に登場し(当時中学生)、シニアの先輩であった要・清峰を慕って小手指高校に進学してきました。

 外見は眉と唇の太い三白眼でふてぶてしい雰囲気の少年。

 普段はお世辞にもイケメンとは言えませんが、恋をすると水をかぶって髪をおろし別人のようにイケメンになるという設定があります。

 性格は図太く、強靭な精神力と包容力を持ち合わせているタイプ。

 人を煽ってばかりいる印象ですが、共感力が高くて人を良く見ており、先輩に対してはしっかり敬意を払える意外といい奴です。

変幻自在の変則スモーキーピッチャー

 瀧正雪は左投の変則スモーキーピッチャー。

 作中では主に小手指の頼れるリリーフとして活躍しています。

 その特徴は腕の出所が見えづらく、サイド、アンダー、スリークォーター、オーバーとあらゆる角度から投げ込まれる変幻自在のフォーム。

 フォームが多彩なため予測が難しく、しかもそんな無茶苦茶な投げ方でも安定してストライクゾーンに投げ込める安定感と度胸こそが、滝の最大の武器です。

 球速は130km/hあるかないかですが、切れが良く、しかもスライダーなど複数の変化球を操ることが可能。

 剛腕エース清峰とは正反対のタイプで、佐古監督からはとても頼りにされています。


「忘却バッテリー」瀧正雪と7人の彼女

 瀧正雪は初登場時点(原作89話、中学3年生)で7人の彼女がいます。

 彼女たちは全員合意の上で付き合っているらしく、本人曰く「遊びではなく全員本気」。

 彼女のいない先輩(主に要、藤堂千早)と読者に対し、

「自分15年も生きてるんで流石に7人くらいは付き合ってますよ 女性と」

「自分…女性の心すらつかめない男って…全然尊敬できないんスよね」

 と悪意なく煽りまくっていました。

 とにかく気になった女性にはがんがんアプローチするタイプで、女性に対し趣味・年齢・言語・好み・時間、何でも合わせる凄まじい包容力を持ち合わせています。

「忘却バッテリー」瀧正雪の過去(宝谷シニア)

 瀧正雪は要圭や清峰葉流火と同じ名門宝谷シニアに所属していました。

 要と清峰がいた時の瀧はまだ未熟で目立った選手ではなく、二人の記憶に瀧は全く残っていませんでした(そうでなくとも記憶のない奴もいますが)。

 当時の要と清峰は意識の高さの違いからチーム内でも浮いた存在。

 瀧は二人に認められる選手になって彼らを支えたいと考えていたようです。

 共感力の高い瀧は、特に正論をチームメイトに突き付けて孤立する要を案じていたフシがありますね。

 結局、瀧が成長したころには二人は宝谷シニアを辞めてしまったのですが……


「忘却バッテリー」瀧正雪の人間関係(照夜)

 瀧正雪は同じ宝谷シニア出身のチームメイトでサードを守る陽ノ本照夜と仲が良く、基本的にいつも一緒に行動しています。

 陽ノ本照夜は真面目な性格で女好きの瀧とは合わないように見えますが、野球への意識の高さは合致。

 また偉大な兄(陽ノ本当)に劣等感を抱いていた照夜に対し、共感力の高い瀧は相性が良かったのでしょう。

 

 先輩たちに対しては、登場当初こそ「7人の彼女」発言でヘイトを買っていましたが、基本的に瀧はしっかり先輩に敬意を払える性格。

 舐められやすい山田のこともしっかり尊敬しており、周囲からはその太々しい性格を可愛がられ、頼りにされています。

「忘却バッテリー」瀧正雪の活躍

 小手指高校に入学した瀧正雪は、入部して早々に紅白戦で藤堂を三振に取るなど先輩相手に見事なピッチングを見せ、清峰に次ぐ二番手投手の座を獲得。

 二年目夏の大会の予選二回戦では、花木高校に球数を投げさせられ降板した清峰に代わり、五回から登板。

 智将モードの要のリードもあり、その後を見事無失点に抑えチームを勝利に導きます。

 また、準決勝の帝徳戦では気負いによりホームランを打たれ、逆転された清峰の後を継いで6回から登板。

 外野に回った清峰のエラーでピンチが広がりますが、その強心臓と要(アホ)の作戦もあり、何とかこの場面を無失点で切り抜けています。

 捕手のリードを活かす投手という点では、今のところ清峰以上に頼りになる存在となっていますね。

【まとめ】「忘却バッテリー」キャラクタ―一覧



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