今回は週刊少年ジャンプの傑作バレーマンガ「ハイキュー‼」から、頼れる烏野高校OBにして応援団「滝ノ上 祐輔(たきのうえ ゆうすけ)」について解説します。
滝ノ上祐輔は烏養コーチの同期で今も町内会チームで一緒にバレーをしている烏野高校男子バレー部のOB。
作中では嶋田と共に応援団兼解説係として活躍しています。
練習相手から動画編集まで様々な形で烏野メンバーをサポートし続けた滝ノ上祐輔。
本記事ではそんな彼のプロフィールや人間関係、作中での活躍を中心に解説してまいります。
「ハイキュー‼」滝ノ上祐輔のプロフィール
基本プロフィール(身長、年齢、声優など)
所属 | 滝ノ上電器店/町内会チーム(26歳) |
ポジション | ミドルブロッカー |
誕生日 | 不明 |
身長 | 185.6cm |
体重 | 不明 |
最高到達点 | 不明 |
好物 | 不明 |
一言 | 今週のオススメ商品はダイナソン掃除機 |
声優 | 阪口周平 |
滝ノ上祐輔は主人公たち烏野高校男子バレー部のOBです。
烏養コーチの同期で今でも一緒に町内会チームでプレーしている友人。
当初は烏野の実力を測る練習相手として登場しましたが、その後は嶋田と共に仕事を休んでバレー部の応援に駆け付けるようになり、応援団兼プレーの解説役として長きにわたり登場し続けていました。
外見は金髪長身のヤンキー風あんちゃん。
気が短そうに見えて懐が深く、影山の挑発染みた言動も笑って受け流す度量の持ち主です。
粗雑に見えて意外と頭脳派?
パワー | 3 |
バネ | 2 |
スタミナ | 3 |
頭脳 | 4 |
テクニック | 4 |
スピード | 3 |
※表は最低1~最高5の5段階評価
滝ノ上祐輔はプロではありませんが、町内会チームの一員として今も現役でプレーし続けています。
初期の烏野メンバーとは互角以上に渡り合っており、その実力は下手な高校生より上。
ただ作中でのプレー描写は少なく、特別目立った特技(嶋田のジャンフロ)などがあるわけではないようです。
見た目は粗雑な脳筋に見えますが、パラメーターや「どうサボるか考えてた」という発言からすると、上手く手を抜いてプレーする頭脳派ではないかと推察されます。
「ハイキュー‼」滝ノ上祐輔と町内会チーム
滝ノ上祐輔は烏野高校OBを中心に結成された町内会チームのメンバーの一員です。
メンバーは滝ノ上と同期だった烏養コーチ(セッター)と嶋田(ウイングスパーカー)、最年長の内沢(ウイングスパイカー)、大学生の森(ミドルブロッカー)。
この中でも烏養、滝ノ上、嶋田の同期三人は特に仲が良く、滝ノ上と嶋田はバレー部の応援に仕事を休んでまで駆け付け、遠征費用のカンパなど様々な形でバレー部を支えていました。
なお滝ノ上ら三人は烏養監督に高校時代散々しごかれた同士であり、今でも監督には頭が上がりません。
ちなみに2018年時点で、宮城で行われた日向や影山たちのVリーグの試合には、嶋田マートの屋台(イチオシは「玉こん」)の手伝いとして滝ノ上も登場しており、彼らの縁は長く続いているようです。
「ハイキュー‼」滝ノ上祐輔の活躍(動画編集)
滝ノ上祐輔は作中で嶋田と共に、主にプレーの解説役として活躍しています。
読者に分かりやすいようプレーを解説する重要な役割ですが、同じポジションの嶋田はそれに加えて山口の師匠という美味しい役割も担っており、滝ノ上は少しだけ不遇。
加えて後半は大将らに解説役としての役割も奪われて……
また解説役以外だと、春高直前に「ORESUGEEDOUGA!(オレスゲードウガ)」なる烏野メンバーのファインプレー集を編集し、チームのメンタル向上に貢献。
選手の兄弟友人にリサーチし、一人一人にテーマ曲までつけるハイクオリティな仕上がりに、チームのテンションは爆上がりでした。
「ハイキュー‼」滝ノ上祐輔の名言
滝ノ上は経験者ならではの実感の籠ったセリフが秀逸です。
「長いラリーが続いたときは」
「酸欠づいた頭で思ったよ」
「ボールよ早く落ちよ」
「願わくは相手のコートにっ!」
IH予選、青葉城西戦終盤の行き詰るラリーを見ながら、思わずといった様子で吐露する滝ノ上。
こうした解説があるからこそ、選手たちの苦しさが読んでいる側にもよく伝わってきます。
「負けた時にさ」
「『いい試合だったよ』って」
「言われんのが嫌いだったよ」
「『でも負けたじゃん』ってさ」
「けどいざ声掛ける側になった時」
「それ以外に妥当な言葉って」
「わかんねえもんだな」
IH予選で青葉城西に敗北した烏野に拍手を贈りながらつぶやいた言葉。
彼らも本気で応援していたからこその感想なのでしょうね。
「ハイキュー‼」滝ノ上電器店
滝ノ上祐輔の実家は烏野商店街の「滝ノ上電器店」。
烏野が春高出場を決めた際には、店頭の大型TVで試合映像を流し、地元からカンパを募る一助となっていました。
ちなみに嶋田の実家である「嶋田マート」などは実在するモデルが存在しますが、滝ノ上電器店に関してはそうしたモデルは確認されていません。
なお、日向がバレーを始めるきっかけとなった小さな巨人の映像が流れていた電器店はまた別で(原作「三坂電器商会」アニメ「ユキガオカデンキ」)、そちらは古舘先生の出身地、岩手県軽米町の舘坂電器商会がモデルとされています。
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