「ダンダダン」チキチータ~シャコ星人のかわいい息子、その病と地球での生活~

 今回は「ジャンプ+」で連載中のオカルティックラブコメ「ダンダダン」より、オカルンたちの仲間になったかわいい宇宙人「チキチータ」について解説します。

 チキチータはシャコ星人(辺新)の息子。

 シャコ星人は元々セルポ星人に雇われオカルンたちを襲撃した宇宙人ですが、それはチキチータの病気を治すためであり、星子たちに救われて以降は仲間となって協力してくれています。

 チキチータも父と共に地球に移住し、一行のマスコットに。

 本記事ではそんなチキチータのプロフィールや病気、能力や人間関係を中心に解説してまいります。

「ダンダダン」チキチータのプロフィール

基本プロフィール

 チキチータは主人公たちが遭遇した宇宙人「シャコ星人」ことシャコ(辺新)の息子。

 宇宙人としての姿は小柄な二足歩行するシャコですが、目つきがくりっとしていてとてもかわいらしい見た目をしています。

 人間に擬態することもでき、こちらはいかにも純真無垢な美少年(小学生)といった雰囲気で、クラスメートの少女の心を撃ち抜いていました。

 性格はとても素直で聡明。

 父親と同じで「でぃス」という語尾が特徴です。

 現在は病気の治療のために父親と共に地球に移住し、人間に擬態して酪農家に住み込みで暮らしています。

 ちなみに人間としての名前は「辺新チキ太郎(ペニーチキタロウ)」。

 名前の元ネタは恐らくABBAの曲「チキチータ(スペイン語で小さな子供)」だと言われています。

シャコ星人とは?

 チキチータたちシャコ星人は、頑丈な肉体と強力なパンチ力を持つ武闘派宇宙人です。

 シャコと同様に水中戦が得意で(ただし肺呼吸)、水中でのパンチ力は地上の十倍。

 主にボディーガードや傭兵のようなことをして生計を立てているそうです。

 ちなみに「シャコ星人」は見た目や生物学的な特徴からそう呼ばれていますが、正式名称は「ドーバーデーモン」。

 元ネタはアメリカ、マサチューセッツ州ドーバーの住宅地で複数の目撃情報があったとされるUMAです。


「ダンダダン」チキチータの病気

体内の血が外に出てしまう病気

 チキチータは体内の血液が尿や便で出てしまい、毎日新しく血を取り込まないと死んでしまう病気にかかってしまっています。

 宇宙人の技術でも治療困難な難病らしく、チキチータの母も同じ病気で亡くなってしまいました。

 対処療法となる新しい血を手に入れるためにも大量のお金が必要で、父であるシャコは息子を救うためセルポ星人に雇われ、アウトローのようなことをして金を稼ぐことに。

 その果てに地球にやってきて、オカルンモモに襲い掛かるのですが、逆に返り討ちにされてしまいます。

地球の牛乳が血の代わりになることが判明

 オカルンたちに返り討ちに遭った上に優しくされたシャコは、チキチータの病気のことを話し、彼らに自分の行いを懺悔しました。

 これ以上オカルンたちに迷惑をかけられないと全てを諦めかけたシャコでしたが、そこで星子がシャコ星人の血が地球の牛乳そっくりであることに気づきます。

 この牛乳があればチキチータを救えると歓喜したシャコは、牛が故郷の星の環境では上手く育たなかったため息子と共に地球に移住。

 人間に擬態し、近くの酪農家に住み込みで働き始めました。

 チキチータは普通に小学校に通っており、父と共にすっかり地球に馴染んでいます。


「ダンダダン」チキチータの能力

 チキチータたちシャコ星人はとても強い武闘派宇宙人ですが、チキチータは子供ということもあって個人の戦闘能力は全くありません。

 病気のこともあるので、成長しても父親のように戦うことは難しいかもしれませんね。

 ただチキチータは宇宙人の高度な技術を使いこなす知識を持っており、初登場時(49話)では友人の宇宙人ルドリスの宇宙船を操って森林火災を消すなど、裏方としてオカルンたちをサポートしてくれています。

「ダンダダン」チキチータの人間関係

 チキチータは父のシャコを「とーちゃん」と呼んで慕っています。

 シャコもチキチータを目に入れても痛くないほどかわいがっており、父子家庭ですが親子関係はとても良好です。

 また彼らが住み込みで働いている酪農家には、シャコが不在の間チキチータの面倒を見てくれている優しそうな同僚女性の姿も。

 今後、チキチータに種族を越えた新しいお母さんができる可能性もありそうですね。

 この他にもオカルンやモモ、ジジたちは総じてかわいいチキチータに好意的。

 特にアイラはチキチータの見た目と境遇(自分と同じ父子家庭)がドストライクだったらしく、チキチータのことを溺愛しています。

【まとめ】「ダンダダン」キャラクター一覧



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