今回は「ONE」先生原作の大人気作品「ワンパンマン」から、暗黒盗賊団ダークマターの最上位戦闘員「メルザルガルド」について解説したいと思います。
メルザルガルドはボロス率いるダークマターとの戦いで登場した怪人。
五つの頭部と人格を持ち、核を破壊されない限り死ぬことのない強敵です。
作中ではハゲ(サイタマ先生)と遭遇しなかったおかげで怪人らしくしっかり見せ場をもらえたメルザルガルド。
本記事ではそんな幸運(?)な怪人のプロフィールや強さ、作中での活躍(死亡顛末)を中心に解説してまいります。
「ワンパンマン」メルザルガルドのプロフィール
基本プロフィール(声優など)
年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
怪人名 | メルザルガルド(暗黒盗賊団ダークマター) |
災害レベル | 「竜」 |
声優 | 内山昂輝 |
メルザルガルドはボロス率いる暗黒盗賊団ダークマターの最上位戦闘員として登場した災害レベル「竜」の強力な怪人。
見た目は五つの頭を持つ人型の巨人で、肉体を変形させて翼を生やしたり、頭部の数に合わせて最大五体まで分裂することが可能です。
五つの頭すべてに異なる人格が宿っており、粗雑だったり、他の人格を肯定するだけだったり、やたら殺意が高かったりとそれぞれ個性があります。
村田リメイク版では39話が初出で、S級ヒーローたちを相手に激闘を繰り広げることに。
例のハゲ(サイタマ先生)に遭遇しなかったためバトルにおける見せ場も多く、パチンコなどでも優遇されている怪人です。
暗黒盗賊団ダークマターの最上位戦闘員
暗黒盗賊団ダークマターは強力な異星人たちで構成された盗賊団。
特に頭目のボロスは宇宙でも随一の自己再生能力と強大な力を持つ強敵中の強敵で、あのサイタマ先生とバトルっぽいことが成立した最初の存在です。
その部下である三体の最上位戦闘員も災害レベル「竜」の強力な怪人。
最上位戦闘員はメルザルガルド、グロリバース、ゲリュガンシュプの三体がいましたが、メルザルガルド以外の二体はサイタマ先生と遭遇したため、ほとんど見せ場もないまま敗北しています。
実際のところダークマターの戦力はとてつもなく強大で、特にボロスはタツマキでも対処できたか怪しく、サイタマ先生さえいなければ普通に地球の危機だったのですが……
「ワンパンマン」メルザルガルドの強さ
S級ヒーロー四人と互角に戦う実力者
メルザルガルドは災害レベル「竜」(複数の都市が壊滅する危機)の強力な怪人。
作中ではA級ヒーローのイアイアンの腕を一瞬で吹き飛ばし、シルバーファング、金属バット、アトミック侍、ぷりぷりプリズナーのS級ヒーロー四人を相手に互角に渡り合っていました。
その戦闘スタイルは肉体を自在に変形させてのインファイトで、腕をハンマーや刃物に変えたり、翼を生やして空を飛んだり自由自在。
五つの頭部に合わせて最大五体まで分裂することも可能で、しかも肉体をバラバラにされても死なない不死性の持ち主です。
パワーやスピードはS級ヒーローであれば十分に対処可能なレベルでしたが、その不死性にはS級ヒーローも手を焼き、攻めあぐねていました。
不死身に見えるがコアを破壊されると死ぬタイプ
メルザルガルドは不死身に見えますがコアを破壊されると死ぬタイプの怪人です。
ただコアは一つの頭(人格)に付き一つずつ、計五つ存在。
しかも体内を自在に動き回っているため、コアの存在を知ってもそれを特定し破壊することは極めて困難です。
まあ、特定せずとにかくゴリ押しでコアに当たるまで攻撃し続けるという対応も取り合えず有り(実際、作中でのS級の対応はほぼコレ)。
また一度肉体がバラバラになった後は頭部から復元し、その際コアは頭部に存在するという行動ルーティンが存在するため、そこを狙うこともできます。
「ワンパンマン」メルザルガルドの活躍
メルザルガルドは暗黒盗賊団ダークマターが巨大宇宙船間でA市を襲撃した際、真っ先に外に姿を見せ街を襲った怪人です。
そのためすぐにヒーローたちの目に留まり、S級ヒーロー四人と衝突。
その不死性で当初は戦いながら母船のゲリュガンシュプと交信するほどの余裕を見せていました。
ただ、金属バットがコアを見つけその一つを破壊してからは戦況が一変。
ゴリ押しでコアを三つまで破壊され、最後はそのコアの動きのパターンをシルバーファングに見抜かれ、倒されています。
「ワンパンマン」メルザルガルドは幸運な怪人(?)
S級ヒーローに倒されてしまったとは言え、ある意味メルザルガルドは幸運な怪人です。
何せ母船に残っていた他の最上位戦闘員が相手にしたのはサイタマ先生だったのですから。
グロリバースは名乗りだけ挙げて瞬殺され、ゲリュガンシュプはサイタマ先生の強さに焦りっぱなしでやはり瞬殺。
しっかり見せ場があり、まともな戦いが成立したメルザルガルドはダークマターの中ではかなり優遇されているほうだと思われます。
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