今回は「ビッグコミックスピリッツ」で連載中の大人気サッカー漫画「アオアシ」から、東京シティエスペリオントップチームの監督「エルナン・ガルージャ」について解説します。
ガルージャ監督はスペイン出身で現役時代は代表経験もある名選手。
冷静沈着な合理主義者で、本場バルセロナの育成組織を知るからこそ日本の育成組織には冷ややかな目を向けています。
ユースの福田監督とはスペインで一緒にプレーしたこともあり仲は悪くありませんが、方針を巡ってバチバチやり合うことも。
本記事ではそんなガルージャ監督のプロフィールやモデルとなった選手、人間関係を中心に解説してまいります。
「アオアシ」ガルージャ監督のプロフィール
基本プロフィール(年齢、誕生日・身長・体重など)
年齢 | 47歳 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
血液型 | 不明 |
エルナン・ガルージャ監督は「東京シティ・エスペリオンFC」トップチームを指揮する監督です。
外見は厳しくクールな目つきをしたナイスミドル。
性格は冷静沈着な合理主義者で、一見すると偉そうに見えることもあります。
スペイン出身で、本場のサッカー、本場の育成組織を知るからこそ日本のユースに対してはやや冷ややかな視線を向けており、それが原因で福田監督とは対立することも。
しかし一方で優れた選手は偏見なく高く評価しており、栗林をはじめ義経や阿久津、アシトや遊馬といった見込みのある選手がユースから次々現れたことでユースへの評価も少しずつ改めつつあります。
現役時代はバルサ在籍、スペイン代表経験も
ガルージャ監督は現役時代はあのバルサのトップチームに在籍し、スペイン代表経験もある名選手でした。
作中での描写を見る限りポジションはMFかFW。
ラ・リーガのサバデルで現役時代の福田監督と一緒にプレーしたこともあり、言語の壁を越えてサッカー・ボールだけで意思疎通できていました。
スペイン語が未熟なサバデル時代の福田監督が本当の意味で躍進し、望むプレーが出来たのはガルージャの存在が大きかったように思います。
「アオアシ」ガルージャ監督のモデルとなった選手は?
アオアシには実在の選手をモデルとしたキャラクターが多数登場していますが、今のところ小林先生からガルージャ監督のモデルについては言及されていません。
ただファンの間では、その見た目からフィリッポ・インザーギ氏がモデルなのではと噂されています。
フィリッポ・インザーギ氏はイタリア代表経験もある偉大なストライカー。
ガルージャ監督とは出身国も違い、日本のクラブで監督をしたこともありませんが、本当に見た目だけはとても似ています。
フィリッポ・インザーギ氏そのものではなく一部を参考にしたとか、他の選手とミックスしているとかのパターンは十分に考えられますね。
「アオアシ」ガルージャ監督の過去
ガルージャ監督はバルサの育成組織出身で、18歳でトップデビュー。
20歳でスペインのオリンピック代表にも選ばれ期待されていましたが、23歳でバルサに契約を切られてしまいました。
その後はスペインの他のチームだけでなく、北欧、ロシア、中国など各国を回ってサッカーを続けることに。
そこまでしてサッカーを続ける理由を、ガルージャは「バルセロナでの美しい時間が、忘れられないからだ」と語っています。
その後、36歳の時に10年ぶりにスペインのラ・リーガに戻り、当時福田が在籍していたサバデルに移籍。
年齢や怪我の影響もあり満足なプレーは難しかったようですが、福田監督とのコンビで一時ではあれかつての美しい時間を取り戻すことが出来たようです。
「アオアシ」ガルージャ監督と福田監督
ガルージャ監督と福田監督は現役時代共にプレーしプライベートでも交流があったようですが、日本で共に監督となった現在は必ずしも噛み合っているとは言えません。
ガルージャ監督はトップチーム、福田監督はユース。
ガルージャ監督は日本のユース、育成制度をヨーロッパの真似事と冷ややかな目で見ており、福田監督にヘッドコーチとしてトップチームに来いと口にしています。
一方の福田監督はユースから世界に羽ばたく選手を生み出し、日本のサッカーを変えていこうと考えており、共に能力は認めながらも育成に対する考え方と評価が真逆です。
ただガルージャ監督も福田監督が作ったユースチームが結果を出すことで、徐々にその評価を改めつつあります。
「アオアシ」ガルージャ監督と息子ユーリ
ガルージャ監督にはユーリという息子がいます。
ユーリは今、バルサユースの司令塔として将来を嘱望されるプレイヤー。
ユーリはバルサの厳しさと素晴らしさを知るからこそ、そのトップチームでプレーしていたガルージャのことを心から尊敬しています。
ユーリの両親は既に離婚していて、母親の方は浪費癖と男遊びの激しい女優。
ただユーリはバルサでプレーするために、母親が身元引受人となっています。
ガルージャは自分の都合で厳しい環境に置かれてしまったユーリのことを気にかけているようで……
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