「アオアシ」志村京~中身が最高にかっこいいエスペリオン最強のクセ強キャラ、武器は筋肉? モデルは?~

 今回は「ビッグコミックスピリッツ」で連載中の大人気サッカー漫画「アオアシ」から、エスペリオン最強のクセ強キャラ「志村 京(しむら きょう)」について解説します。

 志村京は主人公のアシトと同じ「東京エスペリオンFC」ユースチームに所属する2学年上の先輩。

 高校生離れしたアクの強い顔立ちで「太宰を読みたまえ」など独特の言い回しを多用するインパクト抜群のキャラクターです。

 もちろんサッカーの実力も世代最高クラスの頼れる先輩。

 本記事ではそんな志村京のプロフィールや魅力を深掘りしてまいります。

「アオアシ」志村京のプロフィール

基本プロフィール(誕生日・身長・体重・声優など)

誕生日不明
身長不明
体重不明
血液型不明
声優

 志村京は主人公のアシトと同じ「東京シティ・エスペリオンFC」ユースチームに所属する2学年上の先輩。

 チリチリ頭に彫りの深い面長の顔立ちが特徴で、とても高校生には見えない老けた見た目をしています。

 加えて阿久津を上回るチーム随一の長身であり、威圧感抜群。

 一方、物言いは穏やかでおっとりしており、見た目の怖さと反比例するように中身はとても紳士的です。

 一人称は「僕」で、後輩に対しても「君」付。

 太宰治の小説が好きで、独特の言い回しを多用するクセがあります。

発達した大腿四頭筋を武器とする世代最強クラスのDF

 志村京のポジションはDF。

 エスペリオンではAチームに所属し、同学年の義経、山田とともに来季のトップチーム昇格が内定している世代最強クラスのプレイヤーです。

 その最大の武器は発達した太ももの筋肉、大腿四頭筋。

 敵がどれほど工夫を凝らしたプレーで志村を抜こうとも、志村は圧倒的な反応速度、瞬発力により、後追いで敵に追い付いてしまいます。

 1対1からのボール回収率は世代トップクラス。

 福田監督たち首脳陣も全幅の信頼を置いています。


「アオアシ」志村京のモデルとなった選手は?

 志村京に関して、モデルとなった選手やその有無については明かされていません。

 作中では福田監督が志村の大腿四頭筋を「クリスティアーノ・ロナウド」のように発達した、と評していますが、ロナウドはFW。

 あくまで筋肉の付き方が似ていると言ったに過ぎず、キャラクターもかけ離れていますから、ロナウドがモデルというわけではないでしょう。

 

 ファンの間でモデルでは噂されているのが、プレミアリーグ・アーセナルFCに所属する日本代表DFの「冨安健洋」選手。

 長身で身体能力が高く、ユース時代に高校卒業前にプロ昇格を決めたという経歴などが志村と共通しています。

 流石に髪型はまるで違いますが、彫りの深い面長な顔立ちはちょっとだけ志村に似ているような……

「アオアシ」志村京は世代日本代表じゃない?

 プロ昇格も内定し、世代トップクラスのDFである志村。

 しかし彼は意外にもU-18世代日本代表には名前が挙がっていませんでした。

 U-18代表のチェコ遠征の際、エスペリオンから選ばれたのは3年の義経と山田、2年の高杉と阿久津の4名。

 またこの時は代表に呼ばれませんでしたが、2年の桐木も元々代表常連メンバーでした。

 実力的には志村も入っていておかしくないのですが……彼はこの時、ケガで試合に出られない状態。

 そのため代表候補にも名前が挙がっていなかったものと考えられます。

 ただ、218話では代表のフィジカルコーチから90分は許可できないと言われている、と発言していましたから、ケガをする前はU-18世代日本代表に名を連ねていたのでしょうね。


「アオアシ」志村京はここがかっこいい!

 志村京はAチーム所属かつ、物語序盤はケガもあってかほとんどアシトたちと絡みの無かったキャラクター。

 その為、彼が本格的に物語に登場するのはプレミアリーグ終盤からとなります。

 志村が口を開いたのは217話。

 チームの不調の原因が阿久津にあると見抜いた志村と山田は阿久津を呼び出し、その事実を指摘します。

 そこにアシトが乱入してくると、

「どうおかしいのか」
「説明して見なさい」

 と言ってアシトに説明させ、後輩の成長に目を細めていました。

 この時既に後輩思いで紳士的なキャラクターがしっかり立っていましたね。

 

 そんな志村が躍動したのがプレミアリーグ最終戦、青森星蘭戦の後半。

 ケガのためフル出場は叶わず、後半から朝利と共に投入された志村。

 その際、阿久津から一言求められた志村は、満面の笑みを浮かべ手を叩きながら宣言します。

「おめでとう」
「もう今日は」
「点取られない」

「良かったね」

 これにはメンバーも呆気にとられ、笑うしかありません。

 試合後半は志村の言葉で緊張がほぐれた1年生たちの守備が機能し、順調な滑り出しを見せたエスペリオン。

 しかし青森星蘭、北野蓮率いるN-BOXはそれだけで防げるものではなく、大友、浅利、アシトは一瞬のスキを突かれて突破され、敵FWが最後列の志村に迫ります。

 勢いにのる敵FWは志村を突破……したかに思いましたが、抜かれたはずの志村が超反応で追いつき、あっさりとボールを奪取。

 これには完全に抜いたと思っていた敵も呆気にとられます。

 そんな敵に対し、余裕の表情でアドバイスする志村。

「太宰を読みたまえ」
「青少年の気持ちを」
「一番言語化してくれる」

 ……意味わかんねぇ。

 そして突破された1年生たちを大人の態度でフォロー。

「怖いもの知らずなうちに」
「どんどん学びなさい」
「育成はー」
「上級生の役目でもあるのだ」

 もうカッコよすぎるでしょ。

 出番こそ少なかったですが、先輩として大いに見せ場を作ってくれましたね。



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