今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、JCCの古参用務員「廟堂(びょうどう)」について解説します。
廟堂はスラーの情報を求めJCC(殺し屋養成所)に潜入した坂本たちが遭遇した用務員さん。
実はこの廟堂こそが、坂本たちが探すスラーの情報を握る「データバンク」でした。
モブ老人に見えて様々な人物と繋がりを持つ意外なキーマン。
本記事ではそんな廟堂(データバンク)のプロフィールや能力、人間関係を中心に解説してまいります。
「サカモトデイズ」廟堂のプロフィール
基本プロフィール
年齢 | 不明 |
生年月日(誕生日) | 不明 |
所属 | JCC(殺連) |
廟堂は殺連の殺し屋養成所・JCCに勤務する最古参の用務員さん。
外見は穏やかそうな雰囲気の老人で、坂本や南雲がJCCに通っていた頃から彼らのことを知っています。
性格は温厚かつ思慮深い人格者。
実は廟堂自身もJCC出身の元殺し屋ですが、かつての同期23人は既に命を落とし、唯一の生き残りだった佐藤田悦子と共にJCCで働いていましたが、その彼女も作中で命を落としています。
データバンクは超記憶能力を持つ彼の二つ名
坂本たちは宿敵スラー(有月)の情報を求め、JCCに伝わる都市伝説「データバンク」を探してJCCに潜り込みました。
データバンクとはJCCの全生徒の情報が詰まっているとされる正体不明の存在。
そのデータバンクがいかなるものかは坂本たちも分かっておらず、坂本たちは手分けしてデータバンクの正体を探っていくことになります。
そして判明したデータバンクの正体とは、長年JCCに在籍し、超人的な記憶能力で生徒の情報全てを網羅している廟堂の二つ名。
この廟堂の情報により、坂本たちはスラーの正体に一歩近づくことになります。
「サカモトデイズ」廟堂の超記憶能力(+α)
廟堂は一度見たものは決して忘れない超人的な記憶能力の持ち主で、OBを含めた38,764人のJCC生徒の全情報を記憶しています。
また彼の凄いところはその記憶能力に留まりません。
観察力もすさまじく、街で偶然見かけたスラー(有月)を一目見ただけで、その挙動などから中身がかつてのスラーと別人だったことを見抜いていました。
また、記憶している個人カルテや新聞の情報を鉛筆一本であっという間に写真まで正確に再現できる神業の持ち主。
情報の蓄積、分析、出力と全てを兼ね備えたまさに「データバンク」です。
「サカモトデイズ」廟堂と周(あまね)
JCCに通う四ツ村周は廟堂の孫。
彼は殺連のいざこざで父が母を殺している場面を目撃し、父が失踪してしまったため(後述)、廟堂に引き取られJCCで暮らしています。
廟堂は父のことを憎む周を危うく思いながらも温かく見守っており、周もそんな祖父を慕っています。
周は殺し屋としての才能も一流ですが、廟堂の記憶能力もしっかり受け継いでおり、画面越しに見た相手の目に映った景色まで完璧に記憶していました。
「サカモトデイズ」廟堂と四ツ村(+娘)
廟堂の娘も元殺し屋で、二人は表向きとても仲睦まじい夫婦でしたが、実は廟堂の娘は四ツ村と敵対する反会長派が四ツ村に送り込んだ刺客。
彼女が周を産んだのも、四ツ村に弱点を作るためでした。
周は誤解していましたが、四ツ村が妻を殺したのも、彼女が周を人質にとって四ツ村を脅したため。
廟堂はその辺りの事情をある程度把握していたようで、娘を四ツ村に殺された立場でありながら、四ツ村のことを今でも信頼しているようです。
「サカモトデイズ」廟堂と佐藤田悦子
JCCの教師・佐藤田悦子は廟堂にとってJCC学生時代からの同期。
二人はかつて共に殺し屋として活動していましたが、同期が次々と死んでいく現状を憂い、殺し屋界を教育から変えていかなければならないとJCCで働く道を選びました。
特に佐藤田はORDERからもスカウトされたほどの超一流の合気の使い手ですが、それを蹴ってJCCで教鞭をとっています。
作中で二人が直接絡んだシーンは数えるほどですが、長年の戦友として互いに理解し合っていたようです。
「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧
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