今回は「ジャンプ+」で連載中のオカルティックラブコメ「ダンダダン」より、坂田金太の相棒ロボ「グレートキンタ」について解説します。
グレートキンタとは想像力を完全再現する万能変形構造材「ナノスキン」を基に坂田金太が生み出したスーパーロボ。
登場話ごとに様々なバージョンがあり、大仏あり、小型化あり、合体ありとまさにグレートなロボです。
ふざけた見た目ですが作中での活躍は素晴らしく、読者人気も高いグレートキンタ。
本記事ではそんなロボの概要や登場話(何話)、その強さや力の由来などを中心に解説してまいります。
「ダンダダン」グレートキンタとは?
引用元:林士平
グレートキンタはオカルンのクラスメイトで厨二秒を拗らせまくったオタク・坂田金太が操る巨大ロボです。
イメージを完全再現する万能変形構造材「ナノスキン」をベースに、ロボ好きの坂田金太の想像力が生み出したスーパーロボで、オカルンやモモたちでも倒せない巨大怪獣相手に単騎で渡り合うすさまじい戦闘力を有しています。
基が想像力によって変形する素材なため高い再生能力を有し、登場回によって姿や能力が違うのが特徴。
ちなみに妄想力豊かでいつかロボットに乗れる日を夢見て絶叫マシンなどで三半規管を鍛えていた坂田金太の操縦技術は一級品。
パイロット時は「坂田ジ・エンド・オブ・ジョイトイペガサス金太」と名乗っています。
「ダンダダン」グレートキンタはルドリス由来
グレートキンタの基となった万能変形構造材「ナノスキン」は、シャコ星人の友人ルドリス由来の技術です。
ルドリスはマイクラのような間抜けな見た目をしていますが、全知全能の技術力を持つ超存在。
セルポ星人ですら驚愕した超ビッグネームです。
ルドリスがもたらした「ナノスキン」は、元々邪視によって破壊された綾瀬家を修復するために、ルドリスが提供してくれた素材。
つまり「グレートキンタ=綾瀬家」というわけですね(坂田金太は綾瀬家の一部を拝借して巨大ロボとは別の乗り物などを作ったりもしています)。
「ダンダダン」グレートキンタの登場話(何話)
初登場は菩薩ゼータバージョン(68~70話)
引用元:『ダンダダン』人気投票
グレートキンタの初登場は68話。
巨大化して襲ってくる怪獣(バモラの怪獣スーツ)に対抗する為、ルドリスのナノスキンを利用することを思いついたオカルンたち。
そのナノスキンを一番上手く扱える想像力の持ち主が坂田金太でした。
しかしこの時は、一緒にいたモモが「巨大=大仏」を想像してしまったため、何故かロボなのに大仏。
この初代ロボを、坂田金太は「グレートキンタ菩薩ゼータバージョン」と命名しています。
当初は上手く操縦できずグダグダでしたが、坂田金太が覚醒。
「ボクがダンダムを一番うまくあつかえるんだああ!」
と、華麗なバトルを繰り広げます。
まぁ、結局最後に止めを刺したのはモモの超能力パワーボムだったのですが。
侵略者と大決戦(115~116話)
引用元:『ダンダダン』人気投票
グレートキンタの再登場となる115話では、今度は坂田金太単独で巨大ロボをイメージした結果、かなり洗練されたカッコいいデザインのロボが誕生しました。
深淵の者が操る巨大怪獣スーツを相手に、オカルンたちが見守る中、大決戦。
東京タワーを振り回すグレートキンタVSスカイツリーを振り回す巨大怪獣というグレートなバトルを繰り広げ、見事勝利。
オカルンたちのピンチを見事に救っていました。
「来い! グレートキンタァア!!」
小型化、合体バージョンも(188~190話)
その後、巨大ロボではなく、ナノスキンの一部を拝借した小型ロボバージョンのグレートキンタも登場。
ただこの時は装甲硬度を重視するあまり機動力が低下。
オカルンと合体してパワーアップを試みるも、かえって弱くなってしまっていました。
ただ最終的には坂田金太の合体へのロマンが勝り、性能はアレでしたが周年で勝利をもぎ取っています。
「ダンダダン」グレートキンタの強さ(性能)
グレートキンタは操縦者と見た目はアレですが、本当に主人公組にとって切り札と呼べる凄まじい戦闘力を有しています。
巨大な敵に対抗するにはやはり巨大ロボ。
シンプルに大きいことは強いですよね。
更に大きくてパワフルなだけでなく、イメージによって多彩な攻撃手段と再生能力を完備したスーパーロボ。
乗っている人間の超能力や妖怪の力などを増幅して使うこともでき、坂田金太以外が操ってもかなり強いです。
唯一の欠点は大きすぎて強すぎて、中々普段は活躍する機会がないことぐらいでしょうか。
「ダンダダン」グレートキンタと人気投票
グレートキンタは第一回人気投票で、初代大仏(菩薩)バージョンが50位、再登場となった決戦バージョンが25位とキャラクターですらないにもかかわらず中々の人気を有しています。
操縦者の坂田金太が10位で彼と票が分散した形になっており、坂田金太の活躍の大部分がグレートキンタによるものであることを考えると、潜在的なグレートキンタのファンはもっと多いのかもしれません。
これから先、更なる怪獣大決戦が繰り広げられればグレートキンタの更なる躍進の可能性も……?
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