今回は「ジャンプ+」で連載中のダークファンタジー「ケントゥリア」より、王国に不審を抱く高潔な兵士「鉄塊のギヨーム」について解説します。
鉄塊のギヨームはかつて西部戦役にも参加していた歴戦の戦士。
その戦争で英雄と呼ばれたアンヴァルに深い敬意を抱いていました。
作中ではディアナの存在を巡ってアンヴァルと戦うも敗北し、その後意外な形で再登場を果たしています。
本記事でそんなギヨームのプロフィールや過去、人間関係を中心に解説してまいります。
目次
「ケントゥリア」鉄塊のギヨームのプロフィール
基本プロフィール
鉄塊のギヨームは王国に仕える歴戦の戦士。
『鉄塊』という異称は王国から戴いたもので、再登場した際にはただのギヨームだと名乗っていました。
初登場時は全身を王国の鎧で多い素顔を晒すことはありませんでしたが、再登場した際に判明したその中身はスラリとした長身のナイスミドル。
アンヴァルとの戦いで左目を失っており、眼帯を着用しています。
高潔で義理堅い苦労人で、初登場時には上官であるエルストリの命に従って村人を人質に取りながらも、無駄な人死にが出ないよう立ち回っていました。
王国に不審を抱く高潔な戦士
ギヨームは王国に仕える騎士であり、ギヨーム隊を率いる部隊長(初登場時点)。
アンヴァルが活躍した西部戦役にも参加していて、異能持ちを除けばかなり高い地位についていたようです。
ただ王国内では異能持ちが幅を利かせており、彼らの横暴な振る舞いや得体の知れないものを巡って戦いが繰り広げられ次々と仲間が死んでいく状況に、内心では王国に対する不信感を溜め込んでいました。
作中ではそうした不信感がアンヴァルの一件を経て爆発し、現在は軍から離れているようです。
「ケントゥリア」鉄塊のギヨームの強さ
鉄塊のギヨームはモーニングスターを振るう重戦士。
異能を持たない一般人としてはかなり上位の実力者で、その重い一撃は打ち合った剣を叩き折り、鎧ごと臓腑を叩き潰すほどです。
異能者相手でも十二分に勝ち目を見出せる武人。
状況判断も的確で、指揮官としても一流。
まさに、歴戦の戦士といった表現がこの上なく似合う人物と言えるでしょう。
「ケントゥリア」鉄塊のギヨームとアンヴァル
引用元:暗森透(X)
ギヨームとアンヴァルは共に王国に仕える兵士で、かつては共に西部戦役(アンヴァルが英雄と呼ばれ、ティティを拾った戦い)に参戦。
二人は直接の面識はなかったようですが、アンヴァルの奮戦により多くの友が救われたことにギヨームは感謝と尊敬の念を抱いていました。
王国に疑問を抱きつつも兵士として仕えていたという点では二人は似た者同士で、アンヴァルがユリアンやディアナを守る為に王国に反旗を翻したことは、後のギヨームの選択に大きな影響を与えています。
「ケントゥリア」鉄塊のギヨームの登場話
VSアンヴァル
ギヨームの初登場は11話。
予言者エルストリが予言の調査のためにアンヴァルたちが住む村にやってきた際、彼女に付き添っていました。
名前が判明したのは14話。
ディアナは予言の子であることが判明し、アンヴァルにディアナを殺すよう命じるエルストリ。
それに逆らったアンヴァルを始末するため、ギヨームはアンヴァルと戦います。
ギヨームはそのモーニングスターの一撃でアンヴァルの剣を折り、追い詰めたものの、彼女はその圧倒的なタフネスで耐えきり、逆にギヨームは強烈な頭突きの一撃で倒されてしまいました。
ユリアンたちの窮地に助力する
その後、42話でギヨームは再登場(この時点では眼帯をした男性が出て来ただけで、彼がギヨームであることは判明していなかった)。
詳細は不明ですがアンヴァルの頭突きが切っ掛けで目が覚め、軍を離脱していたようです。
街で偶然成長したユリアンたちを見かけたギヨーム。
ナイルという女性と行動を共にしていた彼はユリアンたちの動向を気にかけており、彼らがエルストリに襲撃を受けているのを見て助力を決断(55話)。
68話でユリアンたちと再会し、黒騎士オルトロスの足止めを引き受けユリアンたちの窮地を救っています。
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