「ブラッククローバー」ダムナティオ~魔法議会議長、実父をも裁いた滅私の人、その強さ(魔法)、死亡(?)シーンなど~

 今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、魔法議会議長「ダムナティオ・キーラ」について解説します。

 ダムナティオはクローバー王国の司法機関・魔法議会のトップ。

 秩序と国のためなら手段を選ばない人物で、初登場時は悪魔憑きであるアスタたちに罪をきせて裁こうとしたこともありました。

 ただ決して差別主義者ではなく、ある意味誰より滅私の人であったダムナティオ。

 本記事ではそんな彼のプロフィールや強さ(魔法)、作中での動向(死亡・復活)を中心に解説してまいります。

「ブラッククローバー」ダムナティオのプロフィール

基本プロフィール(誕生日、身長、声優など)

年齢28歳(初登場時)
誕生日10月16日
身長180cm
血液型A型
魔法属性天秤
好きなもの正義、紅茶
出身地王貴界
声優土田大

 ダムナティオ・キーラはクローバー王国の司法機関・魔法議会の議長。

 王権派で知られる王族キーラ家の出身で、魔法騎士ではないものの強力な力を有しています。

 外見は髪を後ろに流した真面目で几帳面そうな雰囲気の男性。

 秩序と国を守るためなら手段を選ばない苛烈な性格の持ち主で、ある意味極まった滅私の人です。

 その在り方から周囲の人々には恐れられていますが、国と秩序を守りたいという信念は本物。

 ただしクローバー王国にとって不利益な存在と判断されれば容赦なく断罪されるので、あまりお近づきになりたくない存在であることは確かです。

実父をも裁いた魔法議会の議長

 ダムナティオは魔法騎士団とは独立した魔法議会の議長で、クローバー王国の司法機関のトップ。

 魔法帝でもダムナティオに命令を下すことはできず、理由と必然性さえあれば魔法帝を裁くことさえ可能です。

 過去には実父さえも裁いたことがあり、同じ王族のミモザからも畏怖されていました。

 原作での出番はそれほど多くありませんが、アニメではオリジナルストーリー「デビル・バニッシャー 」編で活躍し、ダムナティオの人情味のある一面が描かれています。


「ブラッククローバー」ダムナティオの強さ(魔法)

 ダムナティオは魔法騎士ではないものの、王族であり強力な魔法の使い手。

 彼の魔法は「天秤」魔法、相手の能力に干渉する極めて特殊な魔法です。

<天秤魔法>

スケールレギュレイト
天秤で相手の能力を測り、バランスを動かすことで秩序を作る。

 説明が分かりにくい能力ですが、恐らく天秤を動かすことで自分と相手の魔力差をなくす魔法と思われます。

 対多数相手にも有効で、その場合はダムナティオ一人と敵対者全員合算の魔力差がなくなる模様。

 ただ相手との力量差が大きすぎると十分な効果を及ぼすことができません。

スケールドミネイト
後述する聖騎士になったダムナティオの新魔法。
スケールレギュレイトの魔力差による制限がなくなったパワーアップバージョン。

「ブラッククローバー」ダムナティオの動向

 ダムナティオの初登場は原作216話。

 白夜の魔眼による襲撃が終わった直後、王国の治安が悪化し、国民の信頼が低下することを防ぐために登場しました。

 ダムナティオは、国力維持のために魔法騎士団を失うわけにはいかないと判断。

 悪魔憑きの疑いがあるアスタネロ(セクレ)、またゴーシュの妹マリーをに全ての罪をきせようとします。

 結局そこに黒の暴牛が乱入し、魔法帝の計らいもあって裁判は中断。

 アスタは無実を証明するための国外での調査任務を受けることとなります。

 裁判の後、ダムナティオは魔法帝の下を訪れ、クローバー王国の歪みを正すためなら魔法帝であっても裁くと釘を刺して去って行きました。

 その後、スペード王国が遣わした魔神の襲撃があった際には魔法帝と共に迎撃に回ったものの止めきれず、悪魔合体を習得したアスタによって救われることに。

 アスタの存在を認めざるを得なくなった形でしたが……


「ブラッククローバー」ダムナティオ、死亡?

 スペード王国編の終了後、ダムナティオは一人で魔法帝の下を訪れました。

 ダムナティオはアスタの裁判以降、独自に悪魔憑きや悪魔について調査を行っており、本来冥府の支配者とされる三体の悪魔にメギキュラは存在せず、元々その地位についていた時間を司る悪魔アスタロトが二十数年前に冥府から消えたことを告げます。

 そして彼が調べる限り、時間の名を冠する魔法を使う者は一人しかいません。

 つまり魔法帝ユリウス。

 その正体をユリウスが自覚し、ダムナティオに自分を倒させようとした瞬間、ユリウスの本来の人格であるルシウス・ゾグラティスが覚醒。

 ダムナティオはその場に倒れ、長らく消息不明となっていました。

 一部では死亡説も流れていましたが……

「ブラッククローバー」ダムナティオ、復活

 ダムナティオはルシウスの霊魂魔法により最上位悪魔バアルと融合させられ、上位生命体「聖騎士(パラディン)」となり操られる形で再登場します。

 聖騎士となったダムナティオはアスタの帰還を妨害するため、ルシウスの命令で魔女の森を襲撃。

 アスタを呼び戻す魔法「運命の扉」を守る黒の暴牛のメンバーたちを蹂躙していきます。

 聖騎士となってパワーアップした上、バアルの大気魔法まで使いこなすダムナティオの力は圧倒的でした。

 しかし新たな力「絶天」を手にしたアスタが帰還したことで戦況は一変。

 ダムナティオはアスタの反魔法によりルシウスの支配から解放されることとなります。



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