今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、初代魔法帝「ルミエル・シルヴァミリオン・クローバー」について解説します。
ルミエルは500年前にクローバー王国を襲った魔神を倒した英雄。
当初は単に伝説の人物として描かれていましたが、後に500年前の事件の真実が語られ、石像に封印されていたルミエルは一時的にではありますが現世に復活することになります。
本記事ではルミエルのプロフィール(子孫)や強さ(魔法)、その過去(リヒト・セクレ)や復活の経緯などを中心に解説してまいります。
「ブラッククローバー」ルミエルのプロフィール
基本プロフィール(年齢、誕生日、身長、血液型、声優など)
年齢 | 25歳(封印時) |
誕生日 | 2月12日 |
身長 | 168cm |
血液型 | O型 |
魔法属性 | 光 |
好きなもの | 自分で考えた服を作ること、可能性に満ちたすべてのもの |
出身地 | 王貴界 |
声優 | 光秀(島﨑信長の別名義) |
ルミエル・シルヴァミリオン・クローバーは500年前に存在したクローバー王国の王子。
クローバー王国を襲った巨大な魔神を打ち倒し人々を守った英雄であり「初代魔法帝」と呼ばれています。
クローバー王国の外れには今でも巨大な魔神の頭蓋骨が残っており、その上にはルミエルの石像が鎮座しています。
外見は人々が思い描く「幸福な王子」。
気さくで好奇心旺盛な性格で、異種族や下民に対しても差別意識なく接する稀有な王族です。
魔力や魔法属性に恵まれない人でも魔法の恩恵を受けることができる平等な社会を目指し、魔道具の研究などに情熱を注いでいました。
ルミエルの子孫たち
ルミエル本人に子供はいませんが、彼の血族は王族としてその血を繋いでいます。
彼の「シルヴァミリオン家」は500年の間に「シルヴァ家」と「ヴァーミリオン家」に分裂。
シルヴァ家のノエルやノゼル、ヴァーミリオン家のミモザやメレオレオナ、フエゴレオンやレオポルドが直系ではないものの、彼の子孫にあたります。
特にミモザはルミエルの妹だったテティアに当時を知るライアが見間違えるほどよく似ています。
なお魔法帝は世襲制ではないため、現魔法帝であるユリウスはルミエルの子孫ではありません。
「ブラッククローバー」ルミエルの強さ(魔法)
稀有な光魔法・四葉の魔導書
ルミエルは稀有な光魔法の使い手でユノと同じ四葉の魔導書の保持者(正確にはユノが初代魔法帝と同じなわけですが)。
光魔法は全魔法属性で「最速」の魔法属性で、光の速さで高速移動を行うことを可能とします。
魔力量や魔法のセンスなどは図抜けており、マナゾーンも自在に使いこなすなど、作中でも屈指の実力を持つ魔導士。
本来、悪魔や魔神には通常の魔法は通用しませんが、ルミエルの魔法は特殊だったようで聖域や冥域の魔法と同じく魔神にも通じていました。
初代魔法帝と呼ばれるだけあって、他の魔法騎士とは格の違う存在だったようですね。
使用魔法(リヒトとの合体魔法含む)
以下は作中でルミエルが使用した魔法です。
<光魔法>
アヴィオールの灯
光属性の攻撃魔法。
アヴィオールの灯 榮光(グロリア)
マナゾーンを用いた広域攻撃魔法。
<合体魔法>
宿魔の剣 護光
リヒトとの合体魔法で自身の魔力や加護を仲間に分け与える魔法。
この他にも魔法名こそ不明ですが高速移動魔法や多彩な攻撃魔法を使用していました。
ちなみに友であったリヒトの影響か、攻撃魔法は光を剣の形にすることが多いようです。
「ブラッククローバー」ルミエルの過去
ルミエルは魔道具により魔力や魔法属性に恵まれない人々との格差をなくし、平等な社会を目指す革新的な王族でした。
その思想は周囲から白眼視されることが多かったものの、奉公人であったセクレ(ネロ)の協力を得て研究に明け暮れていました。
そんなルミエルはある日、妹のテティアの魔力暴走が切っ掛けてエルフ族の青年・リヒトと出会います。
リヒトが同じ四葉の魔導書を有していたこともありルミエルは彼らエルフ族と親しくなり、ついには妹のテティアとリヒトが婚約することに。
しかし言霊の悪魔ザグレドに唆された他の王族たちが、ルミエルとセクレが開発した魔道具を使ってエルフの里を襲撃し、エルフ族はリヒトを残して全滅。
リヒトはルミエルに裏切られたと思い禁術を使い魔神と化してしまいます。
その場に駆け付けたルミエルの姿にそれが誤解であったことに気づいたリヒトはルミエルに自分を倒すよう願い、ルミエルは魔神と化したリヒトを倒したものの彼自身も致命傷を負ってしまうことに。
セクレはルミエルの命を救い、いずれ復活するザグレドに備えるため、禁術によりルミエルを石像の姿へと封印したのです。
「ブラッククローバー」ルミエルの活躍(復活)
封印から約500年後、言霊の悪魔ザグレドの復活を受け、魔石を集めたネロがルミエルの封印を解くことに成功し、ルミエルは現代に復活します。
そしてザグレドがいる影の王宮へと赴き、同じく復活したリヒトと再会。
リヒト、アスタ、ユノらと協力してザグレドを撃破することに成功します。
しかしこれにより力を使い果たしたルミエルの肉体は限界を迎えて崩壊。
セクレやノエルたち子孫に見守られ、アスタたちのように自分の理想を受け継ぐ者がいることに満足して、心置きなく天へと昇って行きました。
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