「ブラッククローバー」サリー~見た目”は”かわいいイカレ女、死亡→復活の経緯、アスタの取引で仲間に?~

 今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、見た目はかわいいイカレたマッドサイエンティスト「サリー」について解説します。

 サリーはテロ組織「白夜の魔眼」に所属する研究者。

 見た目はかわいい少女ですが、自分の研究以外には全く興味がなく、犯罪行為にも平然と手を染める問題児です。

 作中では白夜の魔眼の頭首・リヒトに裏切られ生贄にされたものの奇跡的に復活。

 その後、アスタの捨て身の説得(?)で寝返ったイカレ女のプロフィールや活躍を語ってまいります。

「ブラッククローバー」サリーのプロフィール

基本プロフィール(年齢、誕生日、身長、血液型、声優など)

年齢17歳(初登場時)
誕生日3月17日
身長160cm
血液型B型
魔法属性ゲル
好きなもの面白い研究対象
出身地不明
声優津田美波

 サリーはクローバー王国で暗躍するテロ組織「白夜の魔眼」に所属する研究者。

 外見はモサモサした黒髪ショートヘアのメガネっ娘で、露出度高目な服装をしています。

 マイペースな性格と間延びした口調が特徴で、一見すると頭が緩そうに見えますが、研究者としては非常に優秀。

 作中では多数のマジックアイテムや薬品、物語のキーとなる複製体技術を開発していました。

 また、エルフ化したドロシーの夢魔法を攻略するなど、魔法に対する高い分析力と対応力を兼ね備えており、魔導士としての能力も中々のものです。

研究以外に興味のない狂気のマッドサイエンティスト

 サリーは自分の研究以外に全く興味がない、典型的なマッドサイエンティストです。

 善悪の観念も薄く、研究のためなら子供を誘拐したり、ヤバい薬品を注射して人を暴走させたりと手段を選びません。

 悪人というよりは、ただただ無邪気。

 珍しい魔法を見ると鼻息荒く頬を紅潮させる変態で、特に反魔法を持つアスタに対しては、舐め回したり血を吸ったりとやりたい放題やっています。

 白夜の魔眼に所属しているのも、頭首のリヒトが好きに研究をさせてくれるから。

 敬語こそ使っていましたが、別にリヒトに忠誠心が有ったわけではないのです。


「ブラッククローバー」サリーの魔法(ゲル)

 サリーはゲル魔法という珍しい魔法の使い手です。

 ゲル状の粘液を自在に操ることができ、敵の攻撃をゲルで曲げたり、毒を中和したりと防御面に関してはかなり優秀。

 通常は巨大なオオサンショウウオ(ウーバールーパー?)を模した粘液「ベトベトサラマンダー(サラマンくん)」を生み出し、それを使役して攻防を行っています。

 また、裏魔道具の魔塊蠍の首輪を使用することで「デカデカベトベトサラマンダー」にパワーアップさせることも可能。

 強化されたサラマンくんは、魔法騎士団長クラスの攻撃すら防いでいました。

 ちなみにサラマンくんは、通常時は紫色ですが、強化されるとピンク色に変化します。

「ブラッククローバー」サリーの研究成果

 サリーは作中で様々な魔道具を開発しています。

 例えばサラマンくんを「デカデカベトベトサラマンダー」にパワーアップさせた「魔塊蠍の首輪」。

 これは着けている者の魔力を10分間10倍にするという凄まじい代物です。

 この他にも、注射した対象を化け物に変えてしまう薬品や、魔力感知を防ぐ特殊な迷彩服など、サリーの発明品は実に多種多彩。

 その中でも作中で特に重要な役割を果たしたのが、採取した魔力から複製体を作り出す技術です。

 この技術により白夜の魔眼の幹部・「三魔眼(サードアイ)」は、本来あり得ない二度目の転生を果たすことに成功。

 また白夜の魔眼編のラストでは、ヴァンジャンス団長の肉体に宿っていたパトリの魂、その新たな受け皿にも、この複製体が使われていました。


「ブラッククローバー」サリー、死亡から復活の経緯

 サリーはリヒトに裏切られ、一度死亡しています。

 白夜の魔眼の目的である禁術魔法によるエルフ族の転生。

 それに必要な魔石を集めた後、サリーを含む白夜の魔眼の構成員たちは、禁術魔法を発動させるための「途方もない魔力と犠牲」の生贄としてリヒト(パトリ)に利用され、死亡することに。

 サリーたちはそのまま物語から退場するはずでした。

 

 しかし、裏切られた白夜の魔眼の構成員の一人、ラデスの進化した「死霊魔法」により、ラデス、ヴァルトス、サリーの3人は魂を肉体に戻し見事生還。

 「死霊魔法」という蘇生手段から、復活当初はアンデッドになったのかとも疑われていましたが、元通りの普通の人間として復活しています。

「ブラッククローバー」サリー、アスタの説得で仲間に?

 復活を果たしたサリーたち3人は、アスタたち「黒の暴牛」と遭遇します。

 自分たちを裏切ったリヒトへの恨みに燃えるラデスとリヒトの真意を問いただしたいヴァルトスは、黒の暴牛と手を組むことを決断。

 しかしサリーは特にリヒトに対して恨みはなく、復讐に対して興味薄でした。

 むしろ、一回死んで色々閃きそうだと、既に新しい研究に意識が向いています。

 サリーの協力を得たいアスタは、協力してくれればこの戦いが終わった後、自分の身体をいくらでも調べて良いと捨て身の説得を敢行。

 サリーの気を引くことに成功し、見事彼女を仲間に引き込んだのでした。

 

 白夜の魔眼編終了後、サリーは王国の復興作業に従事した後、監視付ですが研究者として活動。

 スペード王国編でもナハトに精鋭メンバーとして選ばれ、スペード王国に現れた悪魔達から人々を守っていました。



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