「忘却バッテリー」藤堂姉妹～ファンから人気の高い色っぽい姉貴とかわいい幼女、葵との関係や両親など～

　今回は「ジャンプ＋」の人気野球漫画「忘却バッテリー」から、ファンから人気の高い「藤堂姉妹」について解説します。

　藤堂姉妹は小手指の遊撃手・藤堂葵の姉と妹。

　未だ名前も明かされていませんが、貴重な女性キャラ枠ということもあり、ファンから根強い人気を誇る美人姉妹です。

　本記事では藤堂姉妹のプロフィールや藤堂家の関係性、登場回などを中心に解説してまいります。

「忘却バッテリー」藤堂の姉（姉貴）のプロフィール

引用元：『忘却バッテリー』キャラクター人気投票

　藤堂の姉（姉貴）はその呼称の通り、小手指高校野球部の遊撃手・藤堂葵の姉。

　そこそこ出番があり、貴重な女性キャラで、人気もあるのに下の名前は不明となっています（要の母と同じ形式）。

　外見は色っぽい雰囲気の綺麗なお姉さま。

　弟のことを「葵」と呼び、飯を作れと命令する女帝系です。

　ただ少しだけ乱暴で羞恥心が薄めなことを除けば家族思いの常識人であり、一度野球を離れた弟のことを心から心配していました。

　アニメ版では原作よりも色気抑えめ、清楚さと出番マシマシで普通にキレイなお姉さんといった印象が強くなっています。

引用元：『忘却バッテリー』キャラクター人気投票

　藤堂の妹はその呼称の通り、小手指高校野球部の遊撃手・藤堂葵の妹。

　姉と同様に下の名前は未だ明かされていません。

　外見は髪を高めの位置で二つに結わえた庇護欲をそそるかわいらしい美幼女。

　人見知りで要や清峰、千早、山田といった小手指メンバーと初めて会った際は「…こわい」と呟き兄に抱き着いていました。

　兄のことは「葵にーに」と呼んでとても慕っている模様。

　可愛い姉妹に憧れている要圭は、自分の家とのあまりの格差にショックを受けて崩れ落ちていました。

　藤堂姉妹は名前が明かされていないにもかかわらず、作中でも上位に入る人気キャラクターです。

　藤堂の姉は人気投票第1回13位、第2回19位。

　藤堂の妹は人気投票第1回28位、第2回34位。

　特に藤堂の姉は毎回「要の母」とデッドヒートを繰り広げ（第1回12位、第2回20位と横並び）、第2回では佐古レイラ（第1回10位、第2回25位）を押さえて女性キャラトップに君臨しています。

　藤堂姉妹と藤堂葵の関係性は良好です。

　藤堂の姉は時に弟のことをぶん殴ったり（野球中継を見たくないからとＴＶをぶっ壊したのだから当然）、弟からババア呼ばわりされていますが、それはあくまで姉弟の信頼関係あってこそのやり取り。

　弟が野球を辞めた際はあれこれ口出しすることなく、黙って弟の決断を見守っていました。

　藤堂の妹は普通にお兄ちゃん大好きっ子。

　野球をしている兄がカッコいいから大好きだと無邪気に発言していました。

　姉妹とも重要な試合では兄の応援に球場まで駆け付け、勝てば涙を流して喜んでいます。

　藤堂家は父子家庭。

　コミックスのキャラクター紹介で、母親が既に他界していて、藤堂の姉が母代わりとして一家を支えてきたことが明かされています。

　父親は作中で一度も登場せず、中学時代、藤堂葵が帝徳のスカウトから話を聞く際も姉が同席していましたので、かなり多忙な人物であることが窺えます。

　藤堂姉妹の初登場は原作13話（アニメ6話）。

　野球について教えて欲しいとやる気を見せる要に、一行が藤堂の家（団地のアパート）で勉強会を開く回です。

　藤堂に姉妹がいると知って見てみたいと食いついた要が強引に藤堂家で勉強会を開催した形ですが、姉妹の想像以上の可愛さ（自分の母との格差）に要はショックを受け、崩れ落ちて涙を流していました。

　原作ではほんのちょい役だったものの、アニメでは要圭のアホっぷりに姉妹が笑うシーンが描かれていたり、少し出番が増えていますね。

　その後も藤堂姉妹は主に藤堂葵の回想シーンや試合会場のスタンドに登場。

　決して登場シーンは多くないのですが、要の母と同様に強い存在感を発揮しています。