「チェンソーマン」レゼ~デンジの初恋の女性、その正体と強さ、死亡後の復活・再登場の理由とその後~

 今回はその強烈すぎるストーリーとキャラクターで話題を攫った傑作漫画「チェンソーマン」より、その魅力と儚い最期でデンジと読者を魅了した「レゼ」について解説します。

 レゼはデンジの前に現れ、彼のハートを鷲掴みにした美少女。

 彼女もデンジに好意を示しますが、実はレゼはデンジの心臓を狙って現れた刺客だったのです。

 演技でしかなかったはずの関係ですが、次第にレゼもデンジに惹かれていき……

 本記事ではレゼの正体やデンジとの切ない交流、その最期(死亡)と復活・再登場の理由などを中心に、その魅力を深掘りしてまいります。

「チェンソーマン」レゼのプロフィール(正体)

デンジの前に突如現れた美少女、その正体はデンジの心臓を狙う武器人間

 レゼはコミックス7巻でデンジが街で出会った美少女。

 常にほんのり赤く染まった頬と幅広なチョーカーが特徴です。

 見た目だけでなく性格も非常に可愛らしく、レゼに魅了されたデンジは彼女がバイトをするカフェ「二道」に通い詰める様になります。

 レゼの方もまんざらではない様子で、デンジと積極的に交流を深めていくのですが……実は彼女はデンジ(=チェンソーマン)の心臓を狙って現れた刺客。

 デンジと同じ悪魔と融合した武器人間と呼ばれる存在だったのです。

 ちなみに、デンジはレゼより先にマキマに好意を抱いていましたが、彼がマキマに対して求めていたのは恋愛ではなく母性的なものなので、デンジの初恋はレゼだと言われています。

プール・縁日でのデート、逃避行の誘い

 親しくなったデンジとレゼは、レゼのバイト終わりにしばしば一緒に出掛けるようになります。

 ある時は夜の学校に忍び込み、学校に通ったことのないデンジのためにごっこ遊びをしたり、プールに飛び込んで泳いだりと、一昔前の甘酸っぱい青春映画みたいなやり取りを繰り広げていました。

 この時デンジは胸中でマキマに操を立てるかのような葛藤はしていたものの、完全にレゼにメロメロでした。

 そしてまたある日、二人は縁日でデート。

 そこでレゼは「デンジが16歳で学校にも通わせてもらえず、悪魔と殺し合いをさせられているのはおかしい」「いっしょに逃げない?」と誘います。

 しかしレゼの誘いを「最近仕事が楽しくなってきた」からとやんわり拒絶するデンジ。

 レゼはそんなデンジにキス――彼の舌を食いちぎり、ナイフで首と左手を切り落としながら告げます。

「デンジ君の心臓貰うね?」

 自発的にデンジを連れていくことができないと判断したレゼは、その「ボム」としての正体を現し、強硬手段にうってでたのです。

野茂が「見たことがある」と発言していた理由は?

 ピンチに駆けつけたビームによって辛うじて難を逃れ、レゼの手から公安に逃げ延びたデンジ。

 そこにレゼがデンジを追って堂々と公安に襲撃をしかけてきます。

 そこでレゼの姿を見た対魔2課の野茂は、彼女の姿を「どこかで見たことないか?」と発言していました。

 これについて、後にレゼは「モルモット」と呼ばれる身寄りのない子供たちを集めたソ連の戦闘集団の一員であることが判明しています。

 おそらく野茂はかつてその構成員に関する情報を見たことがあったのでしょう。

 しかし、それは何十年も昔の情報だったようで、野茂はまだ10代にしか見えないレゼが「モルモット」の一員とは思えず、すぐに「まさかな」と否定していました。

 実際には、レゼたち悪魔と融合した人間の肉体は老化することがないため……


「チェンソーマン」レゼの強さ(ボム・爆弾の悪魔)

デンジと同様、悪魔と融合した武器人間

 レゼはデンジと同様に悪魔と融合した武器人間と呼ばれる存在です。

 レゼが融合したのは「爆弾の悪魔」で、彼女はボムと呼称されていました。

 首元のチョーカーは、実は首に付いた「爆弾のピン」を偽装するためのもので、レゼはそのピンを抜くことで爆弾の悪魔へと変身します。

 デンジと同様に高い不死性を持ち、作中では肉体を切り離して爆破し、その後再び肉体を再生したりとかなり理不尽で無茶苦茶な戦い方を見せていました。

 単純に肉体を爆破するだけでなく、某焔の錬金術師のように指パッチンで離れた敵を爆破したり、某大爆殺神ダイナマイトのように爆破を利用して空中を高速移動したりと、応用力が非常に高いのも特徴です。

 弱点としてはデンジと同様、能力の使用で血液を消費するため、血液が不足すると変身できなくなることと、水の中ではしけって爆破できないことぐらいでしょうか(爆弾の悪魔なのに「魚雷」は非対応なのか、という疑問はありますが)。

高い格闘技術とボムの能力で公安を半壊させる

 デビルハンターの巣窟である公安に真っ向から襲撃をしかけたレゼ。

 普通であれば熟練のデビルハンターやその契約悪魔に囲まれ、なすすべなく倒されていたでしょうが、レゼはそれらをものともせず、逆にソ連仕込みの戦闘技術と理不尽なボムの能力で特異2課の面々を返り討ちにしてしまいます。

 できるだけ殺したくないから、と手心を加えている余裕さえ見えましたね。

 ちなみに、この時東山コベニはあっさり日和り「もう仕事辞めるから許してくださぁい!」と土下座して見逃して貰っていました。

 戦いは早川アキの血を飲んで回復し、チェンソーマンへと変身したデンジとレゼとの一騎打ちに。

 しかしレゼの戦闘力は圧倒的であり、再びデンジをボロボロにしてしまいます。

 そこに早川アキ、ビーム、台風の悪魔、天使の悪魔が乱入し、戦いは乱戦状態。

 その中にあってもなお圧倒的な強さを見せたレゼでしたが、デンジはチェンソーのチェーンで自分とレゼをぐるぐる巻きにし、爆破のできない海中に飛び込んで相打ちに持ち込んだのです。


「チェンソーマン」レゼの最期(死亡)と復活・再登場の経緯

デンジとの逃避行のためカフェに向かう途中、マキマの襲撃に遭い死亡

 戦いの後、海辺で意識を取り戻したレゼ。

 近くには気絶したビームと、海を見つめるデンジがいましたから、ビームがデンジたちを海中から回収し、デンジがレゼに血を与えて蘇らせたのでしょう。

 任務に失敗してしまったため逃げようとするレゼ。

 デンジは彼女に一緒に逃げないかと誘います。

 レゼはその場ではデンジの誘いを断り、隙をついてデンジの首を折り去っていきますが、その背にデンジは「今日の昼にあのカフェで待ってるから」と呼びかけます。

 

 そして場面は変わって、逃走の為に山形行の新幹線に乗ろうとするレゼ。
 しかし彼女は思いとどまりデンジの待つカフェへと向かいます。

 その途上で、レゼはマキマと天使の悪魔の襲撃に遭い、ボムに変身することも出来ず、あっさりと倒されてしまいました。

 

 夜になったカフェで花束を抱え、レゼを待ち続けるデンジ。

 そこに姿を見せたのはレゼ――ではなく復活したパワーで、その能天気な姿にデンジの心は救われるのでした。

その後、マキマに操られ「公安対魔特異5課」として復活するが……

 死亡し、完全に物語から退場したかに思えたレゼでしたが、後に実は生きていた(武器人間は実質不死身)ことが判明します。

 しかしその精神はマキマに完全に操られており、公安対魔特異5課というマキマの私兵となってデンジに襲い掛かります。

 デンジに対しては完全に興味を失い、自分を殺したマキマにベタベタするその姿に、デンジとレゼの交流を知る読者は複雑な気分にさせられました。

「野郎とデートしたって」
「つまらないと思うけどなあ」
「ね! マキマさん!」

 デンジもレゼを気にする余裕はなかったのか、特にショックを受けたり反応を見せることがなかったことだけが唯一の救いでしょうね。

 マキマの命令でデンジに襲い掛かるも、返り討ちに遭うレゼ達。

 彼らはその性質上ほとんど不死身であり、作中での描写を見る限り倒されてはいますが、完全に死亡したわけでもなさそうです。

 ひょっとしたら、第二部ではワンチャンレゼ復活の可能性も残されているかも……

【まとめ】「チェンソーマン」キャラクター一覧

 



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