今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、ヘルメス・ファミリアの前団長「リディス・カヴェルナ」について解説します。
リディスはヘルメス・ファミリアの前団長で、女版ヘルメスとも言うべき女性冒険者。
ヘルメスと共にアスフィを故郷から連れ出し、その人生に大きな影響を及ぼした存在です。
作中では大抗争序盤に死亡しているものの、外伝「ファミリアクロニクル」でその活躍が描かれていました。
本記事ではそんなリディスのプロフィールや強さ、人間関係を中心に解説してまいります。
目次
「ダンまち」リディスのプロフィール
引用元:大森藤ノ(X)
基本プロフィール
リディス・カヴェルナはヘルメス・ファミリアの前団長を務めていた女性冒険者です。
外見は長い灰金髪が特徴のスレンダーでしなやかな美女。
猫のように気まぐれで掴みどころがない性格をしていて、アスフィからは「ヘルメスが二人いる」と評されていました。
本編開始の七年前の「大抗争」序盤に命を落としており、故人となっています(詳細は後述)。
神々から与えられた二つ名は不明。
「ヘルメス・ファミリア」の前団長
リディスが団長を務めていた「ヘルメス・ファミリア」はヘルメスが主神を務める探索系および商業系のファミリア。
「台頭を好まず中立を気取る」という方針を掲げたファミリアで、方々にコネクションを持っており、様々な依頼が舞い込んできているのが特徴。
団員のランクアップをギルドに報告せず偽っていて(ランクが上がるとギルドからの強制ミッションがある)、周囲からは胡散臭いファミリアの筆頭と認識されています。
リディスを含め、元盗賊など訳ありの人材も多く揃っていて、団員たちはレベル以上に油断のならないプロフェッショナル集団となっています。
「ダンまち」リディスの強さ(レベル)
| <基本アビリティ> | |
| 力 | ??? |
| 耐久 | ??? |
| 器用 | ??? |
| 敏捷 | ??? |
| 魔力 | ??? |
| <発展アビリティ> | |
| 【錬金:?】??? | |
| <魔法> | |
| ??? | |
| <スキル> | |
| ??? | |
リディスの詳細なステータスについては今のところ不明。
判明しているのは物語開始12年前の時点でレベル3であったことと、主武装が短剣のスピードタイプの冒険者であったこと、そして『錬金』の発展アビリティを持ち特殊な力のある金属の道具を製作可能であったことです。
元盗賊ということもあり、武器だけでなく様々な道具や詐術を駆使して戦うタイプであったよう。
亡くなった時点でレベル4以上に達していたかは分かっていません。
「ダンまち」リディスの死亡経緯
リディスは本編開始七年前、大抗争『死の七日間』の序盤に闇派閥の手にかかって死亡。
大抗争とはオラリオ史で最も多くの死者を出した最厄とされ「アストレア・レコード」でその内容が語られています。
リディスは自分が亡くなることを予期していたのか、アスフィを飲みに連れて行った際に「自分が死んだら次の団長は貴女だ」と告げていました。
リディスが具体的にどんな状況で誰に殺されたかは語られていませんが、アスフィはヘルメスからリディスの死を告げられ、ショックを受けながらもファミリアの団長となることを受け入れています。
「ダンまち」リディスとヘルメス(過去)
リディスは元盗賊で、本人曰く「肥溜めみたいなところ」で生まれ、生きるために殺しも盗みも何でもやっていたそうです。
ある時、ドジを踏んで牢屋にぶち込まれた際、ボロボロだったリディスの前に現れたのがヘルメス。
ヘルメスは『オレの好みだ』といってリディスを眷属に勧誘。
──盗賊の守り神意外とは契約しない? 残念、多能神の事物には盗賊も含まれてる!
──だから盗賊ちゃん、獄死する前にオレの眷属にならないか?
──眷属が嫌なら、そうだな、『妹』でもいいさ。オレたちは兄妹喧嘩するくらいには対等だ。
リディスはヘルメスの眷属となり、二人きりの時は彼のことを「お兄ちゃん」と呼んでいました(ワザと他の眷属の前でその呼び方をして、ヘルメスを周囲からドン引きさせたことも)。
「ダンまち」リディスとアスフィ
アスフィにとってリディスはヘルメスと並ぶ恩人です。
アスフィは元々、海国ディザーラの姫君で、国の贄として利用される存在でしたが、そんな彼女の前に現れたのがリディスとヘルメス。
当時10歳だったアスフィは、二人との出会いを機に英雄の救いを待つ「アンドロメダ」ではなく、自分で自分を救う「ペルセウス」となり、空に羽ばたきました(詳細はファミリアクリニクル エピソード:アスフィに)。
リディスはヘルメスが「一目惚れ」だと言って勧誘したアスフィに少しだけ嫉妬しながらも、彼女のことを自分の後継、ヘルメスを託す人物として期待していたようです。



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