今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、ギルド受付嬢「ミィシャ・フロット」について解説します。
ミィシャはベルの担当アドバイザーを務めるエイナと仲の良い同僚。
決して仕事ができるタイプではありませんが、明るく社交的な性格で作中では大派閥であるロキ・ファミリアの担当を任されています。
作中での主な役割はエイナの恋を横からニマニマ見守ること。
本記事ではそんなミィシャのプロフィールや過去(フロットの奇跡)、人間関係を中心に解説してまいります。
「ダンまち」ミィシャ・フロットのプロフィール
引用元:大森藤ノ Twitter
基本プロフィール(声優など)
ミィシャ・フロットはオラリオでダンジョンの管理を担う「ギルド」に所属する受付嬢。
主人公ベル・クラネルの担当アドバイザーを務めるエイナ・チュールの同僚であり友人です。
種族はヒューマンで年齢は不明。
同期のエイナが19歳なので、恐らくは同程度と推察されます。
外見は桃色の髪を肩のあたりまで伸ばした小柄な少女。
明るく社交的で、友人想いな性格をしています。
声優は橋本ちなみさんが担当。
エリートとされるギルド職員だが?
物語の舞台である迷宮都市「オラリオ」は「英雄の都」であり「世界の中心」。
そこで都市運営や冒険者・迷宮の管理を担う「ギルド」はエリート中のエリートが集う職場です。
しかしミィシャはあまり仕事ができるタイプではなく、しょっちゅう仕事を溜めては友人のエイナに泣きついて助けてもらっています。
飛び抜けて仕事ができないポンコツという訳でもなさそうですが、エイナと同じ勤続5年の職員としてはちょっと落ちこぼれ気味ですね。
同期のエイナが重要な仕事を任されたり会議に参加する一方で、ミィシャがそうした案件を任されている描写は基本的にありません。
「ダンまち」ミィシャ・フロットとロキ・ファミリア
前述した通りミィシャ・フロットは決して優秀なギルド職員ではありませんが、作中では何故か都市最大派閥の一角であるロキ・ファミリアの担当を任されることが多いです。
このことには、普通なら粗相がないように優秀な職員をつけそうなものなのに何で自分がとミィシャ本人も困惑していました。
これは好意的に考えるなら、組織としてしっかりしたロキ・ファミリアならミィシャをあててもトラブルは起きないだろうと考えてというパターンで、リアルの会社とかでも新人に関係の深い大口取引先の担当を任せたりするのはよくあることですよね。
逆に穿った見方をするなら、ギルド長のロイマンは普段ロキ・ファミリアには手を焼かされているので、ちょっとした意趣返しとしてミィシャを担当にした可能性も……
ちなみにロキ・ファミリアの団員の中では、波長が合うのかエルフィと親しくしているようです。
「ダンまち」ミィシャ・フロットと「フロットの奇跡」
ミィシャ・フロットは世界中から子供を集め優秀な人材を育てることを目的とした「学区(正式名称:海上学術機関特区)」の出身です。
「学区」出身者と言えば、他にエイナやレフィーヤ、ニイナなどがいますね。
どうもミィシャは「学区」にいた時からあまり出来の良い生徒ではなかったらしく、在籍時に受けたギルド採用の模擬試験では「Z判定」という最低評価を叩きだしたのだとか。
受かる可能性ゼロという判定から何故か採用を勝ち取ったミィシャの偉業は、「学区」では「フロットの奇跡」として今も語り継がれているそうです。
……というか「Z判定」って何でしょうね?
26段階評価(S評価とかあったら逆にいいのか悪いのか分かりにくい)なのかどうかも分かりませんが、そこまで細分化する意味が分からない。
「ダンまち」ミィシャ・フロットとエイナ
学区にいたころからの友人
ミィシャとエイナはギルドの同期であり、「学区」に在籍していた頃からの友人です。
エイナは6歳で「学区」に入学し、その後14歳で卒業後、19歳の現在までギルドに勤めています。
ミィシャが何歳から「学区」に在籍していたかは不明ですが、仮に9歳からだとしても互いの人生の半分以上を一緒に過ごしていることになります。
ある意味、家族以上に親しい存在と言って過言ではありません。
ベルとの関係をニヤニヤ見守る
エイナは物語中盤からベルに好意を抱いており、ミィシャはそんな二人の関係を横から面白がって見守っています。
ミィシャはベルのことを「弟君」と呼んでいて、これは当初エイナがベルへの好意を自覚する前、まるでベルを姉のように心配して世話を焼いてことに由来。
エイナがベルへの好意を自覚して以降は、過剰にベルを心配しへっぽこ気味になる彼女に少し呆れ気味です。
ベルに対しては異端児騒動など問題も起こしている為、全面的に肯定しているわけではありませんが、エイナが気にかけている冒険者ということで好意的に接しています。
ちなみに、ミィシャ自身は初めて担当した年上の獣人の冒険者にいくらか好意を抱いていたものの、その冒険者がダンジョンで命を落として以降は、他のギルド職員と同様冒険者とは一定の距離を置いています。
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