「ダンまち」クロエ・ロロ～おバカ猫２、その正体や過去、強さ（レベル）や所属ファミリアなど～

　今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（以下「ダンまち」）」から、おバカ猫２「クロエ・ロロ」について解説します。

　クロエは「豊穣の女主人」亭で働く猫人（キャットピープル）のウェイトレス。

　リューやシルたちの同僚で、同じ猫人のアーニャとはおバカ猫1、2とコンビで扱われることが多い問題児キャラです。

　重度のショタコンで賭博（イカサマ）好き、元暗殺者と属性てんこ盛りのクロエ。

　本記事ではそんなクロエのプロフィール（正体・過去）や強さ（レベル）を中心に深掘りしてまいります。

「ダンまち」クロエのプロフィール

引用元：ダンまち バトル・クロニクル Twitter

基本プロフィール（年齢・異名・声優など）

　クロエ・ロロはミア・グランドが店主を務める酒場「豊穣の女主人」亭で働くウェイトレスです。

　種族は猫人（キャットピープル）で年齢は21歳。

　リューやシルたちの同僚であり、アーニャやルノアと共に従業員の中でも特に癖の強い問題児の一人と見做されています。

　外見は黒髪とスラリとした体形が特徴の自称「くーるびゅーてぃー」。

　一見すると能天気でおちゃけたキャラクターですが、根は泣き虫で怖がり。

　腹黒い一面もあり、趣味は（イカサマ有りの）賭博。

　自他共に認める重度のショタコンであり、主人公のベルのお尻がお気に入り。かつてはショタの逆ハーを夢見ていたこともあったそうです。

　その正体は「黒猫」の異名で呼ばれ、依頼達成率”ほぼ”100％とされる凄腕の元暗殺者（詳細は後述）。

　声優は洲崎綾さんが担当しています。

「ニョルズ・ファミリア」所属だが正式な団員ではない

　冒険者としてのクロエは「ニョルズ・ファミリア」に所属しています。

　とは言えクロエはステータス更新のために神ニョルズから恩恵（ファルナ）を受けているだけで、正式な団員というわけではありません（主神以外誰もクロエとの関係を知らない）。

　ニョルズ・ファミリアはオラリオ近郊の港町メレンを管理・運営する商業ファミリア。

　主に漁業を営んでおり、デメテル・ファミリアと並んでオラリオの食の生命線となっています。

　主神であるニョルズの弱みを握って眷属になったそうですが、ニョルズとの関係は悪くなく、過去には正式な団員にならないかと誘われたことも。

　ただその時は、暗殺者として脛に傷を持つ自分が加入してはファミリアに迷惑がかかると思ったのか、ニョルズの誘いを断っていました。

「ダンまち」クロエの強さ（レベル・魔法）

毒と幻影魔法を駆使するレベル4の暗殺者

　クロエは第一戦こそ退いたもののLV4の第二級冒険者。

　以下は、判明している本編開始5年前時点のデータです。

　クロエの戦闘スタイルは毒や煙玉、幻影魔法など多彩な搦め手を得意とする暗殺者。

　猫人の種族特性もあって、ステータスは「器用」と「敏捷」に特化しています。

　メインウエポンは「バイオレッタ」と呼ばれる湾曲した短刀で、作中では刀身に様々な毒を塗って使用していました。

　オラリオでも上位の実力者ではあるのですが、第一級冒険者と呼ばれるLV5以上の化け物には一歩及ばない模様。

　作中では「フレイヤ・ファミリア」のガリバー兄弟に敗北していました（後に派閥大戦でリベンジしていましたけど）。

毒でジワジワ削るタイプ、アーニャとの相性「〇」

　クロエの戦い方は基本的に毒で相手を少しずつ弱らせ、削っていくというもの。

　幻影魔法も含め、とにかく相手を攪乱することに特化しています。

　またクロエは【調合】の発展アビリティにより通常よりも効果の高い毒を作成することが可能。

　【耐異常】の発展アビリティを持つ上級冒険者であっても、その毒性を完全に防ぎきることは困難となっています。

　更にクロエとコンビを組むことが多いアーニャは、全アビリティ能力を低下させる異常魔法を保有。

　この異常魔法は【耐異常】の発展アビリティの効果をも阻害するため、クロエの毒との相性は抜群となっています。

「ダンまち」クロエの過去（正体）

　元々クロエはオラリオ外の出身で、犯罪ファミリア「セクメト・ファミリア」の構成員として生まれた時から暗殺者として育てられました。

　ある時クロエは姉貴分として慕っていた女性（実は母親）に命を庇われたことを切っ掛けにファミリア脱退を決意。

　主神からLV3の上級騎士暗殺と言う難題を突き付けられますが、何とかそれを達成してセクメト・ファミリアを脱退します。

　しかし暗殺者としての生き方しか知らなかったクロエは、その後もファミリアを転々としつつ暗殺者稼業を続けることに。

　そして約7年前の暗黒期にオラリオへと辿り着くのですが、オラリオの冒険者の実力は外の世界とは桁外れ。

　「ガネーシャ・ファミリア」団員の暗殺依頼を受けた際には団長のシャクティ（LV5）に殺されかけ、人生初の依頼失敗も経験します。

　そして次第に暗殺者稼業に鬱屈したものを感じるようになり、5年前に廃業を決意。

　最後の仕事として「疾風」リオンの暗殺を引き受け「豊饒の女主人」亭を襲撃したのですが、同じ依頼が重なった「黒拳」ルノア、騒ぎを聞きつけてきたアーニャと四つ巴の争いに発展します。

　しかしこれは事情を知り過ぎてしまったクロエたちをまとめて始末しようとしたブルーノ商会の仕組んだ茶番でした。

　最終的に彼らの雇った冒険者たちの襲撃を受けたクロエたちでしたが4人の共闘であっさり返り討ちに。

　しかしその戦いで店をボロボロにしてしまい、店主のミアの怒りを買って1億ヴァリスという借金を背負わされ、ルノアたちとともに「豊饒の女主人」亭で働かされることになったのです。

「ダンまち」クロエと「豊饒の女主人」亭

　「豊饒の女主人」亭では基本的にアーニャとコンビで登場。

　従業員の中でも特にお調子者のおバカ猫１、２と周囲からは認知されており、よく調子に乗り過ぎてルノアやリューたちからツッコみ（制裁）を受けています。

　アニメ版では尺の都合か出番を削られることが多いものの、アーニャと共にwebで次回予告を担当するなど、ルノアに比べれば扱いはマシ。

　原作、アニメ、アプリ、あらゆる媒体で非常にフリーダムに活躍しており、「豊饒の女主人」亭のメンバーの中では、ある意味一番今の生活をエンジョイしている女生と言えるでしょう。

【まとめ】「ダンまち」キャラクター一覧