今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、作中で登場する種族について解説します。
本作ではヒューマン、エルフ、ドワーフといったオーソドックスなファンタジー種族に加え、アマゾネスや小人族など様々な種族が登場しています。
そのバリエーションは非常に多岐にわたり、特に獣人は確認できていない種族も多数いると思われます。
本記事ではこれまでに判明した種族の特徴(寿命、獣人一覧)などを解説してまいります。
「ダンまち」の種族:ヒューマン
ヒューマンは所謂「人間」。
ダンまち世界ではエルフやドワーフなどの亜人も一括りに「人間」と呼称されるため、種族としては「ヒューマン」と呼ぶのが正しいです。
あらゆる能力が平均的で特筆した取り柄こそないものの、適応力が高いため数が多いのが特徴。
小人族ほどではないもののあまり冒険者には向いていないとされていますが、個人差が大きいのであまりこの評価はあてになりませんね。
ほとんどあらゆる種族との間に子供を為すことができるようで、ハーフエルフやハーフドワーフ、ハーフパルゥムなどといった両種族の特徴を引き継いだ混血種も登場しています。
「ダンまち」の種族:エルフ
エルフは長命の魔法種族。
精霊に次ぐ魔法の使い手で、神の恩恵(ファルナ)がなくとも魔法を使うことが可能です。
寿命の詳細については不明ですが、約100歳で嫁ぎ遅れ、約150歳で中年と言われていることから200~300年程度と思われます。
細身で容姿端麗と非常に恵まれた種族ですが、その分とても気位が高く他種族を見下しがち。
なお、ハイエルフと呼ばれる王族は、翠色の髪を身体的特徴として有しています。
「ダンまち」の種族:ドワーフ
ドワーフは少し小柄で髭もじゃの筋肉質な種族。
力と耐久に優れ、恩恵無しでも弱い魔物であれば普通に撃退できるほどです。
冒険者としては非常に優れた前衛ですね。
お酒好きで豪快な性格の者が多く、気位の高いエルフとは衝突することが多いようです。
「ダンまち」の種族:アマゾネス
アマゾネスは見た目はほぼヒューマンですが、褐色肌の女性しか存在しない種族。
非常にパワフルで生命力にあふれ、高い戦闘能力と闘争本能を有しています。
自分より強いオスに惹かれる性質があり、性に対して非常に奔放で娼婦として働く者が多いです。
オラリオの南東には闘国テルスキュラという男子禁制のアマゾネスの聖地が存在します。
ちなみにアマゾネスが子供を産んだ場合、相手の種族が何であれ生まれてくる子供は100%の確率でアマゾネスとなります。
「ダンまち」の種族:小人族(パルゥム)
小人族(パルゥム)は成人しても身長100cほどの小柄な種族。
非力で魔法が使えるわけでもなく、五感が鋭いという以外取り柄のない不遇種族で、他の種族から見下されがちです。
かつて架空の女神「フィアナ」を信仰していましたが、神の降臨により「フィアナ」の実在が否定されたこともその凋落に拍車をかけました。
一方で非常に勇気のある種族とされ、古代の大戦では小柄な彼らが先陣を切って戦うことで、他の種族も負けてなるものかとその後を追ったそうです。
「ダンまち」の種族:獣人
狼人(ウェアウルフ)
狼の獣人で、作中ではベートが該当。
敏捷性と力に優れた前衛向きの種族です。
一方でその獣化スキルは月の下でしか発動できないため、ダンジョン内で戦う冒険者には向いていないとも言われています。
猪人(ボアズ)
猪の獣人で作中ではオッタルが該当。
力と耐久に優れた典型的な前衛向け種族です。
その獣化スキルは体力と精神力を消費するものの、発動条件が緩く強力なものとなっています。
猫人(キャットピープル)
力や耐久性は低めですがとにかく敏捷性に優れているのが特徴。
スピードアタッカー、遊撃、斥候としての適性が高いです。
狐人(ルナール)
狐の獣人で作中では春姫が該当。
獣人の中では珍しい魔法使い向きのステータスを有しています。
犬人(シアンスロープ)
特別目立った能力はなさそうですが、全体的に器用ですばしっこいイメージがあります。
虎人(ワータイガー)
虎の獣人で作中ではヘルメス・ファミリア副団長のファルガーが該当。
獣人の中でも珍しいそうで、詳細は不明ですがバランスの良い前衛向きの種族と思われます。
兎人(ヒュームバニー)
兎の獣人で、学区にベルが潜入した名乗ったラピの種族。
作中ではロキ・ファミリアのラクタが該当。
敏捷に優れた種族と思われるが詳細不明。
馬人(エクウス)
馬の獣人で詳細不明だが学区編で存在のみが語られる。
牛人(ブルズ/カウズ)
牛の獣人で作中では学区の生徒バーダインらが該当。
男性がブルズ、女性はカウズと呼称される。
狸人(ラクーン)
狸の獣人で詳細は不明だが学区編で存在のみが語られる。
この他にも獅子の獣人などが存在しますが、呼称が明らかになっているのは以上です。
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