今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、かわいいギルド受付嬢「エイナ・チュール」について解説します。
エイナはギルドの受付嬢であり、主人公ベルの担当アドバイザーを務めるハーフエルフのお姉さん。
作中では未熟なベルのためにスパルタ授業を課すなど、裏方として様々な形でベルの飛躍に尽力しています。
本記事ではそんなエイナのプロフィールや過去、人間関係を中心に深掘りしてまいります。
「ダンまち」エイナのプロフィール
基本プロフィール(年齢・声優)
エイナ・チュールはオラリオでダンジョンの管理を担う「ギルド」に所属する受付嬢です。
種族はハーフエルフで年齢は19歳。
外見は茶色の髪を肩の辺りで切りそろえた真面目そうな雰囲気の美女。
仕事中はメガネをしていますが、プライベートではメガネを外して印象がガラッと変わります。
性格は真面目で品行方正、非常に面倒見が良いお姉さんキャラ。
主人公のベル・クラネルの担当アドバイザーであり、公私にわたり親身になって彼の冒険のサポートをしています。
非常にモテて男性冒険者たちからしばしば言い寄られているのですが、本人の好みが「少し頼りない男性」ということもあって浮いた話は無し。
作中ではまさに「頼りない」ところがあるベル・クラネルに好意を抱いていくこととなります。
声優は戸松遥さんが担当。
学区卒業後、オラリオへ渡りギルド職員へ
エイナはエルフの母と人間の父、妹の4人家族。
母親は身体が弱く治療費が必要ということもあって生活環境は決して裕福ではありませんでしたが、頭脳明晰だったエイナは家族の応援を受け「学区(海上学術機関特区)」へと進学。
身体を動かす才能がなかった彼女は知識の習得を優先、優秀な成績をあげ見事「ギルド」への推薦枠を獲得することになります。
ギルドで働き始めたのは物語開始5年前、14歳の時。
ギルド職員となったのには給料が良いという理由もあるようで、母親の治療費を負担しようと家族へ仕送りを行っているようです。
「ダンまち」エイナの人間関係
エイナはベル以外にも作中で様々な登場人物たちと関りを持っています。
まずエイナの母であるアイナは、「ロキ・ファミリア」の副団長・リヴェリアの元従者。
リヴェリアと共に故郷を飛び出し、一時はフィンやガレス、ロキとも一緒に旅をしていたこともあるようです。
その後、アイナはエルフの森の外の空気が身体に合わず、療養のため離脱しますが、リヴェリアとの交流は続いており、その縁でエイナはリヴェリアとも親しくしています。
また、「ソード・オラトリア」14巻、本編19巻で登場した学区に通うハーフ・エルフの少女ニイナは、エイナの年の離れた妹。
ニイナはベルに好意を抱いており、今後姉妹で男を取り合う展開が繰り広げられそうですね。
また、エイナに好意を寄せる男としてはLV3の冒険者でドワーフのドルムル、エルフのルヴィスが登場していましたが、エイナの好みではなかったため、あっさりそでにされています。
「ダンまち」エイナの過去
5年前にギルドで働き始めたエイナ。
当時の彼女は世界の中心とされるオラリオで働ける希望と誇りに満ち溢れていました。
初めてアドバイザーを担当した新人冒険者のマリスと初対面で大喧嘩を繰り広げるというトラブルこそあったものの、徐々にマリスとの仲も良好なものに。
ギルド職員として順調に経験を積み順風満帆のエイナでしたが、ちょうど1年が経過した頃、彼女は先輩から「冒険者にあまり情を移さない方が良い」と忠告を受けます。
その時はまだ言葉の意味が理解できていなかったエイナですが、数日後、マリスのパーティーが全滅し、ダンジョンから遺体が引き上げられる現場を目撃。
連鎖するように担当していた冒険者が次々と命を落とし全滅、エイナは強いショックを受けます。
一時はギルドを辞めたり、他の職員のように冒険者と一線を引くことも考えたエイナでしたが、彼女は冒険者を死なせないためにさらに彼らに踏み込んでいくことを決意。
冒険者は冒険をしてはいけないと、様々な形で冒険者に言い聞かせるようになったのです。
「ダンまち」エイナとベル
ベルの担当アドバイザーとして彼をサポート
登場当初のエイナは、主人公のベルを気にかけ、何かと世話を焼くお姉さん的な立ち位置のキャラクターでした。
エイナが担当冒険者向けに行っているスパルタ授業に耐えたのがベルだけだった、というのもあるのでしょうね。
ギルド職員としての枠を超え、プライベートで買い物に付き合ったりプロテクターをプレゼントしたりしたこともあります。
ヘスティアたち神を除けばベルのステータスなど急成長の理由を察している数少ない一人で、ベルが【幸運】という世界初のレアアビリティを発現した際は、彼が神々の玩具にならないよう意図的に隠ぺいしていました。
ベルがアイズへ一目惚れした際も、彼の恋を(無理だろうと思いつつ)応援していたのですが……
ベルへの好意を自覚して以降はポンコツ化?
物語が進むにつれ徐々にベルへ好意を抱いていくエイナ。
始めの内は自身の好意を誤魔化していましたが『異端児編』でベルに命を救われ、彼とアステリオスの戦いを目撃して以降は、その好意を明確に自覚することになります。
以降はベルが絡むとポンコツ化。
リューほど酷くはないものの、ベルを直視できなかったり、遠征に行くベルを過剰に心配したり、日誌に想いを書き綴ってしまったりと完全に恋する乙女。
どうもこの世界のエルフは恋愛が絡むとポンコツ化する傾向が強いようですね。
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