今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、ベル・クラネルの実父「サポーターの男」について解説します。
「サポーターの男」とはかつて「ゼウス・ファミリア」に所属していた男性構成員で、ベル・クラネルの父親とされる男性の通称。
栄光ある「ゼウス・ファミリア」所属の冒険者としては醜聞だらけの珍しい人物ですが、その特徴は息子であるベル・クラネルにもしっかり受け継がれています。
本記事ではそんなサポーターの男のプロフィールや人間関係、サポータとは何かなどを含め解説してまいります。
「ダンまち」サポーターの男のプロフィール
基本プロフィール(年齢など)
「サポーターの男」とはかつてオラリオの双璧と評された「ゼウス・ファミリア」に所属していたある男性構成員の通称。
主人公ベル・クラネルの実父にあたる人物です。
本名は不明でベル・クラネルと同じ赤い瞳の持ち主。
ファミリア最弱の男であり、スケベで逃げ足が速く、ゼウスと一緒に覗きなどを繰り返しては、ヘラ・ファミリアの面々に折檻されるなど醜聞塗れの人物だったそうです。
サポーターとは?
サポーターとはダンジョン探索を補佐する裏方。
所謂荷物持ちで、力が弱くて戦う能力が低いものが担うことが多く、オラリオでの立場は一般的な冒険者より低くなっています。
ドロップアウトした冒険者がサポーターになることが多いのもその一因。
犯罪に手を染める者も珍しくありません。
作中ではリリルカや春姫がその役割を担っていましたが、彼女たちのように前向きにサポーターに取り組んでいる者はかなり稀有と言えるでしょう。
なお、一流のファミリアではサポーター役を下っ端の冒険者にさせることもあり、そうしたケースでは、先輩の探索を間近で見られるという勉強の意味合いもあります。
「ダンまち」サポーターの男の強さ(レベル)
<基本アビリティ> | |
力 | ??? |
耐久 | ??? |
器用 | ??? |
敏捷 | ??? |
魔力 | ??? |
<発展アビリティ> | |
??? | |
<魔法> | |
??? | |
<スキル> | |
??? |
サポーターの男はゼウス・ファミリアの団員で恩恵を授かっていましたが、そのステータスについては公開されていません(というか本人未登場)。
分かっていることはファミリア最弱の男であり、当時のオッタルやフィンに負けるほど弱かったということだけ。
最強のファミリアの一員としては図抜けて弱かったわけですが、ただオッタルは当時すでにLV3だったので、一般的な基準でサポーターの男が弱かったかというとそこは正直微妙。
ゼウス、ヘラ両ファミリアのダンジョン探索について行けるだけの能力はあったわけですし、サポーターといってもLV2~3程度の実力はあったのではないでしょうか(そうでないとそもそもオッタル、フィンと戦おうという発想にならないと思いますし)。
「ダンまち」サポーターの男とゼウス、ヘラ
サポーターの男はファミリア最弱で醜聞しかないにも拘らず、最強と呼ばれたゼウス・ファミリアに所属していた不思議な存在です。
当時のゼウス、ヘラ両ファミリアは暴虐の化身で、オラリオの冒険者たちに英雄となることを求め、発破をかけ続けていました。
普通に考えれば、そんなゼウス・ファミリアが弱者であるサポーターの男を受け入れる理由はありません。
にも拘らず、サポーターの男はゼウスのお気に入りで、ザルドもその口ぶりから決して悪い印象を持っていなかったことがうかがえます。
そうした背景を踏まえて彼の人となりを推察するに、サポーターの男は冒険者としては才能がないものの、それ以外の部分で見どころのあった才人。
個人的には道化を演じる太古の英雄アルゴノゥトのような賢者であったのでは、と予想しています。
「ダンまち」サポーターの男とベル・クラネル
サポーターの男はベル・クラネルの実父。
ベルの母親はヘラ・ファミリアの構成員で、幹部アルフィアの双子の妹であったメーテリア。
黒竜戦によるファミリア壊滅後にメーテリアを孕ませていたことが発覚し、ザルドを慄かせたというエピソードが伝わっています。
つまり黒竜との決戦前に致して胤を仕込み、その後デキていたことが判明した、という流れでしょうね。
ベルはゼウスに育てられましたが、両親については何も知らされていません。
「ダンまち」サポーターの男のその後(現在)
ゼウス・ファミリアが壊滅した後、サポーターの男がどうなったのかについては語られていません。
ただもし生きていればベルをゼウスに託す必要はなかったので、恐らく黒竜戦に同行し、死亡したのではないかと思われます。
万が一黒竜戦を生きていたとしても、間違いなくアルフィアに殺されていたでしょうし。
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