今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（以下「ダンまち」）」から、「フレイヤ・ファミリア」の過激派「ガリバー兄弟」について解説します。
ガリバー兄弟はフレイヤ・ファミリアの幹部を務める小人族（パルゥム）の四つ子。
最弱の種族とされる小人族でありながら第一級冒険者にまで上り詰めた実力者たちで、作中では大抵四人セットで「ガリバー兄弟」として扱われています。
本記事ではガリバー兄弟のプロフィールや強さ（レベル）、その見分け方やフレイヤとの過去などを中心に解説してまいります。
「ダンまち」ガリバー兄弟のプロフィール
引用元：大森藤ノ Twitter
基本プロフィール（年齢・二つ名・声優など）
ガリバー兄弟はオラリオ最強派閥の一角「フレイヤ・ファミリア」の幹部を務める小人族（パルゥム）の四つ子です。
名前は（長男）アルフリッグ、（次男）ドヴァリン、（三男）ベーリング、（四男）グレール。
年齢は全員が29歳。
外見は茶色の髪を持つ小柄な美少年（実年齢は別にして）。
性格は口が悪く排他的で、フレイヤに絶対の忠誠を捧げ貪欲にその愛を求める過激派です。
作中では基本セットで扱われており、兄弟全員で「炎金の四戦士（ブリンガル）」という二つ名を与えられています。
ちなみに同じ小人族で「ロキ・ファミリア」の団長を務めるフィンのことは、小人族の指導者気取りなところが気に入らないと良く思っていない様子。
ただ小人族の衰退した現状には思う所があるらしく、努力によって成長を遂げたリリルカに対しては好印象を持っていました。
声優は市川太一さんが担当。
兄弟の見分け方（違い・特徴）
ガリバー兄弟は四つ子だけあって非常に見た目や性格が似ており、ほとんど見分けがつきません。
兄弟の違いは瞳と鎧の色、そして使う武器だけ。
（長男）アルフリッグ：青、槍
（次男）ドヴァリン：黄、大槌
（三男）ベーリング：緑、大斧
（四男）グレール：赤、大剣
また、性格に関しては長男のアルフリッグが兄弟の中では若干常識人で兄弟のまとめ役を担っている模様。
ただそのせいでアルフリッグは好き勝手やる弟たちに振り回されることが多く、何かと苦労しています。
ちなみに、一番怒らせると怖いのもアルフリッグで、弟たちは絶対に兄を本気で怒らせないようにと、そこだけは気を遣っているそうです。
「ダンまち」ガリバー兄弟の強さ（レベル）
LV5ながら四人揃えばいかなる第一級冒険者にも勝る
ガリバー兄弟は四人全員がLV5の第一級冒険者です。
| ＜基本アビリティ＞ | |
| 力 | ？？？ |
| 耐久 | ？？？ |
| 器用 | ？？？ |
| 敏捷 | ？？？ |
| 魔力 | ？？？ |
| ＜発展アビリティ＞ | |
| ？？？ | |
| ＜魔法＞ | |
| ？？？ | |
| ＜スキル＞ | |
| ？？？ | |
しかし今のところガリバー兄弟のステータスなどは公開されておらず、分かっているのはそれぞれの使用武器と戦闘スタイルのみ。
ステータス的には貧弱な小人族ということもあって、他の幹部たちと比べて大きく劣っているようですが、彼らの持ち味はその圧倒的な連携にあります。
アイコンタクトさえ必要とせず、完全に思考を共有しているかのような完璧な連携を繰り出す彼らは「四人揃えばいかなる第一級冒険者にも勝る」とまで評されていました。
外伝では二万の敵を四人で包囲殲滅するという意味不明な芸当も成し遂げていましたね。
ちなみに、索敵に関しては三男のベーリングが一番優れているそうです。
分断され連携が取れなくなると弱い？
非常に優れた連携能力を持つガリバー兄弟ですが、反面ステータスが低めなこともあって一対一の戦いはあまり得意ではありません。
決して弱いとまでは言いませんが、同格の敵と一対一で戦えばかなり不利になることは間違いないでしょう。
実際、派閥大戦ではリリルカの作戦によって分断され、敗北の憂き目にあっています。
「ダンまち」ガリバー兄弟とフレイヤの過去
ガリバー兄弟は元々とある工業都市に生まれた無欲な兄弟でした。
手先が器用で細工職人として生計を立てており、その見事な出来栄えから本人たちの知らないところで「幻の職人・巨匠（ガリバー）」と評されていたそうです。
しかし彼らは小人族という生まれもあってか様々なことを諦めており、ドワーフの親方に言われるがまま人との接触を断って黙々細工を作っていただけ。
自分たちが評価されていることさえ理解していませんでした。
そんなある日、ガリバー兄弟が作った細工を見たフレイヤは彼らに興味を持ち、彼らの下を訪れて首飾りのオーダーメイドを頼まれます。
美しい女神に頼まれたガリバー兄弟は狂喜乱舞して首飾りを製作。
それを見たフレイヤはドワーフにガリバー兄弟を解放して欲しいと持ち掛け、ドワーフはその代償にフレイヤに夜を共に過ごすことを要求、フレイヤはそれに応じることになります。
自分たちのせいでフレイヤが汚されたと知ったガリバー兄弟は激昂してドワーフを殺害。
その後、フレイヤに自分たちを得るためならつまらない男と一夜を過ごすなど安いこと、と微笑みかけられたガリバー兄弟は号泣し、フレイヤに絶対の忠誠を誓うことに。
そして彼らは誰よりも強欲に女神の寵愛を求める狂信者と化したのです。
「ダンまち」ガリバー兄弟の活躍とその後
作中ではアイズへの警告や精霊の分身（デミ・スピリット）の討伐、クロエやルノアといった「豊饒の女主人」亭メンバーや「ヘスティア・ファミリア」の排除など、様々なシーンでフレイヤ・ファミリアの武威の象徴として活躍していたガリバー兄弟。
派閥大戦においても部下たちを率いて派閥連合を攻めたてていましたが、ヘディンの突然の裏切りによって一転窮地に追いやられてしまいます。
それでも自力の高さから立て直し、リリルカたち派閥連合を再び追い込んでいくガリバー兄弟。
しかし春姫のレベル・ブースト魔法が発動し、リリルカの策によって兄弟が分断されたことで、彼らは連携という最大の強みを失ってしまいます。
グレールがルノアに殴り倒され、ドヴァリンはクロエの毒に侵されてダウン、ベーリングは命の魔法で地面に縫い付けられナァーザの弱体化魔法にさらされた挙句、最後は命の手で撃破されることに。
唯一アルフリッグだけは最後まで抵抗を続けたものの、最後はアレンの巻き添えを食う形でリタイアしてしまいました。
派閥大戦後、フレイヤ・ファミリアは表向き解散。
しかし実際にはシルごとヘスティア・ファミリアの傘下に入ることになりました。
そこに目を付けたミアにより、フレイヤ・ファミリアの団員たちは「豊穣の女主人」亭の従業員として引き入れられることに。
ガリバー兄弟を含めた男性団員は給仕としてシルと一緒に働かされています。
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