「ハイキュー‼」芝山優生~真面目でかわいい音駒の次世代リベロ、リエーフとのコンビや名言、声優など~

 今回は週刊少年ジャンプの傑作バレーマンガ「ハイキュー‼」から、真面目でかわいい音駒の次世代リベロ「芝山 優生(しばやま ゆうき)」について解説します。

 芝山優生は烏野高校因縁のライバル、音駒高校の1年生控えリベロ。

 夜久さんという作中屈指のスーパーリベロの影に隠れ、あまり出場機会には恵まれませんでしたが、いざ試合に出ればきちんと自分の仕事を果たしていました。

 本記事では芝山のプロフィールに加え、春高予選でのリエーフとのコンビなどを中心に、その魅力を語っていこうと思います。

「ハイキュー‼」芝山優生ってどんな奴?(声優含む)

引用元:文房具カフェ

基本プロフィール(身長、誕生日、悩み、声優など)

所属音駒高校1年4組 → 東海重工エスペランツァ(Vリーグ Division2)
ポジションリベロ
誕生日7月1日
身長162.5cm → 171.5cm
体重53.3kg → 65.5kg
最高到達点280cm
好物オムライス
最近の悩み皆レシーブが上手くて僕は全然かなう気がしないけれど、練習を頑張りたいと思います → セッテングをもっと頑張りたいと思います
声優渡辺拓海

 芝山優生は烏野高校因縁のライバル・音駒高校の1年生控えリベロです。

 外見は小柄で真面目、かわいらしい雰囲気をしており、性格も見た目通り穏やかな常識人。

 初登場は音駒高校が宮城県に遠征して行われた烏野高校との練習試合ですが、まだ1年生で実力不足ということなのか、試合には出場しませんでした。

 作中では暴走しがちな山本犬岡リエーフらと行動をともにしていることが多く、穏やかに(困りながら)彼らを見守っていることが多かったですね。

 作者からは「必要以上に他人の気持ちを考えちゃう奴」とコメントされており、ハイキューでは珍しい控え目で真面目なキャラクターとなっています。

確かな技術を持つルーキーリベロ

パワー1
バネ3
スタミナ2
頭脳3
テクニック2
スピード4

※最低1~最大5の5段階評価

<Vリーグ後の追加データ>

サーブ4
レセプション9
ディグ9
セッティング6
スパイク4
ブロック3

※最低1~最大10の10段階評価

 これが芝山のパラメーターです。

 1年生ということもあってか、技術的にはまだまだ未熟な部分がありますが、リベロとして押さえるところはしっかり押さえている選手、という印象ですね。

 本人としてはチームメイトのレシーブ力が高くて悩んでいるようですが、「護りの音駒」で控えとはいえリベロについているだけで期待値が高いのは間違いありません。

 作中屈指のスーパーリベロである夜久さんの存在もあって中々目立てずにいましたが、間違いなく次年度以降の音駒の中核となる選手の一人でしょう。


「ハイキュー‼」芝山優生の人間関係

夜久を始めとした先輩たちの横で経験を積む期待のルーキー

 芝山優生は1年生で実戦に投入される機会はほとんどありませんが、それでも音駒高校の将来を見据えて早い段階から経験を積ませようと、レギュラーメンバーと行動を共にしています。

 素直な芝山が相手だと先輩や監督も色々語りたくなるのか、色々といい発現を引き出している印象がありますね。

 例えばリベロの大先輩である夜久さんが芝山に熱く語っていたのが次のセリフ。

「リベロは”小さい奴でも活躍できる”」
「ためのポジションじゃねぇ」
「レギュラーの座は自分の価値で奪え」
「”攻撃”って武器を持たなくても尚」
「コートに立つ価値がある!」
「っておもわせるんだよ」

 こういう先輩たちの背中を見て、様々なことを学んでいく芝山。

 先輩が可愛がりたくなるような人柄というのは一種の才能だと思います。

暴走しがちな山本、犬岡、リエーフらの抑え役?

 音駒の2年生以下のメンバーは、山本、犬岡、リエーフを筆頭に騒がしい面子が揃っています(……いや、どこの高校も大概そうか)。

 芝山はそんな騒々しいメンバーたちの中にあって、一歩引いた場所から物事を俯瞰していることが多いキャラクターです。

 理想は更に彼らにツッコミを入れ、抑え役になることなのでしょうが、芝山はただ見てるだけ。

 今のところただ苦笑しているだけといったイメージが強いです。

 しかし黒尾たち3年生がいる内はそれでも良いですが、彼らが卒業した後、芝山をおいてツッコミに回れる人間は他にいません。

 山本、犬岡、リエーフ、さらに福永は完全にボケサイド、研磨はボケでこそないもののツッコミに回れるほどの熱量を持ち合わせていませんからね。

 早く芝山が自分の立ち位置を自覚し、立派なツッコミになれるかが、次年度以降の音駒を左右することになると言えるでしょう(適当)。


「ハイキュー‼」芝山優生の活躍と名言、その後の進路

卒業後はプロ入りし、バレーを続ける

 高校卒業後も芝山はバレーを続けており、東海重工エスペランツァ(Vリーグ Divison2)に入団してプロ入りしています。

 悩みに「セッティングをもっと頑張りたいと思います」とあるので、トスも上げれるリベロを目指して頑張っているようですね。

 高校卒業後も音駒高校のメンバーとは交流があるようで、2021年の東京オリンピックの際には研磨の家で皆で日本代表を観戦していました。

 高校時代とは違い髪も短く切って、どことなく精悍な印象が強くなっていましたね。

夜久負傷の窮地に仕事を果たし、リエーフとのコンビで音駒を救う

 芝山最大の見せ場であり、唯一の試合出場機会だったのが、東京都代表を決める春高予選の三位決定戦。

 試合途中で護りの要である夜久が負傷してしまい、芝山に出場機会が巡ってきました。

 しかし芝山に指示されたのは、レシーブの下手なリエーフが後衛に回った時だけ交代してくれというもの。

 他の音駒メンバーはレシーブ力が高い上に攻撃にも参加できますから、夜久さんほどのレシーブ力があるわけでもない芝山を入れるメリットがないのです。

『実力の低い者にはチャンスも少ない』

 悔しい思いをしながらも、芝山はそれが今の自分の実力だと素直に受け入れます。

 その後、夜久さんの不在を皆でフォローしながら試合を進めていく中、チームの要であった黒尾が爪を割り、代わりに芝山が後衛に入ります。

 更に厳しくなる状況で、芝山は前衛のリエーフに声をかけました。

「僕、後ろに居るから!」

 その時は何を言われたのか分からなかったリエーフ。

 けれど試合が進む中で、自分勝手なブロックをしていては、夜久とは違って芝山はスパイクを拾えないという当たり前のことに気づきます。

 そして初めてチームを意識し、ブロックで意図的にスパイカーのストレートを締めるリエーフ。

 そして生まれたボールの道に待ち構えていた芝山が会心のレシーブ。

 このレシーブから山本がスパイクを決めて試合終了。
 一年生コンビのチームワークにより、音駒高校は春高本戦への切符を勝ち取ったのでした。

【まとめ】「ハイキュー‼」キャラクター一覧

 



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