今回は週刊少年ジャンプの傑作バレーマンガ「ハイキュー‼」から、音駒の控えセッター「手白 球彦(てしろ たまひこ)」について解説します。
手白球彦は烏野高校因縁のライバル、音駒高校の1年生。
研磨という正セッターの陰に隠れ作中ではあまり登場機会に恵まれませんでしたが、「ゴミ捨て場の決戦」では重圧のかかるシーンで登場し、しっかり自分の仕事を果たしていました。
はっきりものを言える冷静さと度胸が売りの手白球彦。
本記事ではそんな手白のプロフィールに加え、作中での活躍や登場シーンを中心に解説していこうと思います。
「ハイキュー‼」手白球彦ってどんな奴?(声優含む)
基本プロフィール(身長、誕生日、悩み、声優など)
所属 | 音駒高校1年6組 |
ポジション | リベロ |
誕生日 | 1月14日 |
身長 | 172.2cm |
体重 | 59.2kg |
最高到達点 | 不明 |
好物 | タラの塩焼き |
最近の悩み | 「怒ってるの?」って聞かれることがある |
声優 | 汐谷文康 |
手白球彦は烏野高校因縁のライバル・音駒高校の1年生控えセッターです。
外見は太目の眉が特徴の坊主頭の少年。
悩みにもあるように常に怒っているかのような無表情です。
性格は冷静で正直。
自分を大きく見せることなく、ダメな時はダメとハッキリ言える度胸の持ち主です。
音駒高校1年生控えセッター
パワー | 2 |
バネ | 3 |
スタミナ | 3 |
頭脳 | 4 |
テクニック | 4 |
スピード | 4 |
※最低1~最大5の5段階評価
これが手白のパラメーター。
やや小柄でパワーこそ平均以下ですが、セッターとしてはバランスの良い能力の持ち主です。
作中では音駒に孤爪研磨という正セッターがいたため出場機会に恵まれませんでしたが、音駒の猫又監督はセッターに高いセンスを要求する指導者。
控えとは言え、詳細の音駒の頭脳を担うに相応しい才能を持ち合わせていると考えられます。
作中では天井サーブを武器にピンチサーバーとして登場。
公式戦の重圧のかかるシーンでしっかりと自分の役割を果たした強心臓の持ち主です。
「ハイキュー‼」手白球彦の初登場
手白球彦が原作で正式に登場したのは316話。
ゴミ捨て場の決戦、第二セットのデュースと言う重要な局面に、ピンチサーバーとして登場します。
アニメではそれ以前にも4期18話でちょこっと登場していましたね。
練習試合などでも全く登場したことが無かったようで、嶋田達観客も初めて見ると警戒していました。
「ハイキュー‼」手白球彦の活躍
手白は烏野とのゴミ捨て場の決戦、第二セット24対24という重要な局面でピンチサーバーとして登場。
珍しい天井サーブを武器に烏野を驚かせました。
烏野は春高1回戦の相手だった椿原学園が同じく天井サーブで奇襲をしかけてきたためインパクトは薄れましたが、菅原や山口、烏養コーチ、谷地は苦手意識を植え付けられていたのか、顔を引きつらせていました。
手白はきっちりと天井サーブをコースに決め、受けた田中のレシーブを乱します。
東峰が上手くスパイクで返したものの、それを拾って繋げる手白。
最終的にポイントは烏野にとられてしまいますが、手白本人はしっかりと役割を果たしていました。
「ハイキュー‼」手白球彦の名言(セリフ)
手白球彦の印象的なセリフを紹介します。
初登場時、猫又監督から「球彦いける?」と尋ねられた手白。
普通監督にそう聞かれたら、選手は「いけます」と答えるのが普通ですが、手白はキッパリと、
「いえ 準備不足だと思います」
猫又監督はそれに怒ることなく、
「そうかもねぇ」
「お前の正直なとこ良いよねぇ」
「そして」
「それを言える度胸と冷静さが」
「お前の武器だ」
と手白を送り出していました。
そして仕事は果たしたものの、点を取れずベンチに戻ってきた手白に、猫又監督は「どうだった」と尋ねます。
「置いてきぼりでした」
「セット終盤で競り合ってて」
「どっちも余裕なんかないし」
「スタミナも尽きてくる」
「なのになんであんなに」
初めての公式戦を経験し、自分に足りないものを理解した形ですね。
「ハイキュー‼」手白球彦のその後の進路
手白球彦のその後についてはあまり情報は多くありませんが、3年生になった時には、音駒のキャプテンは彼が務めたそうです。
同学年がリエーフ、犬岡、芝山ですから、確かにこの中でチームをまとめるとすれば手白ですかね。
高校卒業後もバレーを続けているのかどうかは不明。
ただ2021年(24歳)時点では塾講師として働いているそうですから、少なくともプロになったということはありません。
2021年のオリンピックを研磨の家で音駒のチームメイトたちと一緒に観戦しており、当時のチームメイトとの関係は今も続いているようです。
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