「呪術廻戦」ドルゥヴ・ラクダワラ~死滅回遊仙台結界四つ巴の一角、その強さ(術式)、過去(倭国大乱)~

 今回は言わずと知れた大人気漫画「呪術廻戦」から、死滅回遊泳者の一人「ドルゥヴ・ラクダワラ」について解説していきたいと思います。

 ドルゥヴ・ラクダワラは死滅回遊・仙台結界において四つ巴の拮抗状態を作り上げていた強力な術師。

 作中では乙骨に瞬殺されていましたが、紹介文に見るその実力は間違いなく強者のものでした。

 本記事ではドルゥヴ・ラクダワラのプロフィールと過去、その強さ(術式)と謎を中心に解説してまいります。

「呪術廻戦」ドルゥヴ・ラクダワラのプロフィール

 ドルゥヴ・ラクダワラは死滅回遊編で登場した泳者の一人。

 仙台結界において石流龍烏鷺亨子黒沐死の3人の泳者と四つ巴三竦みの膠着状態を作り上げていました。

 外見は腰巻きのみを身に纏った長髪に髭のご老人で、古代のシャーマンのような雰囲気を漂わせています。

 作中では特級呪術師乙骨憂太に登場直後に殺されているため、性格や喋り方などは不明。

 ただ、後述する式神を使い結界内で暴れまわっていたことから、相当に好戦的な性格の持ち主だったと推察されます。

「呪術廻戦」ドルゥヴ・ラクダワラの過去

 ドルゥヴ・ラクダワラはかつて倭国大乱において単身で列島制圧を成し遂げた宿老と紹介されていました。

 倭国大乱とは弥生時代に起きた日本最古の大規模な戦争。

 卑弥呼が女王として立ったことでこの戦争は終結したとされています。

 紹介文からすると、邪馬台国側について活躍していた人物のようですね。

 登場人物の中では判明している限り最古の時代を生きた術師で、功績においても群を抜いています。


「呪術廻戦」ドルゥヴ・ラクダワラの強さ(術式)

術式:自立型式神

 ドルゥヴ・ラクダワラの術式は二種類の自立型式神を生み出すものです。

術式:二種の自立型式神(名称不明)
式神を生成し、その軌跡を自らの領域とする術式。
式神はビルを薙ぎ倒していた巨大な四足歩行の式神と、翼を持つ小型の式神の二種が存在する。
領域の詳細な効果は不明だが、触れた者は切り傷を負っていた。

 要は式神を暴れさせて、その暴れた軌跡を自分の領域に変えていく術式。

 広域殲滅に向いた能力であり、単独で列島制圧を成し遂げたという過去の偉業も納得です。

仙台結界での三竦みの四つ巴(相性)

 乙骨が参戦する前、仙台結界は4人の泳者による膠着状態に陥っていました。

 ドルゥヴ・ラクダワラ、石流龍、烏鷺亨子、黒沐死。

 拮抗した実力・錯雑した相性による三竦みの四つ巴。

 黒沐死は相性の悪さからドルゥヴの活動中は休眠状態に入っていました。

 判明している相性は次の通り。

・ドルゥヴ……黒沐死に強い。

・石流龍……烏鷺亨子に弱い。

・烏鷺亨子……黒沐死に弱く、石流龍に強い。

・黒沐死……ドルゥヴに弱く、烏鷺亨子に強い。

 また作中で言及されてはいませんが、三竦みということだったので石流龍はドルゥヴには有利をとれるのでしょう。


「呪術廻戦」ドルゥヴ・ラクダワラの活躍(乙骨に瞬殺)

 作中でドルゥヴ・ラクダワラは173話で登場するなり乙骨に瞬殺されています。

 戦闘シーンも会話シーンも無し。

 もの凄く強そうなキャラとして紹介されたかと思ったら、僅か3コマで乙骨に斬り殺されて退場。

 五条悟に次ぐ現代の異能、その実力を際立たせるための引き立て役でした。

 ドルゥヴの死を切っ掛けに黒沐死が活動再開し、仙台結界の戦いは一気に動き出すこととなります。

 ドルゥヴ自体の登場シーンはこれで終わりですが、乙骨は烏鷺との戦いでコピーしたドルゥヴの術式を使用し、彼の術式の一端を披露しています。

「呪術廻戦」ドルゥヴ・ラクダワラの謎

 ドルゥヴ・ラクダワラの謎はその受肉経緯。

 彼は元々弥生時代の人間なので、平安時代の術師だった羂索よりも過去の人物。

 受肉タイプの泳者は基本的に羂索と契約し呪物となった者たちですが、ドルゥヴに関してはその法則が当てはまりません。

 判明しているのは、ドルゥヴにとってこれが二度目の受肉であるということ。

 少なくとも一度目の受肉は羂索と無関係なものであったようです(卑弥呼とかが呪物にしたんでしょうかね?)。

 その後、一度目の受肉の際に羂索と契約したということなのか、あるいは自力で呪物化したのを羂索が利用したということなのか、その辺りの事情は謎に包まれたままとなっています。

【まとめ】「呪術廻戦」キャラクター考察wiki



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