今回は「ヤングジャンプ」で連載中の「ジャンケットバンク」より、「~という説が有力です」の人「梅野 六郎(うめの ろくろう)」について解説します。
梅野六郎はカラス銀行特別審査課(通称「特4」)宇佐美班に所属する銀行員。
主人公の一人である御手洗暉の先輩にあたり、超人的な記憶力を保有しています。
いかにも変人っぽい雰囲気を漂わせている一方、彼に好意を寄せる女性キャラもしっかり存在している恵まれた男。
本記事ではそんな梅野六郎のプロフィールや人間関係を中心に解説してまいります。
「ジャンケットバンク」梅野六郎のプロフィール
引用元:田中一行/『ジャンケットバンク』
基本プロフィール(年齢、誕生日など)
年齢 | 27歳 |
誕生日 | 6月6日 |
身長 | 185cm |
体重 | 71kg |
血液型 | A型 |
趣味 | レコード・古書収集、ライブ・ミニシアター通い |
好物 | 激辛料理 |
犯罪歴 | 非公開 |
特記事項 | 記憶力高し、転属あり |
梅野六郎(うめのろくろう)はカラス銀行特別業務部4課、通称「特4」に所属する銀行員。
主人公の真経津の担当権を持つ宇佐美班に所属し、御手洗の先輩にあたります。
外見はパッツリ切り揃えられた前髪とギョロリとした目が特徴の真面目そうな長身男性。
機械的な言動が多く、人の感情の機微にやや疎いところがあります。
口癖は「~という説が有力です」でこの構文がファンの間では大人気。
メインキャラでもないのにヒロインがいたり、誕生日にはアシスタントがお祝い絵を描いたり、作者サイドからも寵愛されています。
超人的な記憶力を持つ
梅野六郎は超人的な記憶力の持ち主です。
初登場時は朝の占いコーナーでおひつじ座が1位の日が年間何日あったかを記憶していたり、「ジャックポット・ジニー」で司会をした際には複雑なゲームルールをあっという間に読み込み、記憶していました。
明言されているわけではありませんが写真記憶とか呼ばれる類のものでしょうね。
ただ記憶力が高くとも決して完璧な人間というわけではなく、仕事では普通にミスをすることもあり、そのチェックを御手洗に任せていました。
「ジャンケットバンク」梅野六郎と宇佐美班
梅野六郎は宇佐美班の中でもフラットな立ち位置の人物です。
積極的に人と関わるタイプではありませんが、班内で浮いている訳ではなく、普通に意味のない雑談を交わすなどメンバー仲は良好。
ただ宇佐美班も決して一枚岩というわけではなく、班員の考え方には微妙な差異があります。
そもそも主人公の一人である御手洗暉は真経津第一主義で、真経津のためなら銀行も裏切る問題児。
そんな御手洗を宇佐美主任は警戒しつつも利用し、渋谷蓮十郎はそれに追随しています。
人の好い榊はどちらかと言えば後輩の御手洗を庇おうとしていて、羽柴しいなは自分第一主義で状況に応じて誰にでもつくタイプ。
誰の味方でもなく一番フラットで裏表のない考え方をしているのが梅野六郎です。
「ジャンケットバンク」梅野六郎の過去は?
梅野六郎は23話の土屋田の発言で、かつてはエリート班に在籍していたことが分かっています。
ただコミュ障気味な性格が災いし、そこでハブられて宇佐美班にやってきた模様。
具体的にそのエリート班がどこなのかは今のところ全くの不明。
同じ「特4」の片伯部班のメンバーと親交がある(詳細は後述)ようでしたので、そちらに所属していた可能性がないわけではありませんが、エリートを自認する土屋田が同じ「特4」の別班をエリート班と呼ぶのは違和感があります。
また、片伯部班のメンバー的にハブられるということもなさそうですしね。
しかしだとしたら土屋田が”エリート”と評するのは一体どこなのか?
それらしい部署も見当たらないので、未だ情報のない「特1」あたりが怪しいですが……
「ジャンケットバンク」梅野六郎の作中動向
梅野六郎の初登場は第4話で、榊と共に「気分屋ルーシー」のペナルティを紹介する担当として登場しています。
その後10話で正式に宇佐美班のメンバーとして名前が判明。
何も仕事が分からない御手洗に、キャリアと引き換えに仕事を教えることを持ち掛け、自分は書類のチェックを御手洗に任せるなど、win-winの関係を構築していました。
作中では主に獅子神敬一の担当行員として登場。
また、真経津と雛形春人が対戦した「ジャックポット・ジニー」では司会進行を務めていました。
「敗者は『1/2ライフ』ではすまない この説が有力です」
「ジャンケットバンク」梅野六郎と加賀花火
梅野六郎は片伯部班の女性行員・加賀花火に好意を寄せられています。
加賀花火は褐色肌の美人さんですが、強火のツンデレで梅野六郎と顔を合わせると悪態ばかりついてしまい、直後に酷く落ち込むというテンプレタイプ。
ただ直接面と向かって出なければ普通に接することができるようで、自分のコスプレ写真を梅野六郎に送ったりしています。
それに対し梅野六郎はしっかり画像をスマホに保存し、元ネタのアニメについて語った上でコスプレした花火の方が美しいと発言。
そこまで言っているくせに花火の態度を真に受け。
「花火さんは 僕のことが苦手な説が有力です」
など寝惚けた発言をしていました。
こんな鈍いクソボケ男と強火ツンデレの恋愛模様は、コミックス11巻のおまけに収録されています。
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