今回は「週刊少年ジャンプ」で連載中の剣戟ファンタジー「カグラバチ」より、物語の鍵を握る重要ワード「小国」とは何かについて解説します。
小国とは本編開始約20年前に日本に侵攻し斉廷戦争を引き起こした謎の存在。
妖刀に使われている雫天石に適性を持ち、その力で数の力を覆し日本を劣勢に追い込んだとされています。
現時点ではまだその正体は謎多き集団。
本記事では小国とは何か、斉廷戦争の経緯やその正体を中心に解説してまいります。
目次
「カグラバチ」小国とは?
斉廷戦争における侵略者
小国とは本編開始の約20年前に引き起こされた斉廷戦争における侵略者の呼称です。
当初作中では斉廷戦争という戦いの名前のみが語られ、敵となった存在については伏せられていましたが、少しずつその情報が開示されていき、斉廷戦争編にて本格的にその正体が明らかとなりました。
彼ら小国の民は妖刀にも使用されている特殊な鉱物・雫天石に生まれつき耐性を持つ民で、その力をもって日本へと侵攻。
一時は日本の一部を占領するなど、少数ながら戦いを優位に進めていたそうです。
ちなみにこの時占領されていた地域に住んでいたのが後に毘灼の頭領となる幽(ゆら)ですね。
妖刀契約者により掃討されたと伝わる
斉廷戦争は本編で活躍する「妖刀」が世に登場した戦い。
当初、雫天石の力で戦争を優位に進めていた小国でしたが、五本の妖刀により日本は劣勢だった戦況を好転させ、最も強いとされる「真打」により勝利を収めています。
しかし一般には詳しい経緯は語られておらず、妖刀契約者により敵は相当されたとだけ伝えられていました。
「カグラバチ」小国と斉廷戦争
そもそも小国の存在が世に認知されたのは本編開始22年前。
日本の南東の海域に突然巨大な島が浮かび上がります。
その島こそが「小国」であり、彼らは島と本州の間に位置する杁島(千葉県)の地表に露出した雫天石の採掘権を巡って日本に接触してきました。
小国は採掘した雫天石の返還とその土壌となり得る千葉、東京、神奈川の割譲を日本に要求。
当然、そんな要求が受け入れられるわけがなく、小国と日本の間で斉廷戦争の戦端が開かれました。
「カグラバチ」小国と雫天石
小国の民がこれほどまでに強硬な姿勢を貫いた背景には雫天石の存在がありました。
雫天石とは爆発的な玄力エネルギーを生成する鉱石で、普通の人間ではその出力に耐えられず命を落としてしまうのですが、小国の民はその雫天石の力に生まれながらに耐性を持ち、リスクなしでそれを扱うことができました。
小国の民は1000年以上前から雫天石と共生し、その力によって海中に人口20万人にも及ぶ文明を築いてきた一族。
彼らにとって雫天石は神聖なもので、それが他国の手に渡ることは決して許容できるものではありませんでした。
「カグラバチ」小国の民の正体(箕加星)
小国の民の正体、そのルーツは箕加星(みかぼし)と呼ばれる千年以上前に日本を支配していた強大な妖術師の一族です。
彼らは曽我家に敗れて現在の千葉県辺りに追い詰められ、最終的に全滅したと伝わっていましたが、実際には雫天石の力で海中に文明を築き、千年以上に渡って生き延びていました。
箕加星は蟲を操る妖術師の一族で、自分たちを海中に追いやった日本に強い敵意を持っていることが分かっています。
蟲を操るということで妖刀真打(=玄力反応が蟲)との関連が示唆されていますが、詳細は不明。
ちなみに箕加星(みかぼし)という名前の由来は日本神話に登場する星の神「天津甕星(あまつみかぼし)」であろうと思われます(国譲りの際に最後まで天津神に服従しなかった荒ぶる神)。
「カグラバチ」小国の現在は?
斉廷戦争終結後の現在、小国はどうなっているのか?
本来、斉廷戦争は妖刀の力により戦況が好転し、小国との間に和平が結ばれる予定でした。
しかし剣聖・曽我明無良はそれを良しとせず、日本の平和のために妖刀真打「勾罪」の力で、小国の民約20万人全員を殺害したとされています。
ただ本当に剣聖が小国の民を殺しきれたかは怪しく、今後小国の民の生き残りが登場する可能は残っています。


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