「かぐや様は告らせたい」藤原千花~ゴキブリを素手で掴めるみんなのヒロイン、その過去や「ドーンだYO‼」などの名言~

 今回は大人気恋愛漫画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」から、みんなのヒロイン「藤原 千花(ふじわら ちか)」について解説します。

 藤原千花は主人公たちが所属する生徒会の書記。

 本作では白銀御行と四宮かぐやの二人が主役とされているため、実は公式にヒロインと位置付けられている少女です。

 しかしその正体は恋愛などとは縁遠い、物語を混沌の渦へと落とし込むトリックスター。

 本記事では藤原千花が作中で見せた数々の名言と問題行動、主人公たちとの関係を中心にその魅力を語っていこうと思います。

「かぐや様は告らせたい」藤原千花のプロフィール

基本プロフィール(誕生日、血液型、クラス、声優など)

誕生日3月3日
血液型O型
家族構成父、母、姉、妹、犬(ぺス)
所属(クラス)2年B組 → 3年A組
部活動テーブルゲーム部(生徒会書記)
声優小原好美
実写版キャスト浅川梨奈

 藤原千花は主人公の白銀御行四宮かぐやが所属する秀知院学園生徒会の書記。

 本作の第一話から登場しており、主人公の二人が互いに告白させようと高度(?)な恋愛頭脳戦を繰り広げる中、全くそれに気づくことなく場をかき乱すトリックスターにしてムード―メーカー的な立ち位置の少女です。

 外見はくりくりとした丸い瞳にふわふわのピンク髪、あどけない雰囲気の童顔巨乳の美少女。

 実際、男子生徒からの人気も高いのですが、その言動があまりに残念なため、親しい人間ほど彼女を恋愛対象から除外しています。

 性格は自己中心的かつ自分本位な我儘娘ながら、天真爛漫で裏表がなく、常にテンション高く色んな物事に首を突っ込んでいく愛されるタイプのアホの子。

 周囲を振り回しうざがられることも多いですが、友情を重んじる義理堅い少女で、四宮かぐやに親友と認められた数少ない存在です。

元天才ピアニスト、マルチリンガル、IQ130オーバーとスペック”は”極めて高い

 アホっぽさばかりが先行する藤原千花ですが、実はそのスペックはかなりのものです。

 初等部時代にピアノの全国大会で金賞を受賞したこともある天才ピアニストで、ピアノに限らず音楽に関しては卓越した才能の持ち主。

 また母親は外交官というこもあって、5か国語を操るマルチリンガルでもあります。

 学業成績は「普通」ですが、そもそも彼女たちが通う秀知院が偏差値「77」の名門校ですから、そこで普通の成績を取っているだけで十分優秀。
 実際、作者からは藤原のIQは130オーバーであることが明かされています。

 また、曾祖父が総理大臣を務め、叔父が現職の大臣を務めている政治家一族の出身で、政財界のバランス感覚にも長けていますね。

 こうしたスペックの高さもあり、後輩の伊井野ミコからは深い尊敬の念を向けられていましたが、その本性が明らかになるにつれ、徐々にその扱いはぞんざいになっていき……

モデル(モチーフ)はかぐや姫の五人の貴公子の一人・藤原不比等

 藤原千花のモデル(モチーフ)となっているのは、竹取物語でかぐや姫に求婚した五人の貴公子の一人・車持皇子(くらもちのみこ)、別名藤原不比等(ふじわらのふひと)と呼ばれる人物です。

 彼はかぐや姫の「蓬莱の玉の枝」を持ってこいと言われ、匠に作らせた精巧なニセモノを用意してドヤ顔でウンチクを語っていたところ、代金を請求しに来た匠によって全てがバレたという残念な人物。

 イカサマ、ドヤ顔、ウンチクと、日ごろの彼女の言動にそうした性質がしっかりと受け継がれていますね。


「かぐや様は告らせたい」藤原千花の名言と問題行動

イカサマを繰り返しては石上になじられ、治りの遅い傷を負う

 藤原千花と言えば自らゲームを持ち掛け、何度も懲りることなくイカサマを仕掛けるゲスっぷりが魅力の一つ。

 神経衰弱を行った際など、柄で数字の分かるイカサマトランプを使用しそれをゲーム開始直後に見抜かれただけでなく、更に柄が点対象でないトランプを利用したイカサマを重ねて敢行し、それを逆手に取られて敗北するという姑息さと図太さと残念さのトリプルコンボを見せてくれました。

 藤原はイカサマをする度、そのことを石上に散々なじられ、心に治りの遅い傷を負っているのですが、何と言われようと行動を改める気配はありません。

「ウルシゴキブリさんだ~」

 原作漫画15話、アニメ版3話において、藤原千花はその豪胆さを遺憾なく発揮しました。

 生徒会室で備品のチェックをする白銀とかぐやの前に突如姿を現したウルシゴキブリ。

 白銀とかぐやがこの処理を巡ってやり取りを繰り広げる中、生徒会室を訪れた藤原はためらうことなく素手でウルシゴキブリを鷲掴みにし、窓からそっと逃がしてあげました。

 一応、ウルシゴキブリは屋外種で害虫ではないのですが……そういう問題じゃない!

「ラブ探偵千花」

 恋愛関係で面白そうな匂いを嗅ぎつけると、演劇部から借りてきた小道具と共に乱入してくる自称「ラブ探偵千花」。

 白銀とかぐやのヘッポコ恋愛コンビに比べればまだマシな感性をしているものの、恋愛推理力においては石上の後塵を拝しています。

 まあそもそも、主人公二人の想いに気づいていなかった以上、何を言っても説得力に欠けますね。

「ドーンだYO‼」

 NGワードゲームで藤原が発した、ED曲の歌詞を含め後に色んな形で使用されることになるセリフです。

 NGワードを言った白銀らに対して発したセリフですが、語尾が「YO」とラッパー風なのは日頃使っている語尾をNGワードに指定されている可能性を警戒してのことでした。

 しかし実際には白銀が指定した藤原のNGワードは「ちぇけら」だったため、かなりのニアミスだった模様。

「わたしは将来総理大臣になる女ですよ?」

 進路相談を含め、時折藤原が発言する未来図。

 冗談だと思いたいものの、誰も否定できない強烈な説得力を持っています。

 ……恐らく、実際にそうなる。


「かぐや様は告らせたい」藤原千花と白銀御行との特訓

 藤原千花と主人公の一人、白銀御行の関係はダメな子とママです。

 白銀は生徒会長であり、学業成績は学年1位という傑物ですが、基本的には努力の人で、色んなモノのセンスが欠落しています。

 最初にそれが発覚したのはバレーボール。

 特訓する白銀に対し、藤原は気軽に教えてあげましょうかと申し出ますが、何と白銀は目を開けてジャンプをすることもできないほどの運動音痴でした。

 そのあまりの酷さに藤原は絶望しつつも、何とか彼を人並みのバレー選手へと育て上げます。

 次の特訓は校歌。
 ちょっぴり音痴だと自称する白銀に対し、藤原は嫌な予感がしつつも「ちょっぴり」ならと再び指導を申し出ますが……白銀の歌はまるでナマズの内臓(藤原、早坂評)。

 騙されたと憤る藤原でしたが、あまりにダメな白銀に母性が目覚めた彼女は、白銀を見捨てることなく、最後まで効果を教え切りました。

 その後も、調理実習(生きた魚がダメ)、ソーラン節、ラップ、バルーンアート、ダンス、泳ぎ、虫嫌いと藤原ママの苦労は続き……

 

 元々藤原は白銀のことを尊敬しており、実は彼のような努力家は好みのタイプだったのですが、特訓関係のマイナスイメージで全てが台無しとなり、恋愛対象としては死んだ方がマシという評価にまで落ち込んでいます。

「かぐや様は告らせたい」藤原千花の過去と四宮かぐや

 藤原千花と四宮かぐやは中等部時代からの親友です。

 当時「氷のかぐや姫」とあだ名されていたかぐやでしたが、唯一藤原だけが彼女から離れることなくそばに居続けており、かぐやからは白銀と同じぐらい大切に思われています。

 そんな藤原とかぐやですが、実は彼女たちが仲良くなったきっかけは、中等部時代ピアノの練習に明け暮れていた藤原に対し、かぐやが、

「あなたピアノやめた方がいいんじゃない」

 と言い放ったこと。

 突然の言葉にショックを受けた藤原でしたが、当時の藤原はピアノに対してノイローゼ気味だったようで、実際に次の日にはピアノをやめてしまったそうです。

 そしてピアノをやめたからには思い切り遊ぼう。

 そして遊ぶには遊び相手が必要だ。

 藤原はかぐやに対し、こう告げて勝負を挑みます。

「ゲームをしませんか?」
「勝ったら負けた方に」
「なんでも一つ言う事を聞かせる」

「私が勝ったら」
「私と友達になってもらいます」

 ……どことなく、白銀がかぐやに試験で勝負を挑んだことと重なりますね。

 勝負の内容、結果については触れられていませんが、今の関係を見ると、つまりはそういうことなのでしょう。



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