「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」赤尾晶~健気でかわいい! 殺し屋を目指す理由、強さ(才能)など~

 今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、殺し屋を目指す健気な美少女「赤尾 晶(あかお あきら)」について解説します。

 赤尾晶はシンたちと同期でJCC(殺し屋養成所)に編入した少女。

 殺しとはまるで無縁の心優しい少女ですが、行方不明となった叔母・赤尾リオンを捜すため、JCCの門戸を叩きました。

 ただかわいいだけでなく、実は殺し屋として叔母譲りの才能を持つ晶。

 本記事ではそんな彼女のプロフィールや強さ、赤尾リオンとの関係性を中心に解説してまいります。

「サカモトデイズ」赤尾晶のプロフィール

基本プロフィール

年齢不明
生年月日(誕生日)不明
所属なし(初登場時:JCC受験生)

 赤尾晶はJCC編から登場した殺し屋志望の美少女。

 主人公である坂本太郎シンと同期で編入試験を受験し、JCC(殺し屋養成所)への入学を果たしました。

 殺しとは無縁の柔らかな雰囲気を見に纏った小柄な少女で、性格も気弱で心優しく家庭的。

 しかし実は殺し屋として天性の資質を有しており、一度覚悟を決めると坂本たちすら瞠目するほど見事な体捌きを見せていました。

 ちなみにJCCの編入試験では試験中に坂本と二人で呑気に食事をする姿も描かれており、殺しが関わらない場面では結構図太い一面も持ち合わせているようです。

叔母である赤尾リオンを捜すため殺し屋を志す

 赤尾晶は性格的に全く殺し屋に向いておらず、自分でもそのことを自覚しています。

 JCCを受験する際には、家族にも「家事をしている方が向いている」と殺し屋になることを反対されたそうです(注)。

(注)普通の家族は向いてなくても反対するといったツッコミは無しで。

 そんな彼女が殺し屋を目指し、JCCの門戸を叩いた理由。

 それは叔母である赤尾リオンを捜すためでした。

 赤尾リオンはかつてJCCに所属していた凄腕の殺し屋。

 現在は消息不明となっており(詳細は後述)、リオンに関する情報を集めるため、晶はかつてリオンが通っていたJCCへの入学を決意しました。


「サカモトデイズ」赤尾晶の強さ(才能・殺しの道)

心優しく対人戦闘が苦手

 赤尾晶の戦闘技術はまだまだ未熟です。

 基本的な動きは親戚の人(リオン?)に教わったらしく、生まれもってのセンスと相まって身のこなしはかなりのもの。

 しかし性格的に人を傷つけるのが苦手で、対人戦闘になると足がすくみ、まともに動けなくなっていました。

 作中では、戦わざるを得ない状況に幾度も追い込まれることで、この欠点は徐々に改善されつつあります。

裁縫が得意 → 素早く精密な動作性

 赤尾晶が自信を持って得意と言えるのが「裁縫」。

 戦闘とは直接関係のない技術ですが、空中での落下中に一瞬で仲間の服を縫い合わせパラシュートを作り上げるなど、その腕前は神技級です。

 坂本はその素早く精密な動作性に瞠目し、晶の秘められた才能を感じ取っていました。

「殺すまでの道」を見る天賦の才

 赤尾晶の殺し屋としての最大の才能は「殺すまでの道」を見るセンスにあります。

 これは標的を見ることで、殺すまでに必要な動きを”道”として視覚化できるというもの。

 実力差がある場合は逆に「自分が殺される道」が見えるなど、決して誰にでも通用するものではありませんが、その場合も危機回避の手段として使うことができます。

 晶はこの「道」をかなりの高精度で見ることができ、JCCの編入試験ではその”道”を辿ることで、他の受験生を一瞬で戦闘不能にしていました。

 この「道」は叔母である赤尾リオンも見ることが出来たようですが、リオンの場合は「標的をじーっと見ると見える時がある」と発言しており、「道」を見るセンスに関しては晶の方がやや上回っている印象があります。


「サカモトデイズ」赤尾晶と赤尾リオン

叔母である赤尾リオンは憧れの存在

 赤尾晶が捜す叔母・赤尾リオンは、彼女にとって憧れの存在だったそうです。

 晶とリオンは性格的にはまるで正反対。

 回想シーンでは、ガサツでアネゴ肌のリオンが、家庭的な晶に取れてしまった服のボタン付けを頼んでいる姿が描かれていました。

 そこでリオンが晶に「殺し屋にはなんなよ~」と発言していることを考えると、彼女たち赤尾家は殺し屋一族である可能性が高そうですね。

 そうでなければリオンが晶にわざわざそんなことを言う必要がありません。

 晶が殺し屋を目指したのはリオンが行方不明になってから。

 そんな理由でもなければ、晶が自分から殺し屋になろうなどとは考えないでしょう。

 晶がリオンに憧れていたのは、リオンが殺し屋一族の中でも特に優秀で、自分のことを気にかけてくれる存在だったからではないかな、と。

赤尾リオンは坂本・南雲のJCC時代の同期

 赤尾リオンは未だ謎の多い女性です。

 はっきり分かっていることは、坂本と南雲のJCC時代の同期で、良く3人でつるんでいたこと。

 そしてJCC時代からその実力・悪評が轟いていたことぐらいです。

 射撃勝負では赤尾は坂本にも勝ったことがあるほど(最終的な成績では坂本の方が上だったようですが)。

 少なくともORDER(オーダー)クラスの実力者であったことは間違いありません。

 JCC時代以降、赤尾リオンがどうなったのか、詳しい経緯は不明。

 しかし彼女は同じくJCCの同期であった有月(スラー)によって殺されていることが判明しています。

 坂本と有月(スラー)、二人の因縁もどうやらそこに端を発しているようですが……

「サカモトデイズ」赤尾晶、復讐者となる

 赤尾リオンと再会するためJCCに入学した晶でしたが、そこで彼女はの口からリオンがスラーによって既に殺害されていたことを知らされます。

 リオンを慕っていた晶はスラーへの復讐を決意。

 坂本と戦い、追い詰められていた京を救いだし「自分の映画を撮らせてやるかわりに、スラーのところまで連れていて」と取引を持ち掛けます。

 坂本たちは彼女を止めようとしますが、復讐心でストッパーが外れ、殺し屋として覚醒した晶はそれを一蹴。

 復讐劇を撮れるとノリノリの京とともに、晶は坂本たちの前から姿を消しました。

「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧

 



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