今回は荒川弘先生が少年ガンガンで連載中のダークファンタジー「黄泉のツガイ」から、ちっちゃくて狂暴なツガイ使い「ガブちゃん」について解説します。
ガブちゃんは影森家に所属するツガイ使いであり、第一話でユルが住む東村を襲撃した一人。
アサと仲が良く、作中ではしばしば彼女と行動を共にしています。
かわいい見た目ですが戦い慣れした強力なツガイ使い。
本記事ではそんなガブちゃんのプロフィールや強さ(ツガイ)、人間関係を中心に解説してまいります。
「黄泉のツガイ」ガブちゃんのプロフィール
基本プロフィール(本名など)
ガブちゃんは影森家に所属するツガイ使いの一人。
本名は不明で周囲からは「ガブちゃん」と呼ばれています。
外見は金髪三つ編みで幼げな見た目をした少女。
作中では赤いフード付きの服を愛用しています。
性格は気が強くて喧嘩っぱやくて狂暴。
同時にとても仲間想いな少女でもあり、作中では様々な者たちから力を狙われるアサの友人として行動を共にしています。
影森家所属のツガイ使い
ガブちゃんは影森家所属のツガイ使いです。
今のところ、彼女が影森家に所属することになった経緯は不明。
どうやら戸籍が存在しないようなので、その辺りが影森家に身を寄せることになった理由なのかもしれません。
影森家内でもかなりの実力者らしく、血族でもない人間としてはかなり優遇された扱いを受けています。
当主の影森ゴンゾウのことは親方様と呼んで敬意を払っており、影森ジンら他の影森家のメンバーとの関係性も良好。
ただしその分、裏切り者に対してはとても苛烈で容赦がありません。
「黄泉のツガイ」ガブちゃんの強さ(ツガイ)
ツガイ:ガブリエル
ガブちゃんが契約しているツガイは、無数の目を持つ上顎と下顎の姿をしています。
普段はとても小さいですが、戦闘時には人間を丸呑みにできるほどに巨大化。
ガブちゃんの右手の動作と「がぶ」という気の抜けた掛け声に従って容赦なく敵を噛み殺していきます。
その噛む力は並のツガイなら瞬殺できるほどに強力。
またその肉体は非常に頑丈で、銃弾や手榴弾程度では傷一つつきません。
ちなみに名前は「ジョー・ウィリアムフレデリック・ガブリエルⅠ世」と「カーク・ダグラス・ウオルドグレイヴ・ガブリエルⅡ世」。
痛みに強く戦闘慣れしている
ガブちゃん本人は見た目通り非力な少女ですが、とても戦い慣れしています。
ユルに矢で手足を射抜かれた際も、激痛に悲鳴を上げながらも戦闘自体は冷静に継続しており、痛みへの耐性がある模様(本人曰く「痛いのは慣れてるから」)。
また殺人への忌避感が一切なく、作中では敵と見做した者を顔色一つ変えず惨殺していました。
強そうな敵を見て嫌そうな顔をするなど、戦闘自体は好きではなく、環境からやむを得ず慣れてしまったという印象を受けますね。
「黄泉のツガイ」ガブちゃんとアサ
ガブちゃんはアサと仲が良く、作中では基本的に一緒に行動しています。
恐らくはアサと年齢が近い同性で、腕の立つツガイ使いということで護衛役を担っているのでしょう。
ガブちゃんは生まれた時から大人たちに死ぬことを望まれ、影森家しか行き場のないアサに同情し、彼女のことをとても大切に思っています。
その為、アサに危害を加える者たちに対しては一切の容赦がなく、とても苛烈な一面を見せることも。
また日常パートではユルが絡むとポンコツになるアサに対して呆れた様子でツッコミを入れています。
「黄泉のツガイ」ガブちゃんとエド
ガブちゃんは小柄で三つ編みで狂暴と、荒川先生の前作「鋼の錬金術師」のエドワード・エルリックと共通点の多いキャラクターです。
実は当初、ガブちゃんのカラーリングは荒川先生自身も決めてなかったそうなのですが、単行本発売企画であがってきたTシャツの見本を見ると何故か金髪で赤フード。
荒川先生自身は何も決めていなかったにも関わらず、皆の中ではガブちゃんのカラーリングが出来上がっていたのです。
確かにこれだけ共通点があると、言われなくてもそうだと思い込んじゃいますよね……
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「黄泉のツガイ」ガブちゃんの正体(過去)は?
ガブちゃんはその本名も含め謎の多いキャラクター。
その過去や影森家に所属することとなった経緯については未だ明かされていません。
ツガイを粗雑に扱う人間に対して強い殺意を向けていたことから、ツガイしか頼るもののいない過酷な環境で育ったものと予想。
また東村襲撃時も子供にだけは危害を加えず、子供を害する大人に強い敵意を向けていたことから、両親や大人から虐待されて育ったものと思われますが……
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