ワールドトリガー「黒江双葉」~木虎が嫌い? ライバル視? 緑川の幼馴染な山ガール~

 今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、ボーダー最年少のA級隊員「黒江 双葉(くろえ ふたば)」ついて紹介します。

 ワールドトリガーは異世界からの侵略者「ネイバー」と、それに対抗する防衛機関「ボーダー」との戦いを描いたSFアクション群像劇です。

 黒江は才能豊かで実力は確かですが、精神的にまだまだ未熟でアンバランスな少女。

 作中での活躍はまだまだこれからですが、そのかわいいキャラクターは今後の飛躍を期待せざるを得ません。

 今回は黒江の未熟ゆえの魅力を語っていくことにしましょう。

ワールドトリガー、黒江双葉のプロフィール(声優含む)

クールで素直なボーダー最年少A級隊員

ボジションアタッカー(A級6位部隊 加古隊所属)
年齢13歳
誕生日11月30日
身長142cm
血液型B型
星座くじら座
職業中学生
好きなもの白玉あんみつ、みかん、ランク戦で勝つこと
声優ゆかな

 黒江はA級6位部隊加古隊に所属する最年少のA級隊員として登場しました。

 外見は二つに結わえた髪と鋭い目つきが特徴的なかわいい少女。

 最年少かつボーダーに入隊してまだ1年ほどと経験も浅いですが、卓越した戦闘センスを見込まれて加古隊にスカウトされ、A級隊員となっています。

 戦闘員としては優秀ですが、戦術面や精神面ではまだまだ未熟。しかし他人に素直に教えをこうことのできる素直さを持ち合わせていて、伸びしろは十分です。

 作中での活躍は、今のところガロプラ戦で木虎と組んで特殊なトリオン兵相手に防衛線を行ったことぐらい。

 ただその時は精神的な未熟さから油断してダメージを負い、それを木虎にフォローされるなどあまりいい所がありませんでした。

 この失敗の経験を活かして、今後黒江の成長が作中で見られると良いですよね(緑川が遊真にやられた経験をランバネイン戦で活かしたみたいに)。

緑川駿の幼馴染な山ガール

 黒江は同じA級隊員の緑川駿の1歳年下の幼馴染で、山奥で育った山ガールです。

 山奥の分校に通っていたということですから、学年とか一まとめで学校全体で一クラスとかそんな環境だったんじゃないでしょうか。年上の緑川に対しても呼び捨てで一切遠慮のない態度をとっています。

 三門市に来て1年ほどですっかり都会にも慣れたようですが、根っこはまだまだ山ガール。

 隊長の加古さんの加古チャーハン、そのハズレを食べても死ぬことのない不屈の胃袋を持ち合わせています(加古チャーハンの詳細は加古望の紹介記事で)


ワールドトリガー、黒江双葉の強さ

オプショントリガー「韋駄天」を使うスピードアタッカー

トリオン6
攻撃8
防御・援護5
機動10
技術6
射程2
指揮1
特殊戦術6
合計44

 これが黒江のパラメーターです。
 機動力を活かした典型的なスピードアタッカーで、機動力の「10」は緑川に次いでボーダー同率2位の値。

 オーソドックスな刀型トリガー「弧月」と、目に見えないほどの高速移動を可能とするトリガー「韋駄天」を駆使した戦い方を得意とします。

 韋駄天は試作段階のトリガーで使い手は黒江だけ。

 速すぎて使い手も意識が追い付かないため、移動ルートは予め設定しておく必要があります。

 当然途中で軌道を変えることなども出来ませんから、見切られるとカウンターをくらいやすいという弱点も。

 ちなみに、ガロプラ戦では敵にその弱点を見切られてカウンターでダメージを受けていました。

 これに加えて黒江はもう一つ試作段階のオプショントリガー「魔光」を装備していることが判明していますが、こちらついてはまだ作中で使用されておらず、詳細不明となっています。

 26巻のおまけページで「魔光弧月」なる単語が登場しましたので、恐らくは専用オプショントリガーの一つと思われますが……

隊長の加古を尊敬、他の隊員との仲も良好

 さて、一見するとクールで不愛想ともとれる黒江ですが、隊長である加古のことは尊敬しており、加古隊の他の隊員との仲も良好であることが見て取れます。

 大規模侵攻編の際は加古と2人で遊びに出かけていたようですし(そのせいで防衛戦への参加が遅れた)、ガロプラ戦では加古の期待に応えたいと張り切っていました。

 黒江にとって加古隊のメンバーは姉のような存在なのでしょうね。

 今のところ加古隊としての戦い方がどんなものかは分かっていませんが、部隊としての連携、チームワークには不安はなさそうです。


黒江双葉の対人関係、犬飼たちとは仲良し、だけど木虎にだけは……

犬飼、米屋、小寺たち一般隊員には礼儀正しく素直

 加古隊以外の隊員との関係を見ると、黒江は不愛想ではありますが礼儀正しく、ほとんどの隊員と良好な関係を築いています。

 ガロプラ戦では、二宮隊の犬飼にツインテールで遊ばれても嫌な顔一つせず受け入れていましたし、無表情なだけでノリが悪い訳ではないのかな(あるいは犬飼のコミュ力が高すぎるだけかもしれませんが)。

 また、ランク戦で使われた戦術の意図が分からない時は、素直に隣にいた米屋小寺といった先輩に教えを請い、終わったら礼儀正しく頭を下げています。

 どっちかというと、気の弱いタイプの隊員が黒江の無表情に委縮してビビってるという方があるかもしれませんね。

木虎にだけは冷たいけど……これはライバル視?

 そんな礼儀正しい黒江ですが、その唯一の例外が木虎。

 何故か黒江は木虎にだけは心底冷たい態度をとっており、年下の黒江に慕われたい木虎がダメージを負っている光景が何度か目撃されています。

 この理由についてですが可能性は二つ。

 一つは単純に木虎のことが気に食わない。
 木虎は年下の黒江に対しては優しいですが、やや二面性のある性格なので、そういう部分が気に食わないと思っている可能性はあります。

 ただ、年上の木虎に対し、礼儀正しい黒江がそれだけで失礼な態度を取るとは考えにくいので、この可能性は低いでしょう。

 もう一つは木虎のことをライバル視しているというもの。
 黒江と木虎は入隊時期が近く、入隊指導の対ネイバー戦闘訓練を黒江が11秒、木虎が9秒でクリアと実力も拮抗しています。

 しかも木虎のイニシャルは「K」、かつては加古隊にスカウトされたこともあるそうです。

 ひょっとしたら黒江は、木虎に対して「加古隊への入隊を譲られた」とか、そんな劣等感を抱いているのかもしれませんね(1シーズンに新たに加入させれる隊員は1名まで)。

 その上で、自分だけが木虎をライバル視していて、木虎の方は優しく年上ぶった態度をとっていたら、反発して冷たい態度をとってもおかしくありません(まあ、全部想像ですけど)。

 今後、黒江が木虎に冷たい態度をとる理由が作中で明かされる日がくるのでしょうか?

【まとめ】ワールドトリガーキャラクター考察wiki



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