今回は原作・赤坂アカ、作画・横槍メンゴの豪華タッグがヤングジャンプで連載中の人気作【推しの子】から、劇団ララライの所属の俳優「化野 めい（あだしの めい）」について解説します。
化野めいは第5章2.5次元舞台編で登場した役者の一人。
特徴的な目をした美少女でそのビジュアルに注目が集まりましたが、作中での役どころはほぼモブという非常に勿体ない使われ方をしたキャラクターです。
2.5次元舞台でも脇役でしたが、その演技の実力は確か。
本記事ではそんな化野めいのプロフィールや登場話（シーン）を中心に解説してまいります。
【推しの子】化野めいのプロフィール
基本プロフィール
化野めいは第五章「2.5次元舞台編」で登場した役者の一人です。
外見は白っぽいロングヘア（アニメでは毛先に行くほど色が濃くなる）と、中心に円が描かれたぱっちりした瞳が特徴の美少女。
登場当初はクール系の大人しい雰囲気でしたが、口を開くと意外に活発で感情豊かです。
モブ役者の中では比較的登場シーンやセリフが多く、作中では一般的な役者の意見を語るキャラクターとして扱われています。
声優は関根明良さんが担当。
2.5次元舞台編に劇団ララライの一員として登場
化野めいは実力派で知られる劇団ララライ所属の俳優。
アクアや有馬かな、黒川あかね、鳴嶋メルトらが出演する鮫島アビ子原作の人気漫画「東京ブレイド」の2.5次元舞台の出演者の一人として登場します。
この舞台には化野めいだけでなく、劇団ララライからは姫川大輝、みたのりおら一流俳優を始めとして、吉冨こゆき、林原キイロ、船戸竜馬ら多数の役者が出演。
化野めいの役どころはあくまで脇役の一人であり、詳しい役どころは不明ですが本番ではツノの生えたお姫様風の衣装（和装）で登場していました。
【推しの子】化野めいの登場話（初登場）
化野めいの初登場は原作41話。
舞台関係者の顔合わせで、セリフもなくただ雷田から名前だけ紹介された形です。
その後練習シーンなどでちょいちょい登場していますが、原作でセリフを発したのは46話になってから。
「原作者が許諾しないものを勝手にやる事は出来ないからねー」
と、原作者と脚本家のトラブルで稽古が中断したことについてコメント。
その後、黒川あかねと共に、舞台について全く詳しくないアクアに呆れていました。
その後、セリフつきで登場したのは原作50話、62話、67話とほんの少し。
ただこれでも他のモブ役者と比べれば優遇されている方で、セリフ抜きの登場シーンは多い方でした。
【推しの子】化野めいは実力派
化野めいはモブではありますが、劇団ララライ所属というだけあって確かな実力を持つ役者です。
2.5次元舞台編では、本番半月前になって説明セリフがゴリゴリに削られやたら「動き」でどうにかしなきゃいけないシーンが多い役者の演技に全投げのキラーパス台本があがってきた時も余裕の表情。
「私はこっちの方が得意！」
とむしろニコニコ顔でした（劇団ララライの役者全般そうでしたが）。
また、2.5次元舞台は化野めいたち劇団ララライにとっても経験の浅い分野でしたが、2.5次元舞台で評価の高い鴨志田を手本にそのノウハウを見る見る間に吸収し、自分たちのものにしていく様子も描かれています。
【推しの子】化野めいと劇団ララライ
2.5次元舞台編において、化野めいはだいたい劇団ララライのグループでまとまって行動しています。
役者同士の中は良いようで、ギスギスした雰囲気はなく非常に楽しくやっている印象ですね。
比較的絡みが多いのは同じモブ役女性の吉冨こゆきと、個性派のトップ俳優みたのりお。
作中ではアクアの演技についてみたのりおから解説を受けていたり、舞台が終わると毎日のように飲みに誘ってくるみたのりおに「ええっ 今日も！？」と顔を歪めていました。
【推しの子】化野めいはモブ
化野めいは名前があり、多少セリフこそありますがモブです。
普通の作品だったらヒロインを張れそうな可愛らしいビジュアル（特にアニメ版）をしていますが、勿体ないことにモブです。
この【推しの子】ではMEMちょのように、当初脇役予定だったのがメインキャラに格上げされたキャラクターもいますが、化野めいはそんなことはなくモブです。
みたのりおのように、2.5次元舞台編の後、映画編で再登場したキャラクターもいますが、化野めいに再登場の機会はなくモブです。
脇役にスポットを当てた【推しの子】スピンオフとかやってくれねぇかな……
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