【推しの子】MEMちょ~公称18歳、実年齢25歳のかわいいユーチューバー、角(ツノ)は何? 名前の読み方は?~

 今回は原作・赤坂アカ、作画・横槍メンゴの豪華タッグがヤングジャンプで連載中の人気作【推しの子】から、メインキャラクターの一人「MEMちょ」について解説します。

 MEMちょは第三章「恋愛リアリティショー編」で登場した人気ユーチューバー。

 見た目は童顔で18歳を自称していますが、実年齢は25歳とかなりサバを読んでいます。

 元々アイドル志望だったものの年齢を理由にその道を断念しており、作中ではアクアに誘われてアイドルグループ「B小町」に加入することに。

 本記事ではMEMちょのプロフィールや過去、気遣い上手な彼女の本編での奮闘を中心に解説してまいります。

【推しの子】MEMちょのプロフィール

基本プロフィール(本名、読み方、声優、ツノなど)

 MEMちょは個人で活動中の人気ユーチューバー。

 主人公の一人・星野アクアが出演した恋愛リアリティショー「今ガチ」の共演者の一人として登場しました。

 本名は今のところ不明。

 芸名は「MEM(めむ)」ですが、一般には「MEMちょ(めむちょ)」で通っており、番組などでも「MEMちょ」で紹介されています。

 外見は金髪ショートカットの童顔で、猫のような口元と黒い角(ツノ)が特徴の美少女(?)。

 過去回想を見ると昔は黒髪で角(ツノ)も無かったので、角(ツノ)はアホ毛とかではなくアクセサリーだと思われます。

 お馬鹿系癒しキャラで売っていますが、実際は非常に気遣い上手で周りを見ているタイプ。

 バズらせのプロであり、YouTubeチャンネル登録者数37万人、TikTokフォロワー数638kとかなりの人気を博しています。

 声優は大久保瑠美さん。

公称18歳、実年齢25歳の現役女子高生(?)

 MEMちょは公称18歳で通していますが、実年齢は何と25歳で7歳もサバを読んでいます。

 骨格からして幼く見えるタイプのためあまり違和感はありませんが、見る人が見ればサバを読んでいることはわかるみたいですね(それでも7歳もサバ読んでいたことは驚いてましたけど)。

 ちなみに、彼女は恋愛リアリティショーでは高校3年生と紹介されていたものの、アクアの個人的な紹介シーンでは「18?」と年齢に疑問符が。

 そのため当初からファンの間では年齢詐称疑惑が話題となっていました。

 一応MEMちょは高校三年生の時から高校を休学中のため、高校三年生という表現は嘘ではなく、現役JKというのもギリギリ……本当にギリギリアウト寄りのセーフではないかと思われます。


【推しの子】MEMちょの初登場(今ガチ)

 MEMちょは第三章「恋愛リアリティショー編」で、アクアが出演した「今からガチ恋♡始めます(通称・今ガチ)」の共演者として登場。

 番組内でメインとなる共演者同士の恋愛からは距離を置き、おバカ系癒し枠をキープして上手く立ち回っていました。

 番組内で爪痕を残すことより、自分のYouTubeチャンネルにお客の導線を引くのが目的と割り切っていたようです。

 ……まあ、周りは10歳近く年下ですから、演技でも恋愛はキツイですよね。

 そんな雰囲気が周囲に伝わっていたのか、共演者からは姐御枠として焼き肉をたかられる始末。

 しかしMEMちょもそうした現場を楽しんでいたようで、番組で炎上し傷心の黒川あかねが姿を消した際には、台風の中必死に彼女を捜索する面倒見の良い姿も見られました。

【推しの子】MEMちょの過去

 MEMちょの過去は不遇なものでした。

 幼い頃からアイドルに憧れていたMEMちょ。

 母子家庭で弟が二人いる貧しい家庭に育った彼女は、当初夢を諦め就職しようとしていましたが、母親の応援を受けてオーディションに応募するようになります。

 しかし高校三年生の時、母親が倒れてしまい、お金が必要になったMEMちょはオーディションを辞退し、高校も休学して働きにでることに。

 バイトしたりガールズバーで働いたりしてお金を作り、弟たちは大学に行き、母親も元気になりましたが、その時既にMEMちょは23歳。

 アイドルのオーディションはほとんどが満20歳の年齢制限があり、夢を追える環境が整った時には、彼女は夢を追える年齢ではなくなっていました。

 行き場を失った情熱で配信者を始めたのですが、その時一応高校を休学中だったため、現役JK(笑)みたいな感じてやっていたら思いのほか受けてしまったMEMちょ。

 登録者数とかが増えて今更引っ込みがつかなくなり、そのまま2年が経過。

 7歳も年齢をサバ読むことになってしまったそうです。


【推しの子】MEMちょ、アイドル「B小町」加入

 「今ガチ」の打ち上げ終わりでアクアと二人になったMEMちょは、かつて自分がアイドル志望であったことを打ち明けます。

 ならば、とMEMちょをアイドルグループ新生「B小町」に誘うアクア。

 かわいい妹の所属するグループに誘ったのですから、MEMちょがアイドルを諦めるのは惜しいと本気で感じたのでしょうね。

 加入の際に7歳もサバを読んでいたことが発覚し、ひと悶着あったものの、メンバーの星野ルビー有馬かなから温かく迎え入れられたMEMちょは、アイドルの道を歩み始めます。

 アイドルとしてのMEMちょは歌唱力こそヘタウマですが、ダンスは周りを見ながら器用に立ち回ることができ中々のものです。

 またルックスは他の二人に負けず劣らず、他のグループならエースを張れるほど。

 何よりMEMちょが加入したことで新生「B小町」のYouTubeやSNSでの発信力が大きく向上した点は外せませんね。

 欠点は、友人で映像Dのアネモネ曰く「どこか一歩引いてて遠慮を感じる」ところ。

 やはり年齢詐称という事実がMEMちょの動きに少しずつ影響を与えているのかもしれません。

 グループ内でMEMちょの「あっという間にアラサー」は鉄板の自虐・他虐ネタとなっています。

 ちなみに、当初MEMちょはただの脇役の予定でしたが、想定以上にいいキャラクターが出来上がったため、原作者の赤坂Pが思わずB小町にスカウトしたのだそうです。

【推しの子】MEMちょは気遣い上手

有馬かなと黒川あかね、どちらを応援していいか板挟みに

 MEMちょは非常に気遣いの人で、それ故に余計な苦労をしょってしまう傾向があります。

 「今ガチ」の際、黒川あかねに「アイ」の演技を勧め、アクアを落としてしまえとけしかけたのがMEMちょ。

 その結果番組内でアクアとあかねは付き合うことになり、MEMちょはあかねのことを応援していました。

 しかしその後、新生「B小町」に加入すると、そのメンバーの有馬かなもアクアに好意を寄せていることに気づくMEMちょ。

 黒川あかねは友人ですが、有馬かなも自分を受け入れてくれた大切な仲間。

 面倒見の良いMEMちょはどちらを応援すればいいのか、板挟みになって苦しむことになります。

MEMちょ、動きます

 コミックス8巻では、それまで仕事上の恋人だったアクアと黒川あかねが、ある出来事を切っ掛けに正式に付き合うことになります。

 その結果、失恋しただけでなく、アクアから距離を置かれるようになってしまった有馬かな。

 82~83話では、傷心でパフォーマンスが落ちた彼女を見かねて、MEMちょが動きました。

 アクアに有馬かなのアフターケアを頼むMEMちょ。

 MEMちょはアクアが有馬かなと距離をとったのは、黒川あかねに義理立てしてのことだと思っていましたが、実はそれがアイドルとして躍進する有馬かなを想っての決断だったことに気づきます。

 アクアもまた苦しんでいることを知ったMEMちょは、ただ静かにアクアを慰め、3人の関係を見守ることにしたのでした。

【推しの子】MEMちょと映画「15年の嘘」

 物語の鍵を握る五反田泰志監督の映画「15年の嘘」。

 内容はアイの死の真相を語る実録映画で、MEMちょも旧B小町メンバー役の一人「めいめい」役で出演しました。

 自分がアイドルを目指す切っ掛けになったアイドルグループのメンバー役で映画出演したのですから、本人的には最高でしょうね。

【推しの子】MEMちょ、サバ読み自白(JDへ)

 アイドルとして売れてきたMEMちょ。

 156話では彼女の周りを嗅ぎ話回るゴシップ記者も現れ始めます。

 このままでは自分の年齢サバ読みがバレて炎上すると考えたMEMちょは(ファンも一部察してはいましたが)、YouTubeで自らサバ読みを自白し謝罪。

 そのまま自称JKアイドルからJDアイドルになるため大学受験を目指すという茶番企画を立ち上げ、サバ読みを売りにした年齢不詳アイドルとしての地位を確立しています。

【推しの子】キャラクター一覧

 



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