今回は「ジャンプ+」で連載中の大人気作品「SPY✖FAMILY(スパイファミリー)」から、アーニャの正体を知る老人「ジークムント・オーセン」ついて解説します。
ジークムント・オーセンはフォージャー家の隣に引っ越してきた老夫婦の夫(通称:ジーさん)。
かつては高名な大学教授だったそうですが、今はすっかりボケてしまっています。
しかし実は彼はアーニャとドノバン・デズモンドの秘密を知る超重要人物。
本記事ではそんなジークムント・オーセンのプロフィールや人間関係、正体について解説してまいります。
目次
「スパイファミリー」ジークムント・オーセンのプロフィール
引用元:遠藤達哉(X)
基本プロフィール
年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
職業 | 元大学教授 |
所属 | ??? |
声優 | ー |
ジークムント・オーセンはフォージャー家の隣に越してきた老夫婦の夫。
妻のバーバラ・オーセンからは「ジーさん」と呼ばれています。
外見は小柄で白髪、眼鏡をかけた髭もじゃの優しそうなおじいさん。
かなりの高齢でボケが進んでおり、初登場時は迷子になって家に帰れなくなっていたほどです。
家探しを手伝ってくれたアーニャを実の孫のようにかわいがっており、作中では勉強に協力しアーニャが古語のテストで2位をとる手助けをしていました。
普段は完全にボケてしまっていますが、時折かつての記憶を記憶を取り戻すことがあり……
高名な元大学教授
ジークムント・オーセンは元々東国では有名な大学教授でした。
医者であり学者で、専攻は神経学ですが他にも文化人類学などに手を出していたようです。
フィールドワークにも活発に出かけていて、各地の民間療法を調べていた模様。
定年退職前はコヴェニアという都市で大学の教鞭をとりつつ、傷兵のリハビリなどの仕事をしていたそうです。
アーニャに対する態度を見る限り、かなり教育熱心で教え上手な教師だったようですね。
「スパイファミリー」ジークムント・オーセンの初登場
ジークムント・オーセンの初登場は90話。
アーニャとヨルがボンドが連れて公園に遊びに行くと、迷子になって途方に暮れているジークムント・オーセンがいました。
超能力で彼が迷子であることを知ったアーニャは、ヨルたちと共に彼を家に帰してあげようと奮闘。
しかしジークムント・オーセンは完全にボケていて全く家に辿り着く気配がありません。
最終的にフォージャー家があるアパートに辿り着き、実はジークムント・オーセンが今日フォージャー家のお隣に引っ越してきたことが判明し、オーセン夫妻との御近所付き合いが始まります。
続く92~93話ではアーニャの期末テストの勉強に協力してくれたり、オーセン夫妻とフォージャー家は良好な関係を築いていきます。
「スパイファミリー」ジークムント・オーセンとバーバラ
引用元:遠藤達哉(X)
ジークムーント・オーセンとバーバラ・オーセンは「ジーさん」「バーさん」と呼び合う非常に仲睦まじい夫婦です。
ジークムントはバーバラのために花を買ってきたり、人前でキスをしたり今でも熱々。
二人は社会人になってから同じ大学で働く研究者と事務員として知り合ったそう。
若かりし頃のジークムント・オーセンは研究やフィールドワークでほとんど家に帰ることがなかったそうです。
ちなみに同じ街(バーリント)に息子夫婦が住んでいますが、孫はなし。
オーセン夫妻は元々バーリント出身で、ジークムントの定年退職を期に息子夫婦の住むバーリントに戻ってきたのだそうです。
「スパイファミリー」ジークムント・オーセンの正体
ドノバン・デズモンドとの繋がり
121話ではデズモンド夫人メリンダの口から、ジークムント・オーセンがドノバン・デズモンドと繋がりを持つ重要人物である可能性が示唆されています。
メリンダの日記によると、ジークムント・オーセンはドノバンが首相を退く前後に会っていたようで、メリンダが迎えを出そうと考えていると、何も言わない内から止められ睨みつけられたそうです。
ちなみにドノバンはその直前に病気で倒れており、それ以降やたら怒りっぽく排他的になり、まるで人の心が読めているような行動をとるようになっています。
怪しんだロイドがジークムント・オーセンに当時のことを探りを入れたところ、ジークムントはデズモンドと会っていたことは認めたものの、ボケていてその詳しい内容は覚えていませんでした。
ジークムントは政府の部会に呼ばれていただけの、ドノバンの秘密とは無関係の研究者かと思われましたが……
アーニャの正体を知る存在
ジークムント・オーセンには不定期に記憶や認知能力が鮮明になる時があり、122話のラストではかつての記憶を取り戻した彼の姿が描かれています。
ジークムント・オーセンは、
『忘れぬうちに書き留めておかねば』
『デズモンドのやつは知ってるのか!?』
『そもそも計画は続いているのか!?』
『どうする!? 直接確認すべきか!?』
『そんな まさか』
『あの子は 被験体7番…!?』
とアーニャが非合法な研究施設で育てられた存在であることを認識。
つまり神経学の権威であるジークムント・オーセン教授は、アーニャを生み出した研究に関わっていた。
そしてそのジークムント・オーセンと繋がっているドノバンも、アーニャが受けた研究に関わっている可能性が高いということで……
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