今回は「ジャンプ+」で連載中の恋と希望のダークファンタジー「エクソシストを堕とせない」より、イムリの親友「キャサリン(キャス)」について解説します。
キャサリンは愛月イムリの親友で、アスモデウス配下のサキュバスの館のオーナー。
姉御肌の女傑で、作中ではイムリを復活させるため傲慢のゲヘナに赴く神父くんの案内役を務めています。
本編に先立ちおまけ漫画で愛称のみが登場し、イムリの元カレ疑惑もあったキャス。
本記事ではそんなキャサリン(キャス)のプロフィールや登場話を中心に解説してまいります。
目次
「エクソシストを堕とせない」キャサリンのプロフィール
基本プロフィール
キャサリンは作中に登場する悪魔の一人です。
「色欲」の魔王アスモデウス配下のサキュバスで、本作のヒロイン愛月イムリの親友。
イムリからは「キャス」という愛称で呼ばれています。
外見は黒髪ボブカットで尖った耳を持つ美女。
面倒見の良い姉御肌で、非常にサッパリした性格をしています。
動物好きで、猫派を自称していますが普通に犬も好き。
ただ昔飼っていた犬がイムリに全力でマウンティングして汚してしまったことがあり、それ以来少し犬を苦手としているそうです。
アスモデウス配下の娼館のオーナー
キャサリンはアスモデウスからゲヘナにおける全娼館の仕切りを任されているサキュバスの館のオーナー。
「ベッドメーカー」と呼ばれていて、人がつい寝物語で漏らしてしまう秘密を収集しているゲヘナ屈指の情報通です。
配下のサキュバスたちからは「ママ」と呼ばれ、恐れられつつも慕われています。
「エクソシストを堕とせない」キャサリンの強さ(能力)
キャサリンは悪魔の中でも上位の実力者のようですが、作中では普通に魔王がポンポン登場しており、主要キャラクターと比較するとその力は見劣りしてしまいます。
具体的な能力に関しては不明ですが、作中では魔力で鞭を具現化して攻撃する様子が描かれていました。
ただその攻撃は直撃しても神父くんにはノーダメージ。
このことから、キャサリンは神父くんや魔王クラスは勿論、レアやミハイル、ダンテといった一線級のエクソシストと比べても確実に劣る程度の実力しかないと推察されます。
サキュバスなので魅了の能力もある筈ですが、作中で使用した描写はないので恐らくある程度以上の実力者には通用しないものと思われます。
「エクソシストを堕とせない」キャサリンとイムリ
キャサリンは愛月イムリの親友です。
まだ本編では直接の絡みはありませんが、同じサキュバス同士ということで交流があったのでしょう。
イムリはリバイアサンとアスモデウスに育てられたので、アスモデウス繋がりというのも大きいかもしれません。
キャサリンはイムリが意識不明の重体に陥った際には、その原因の一つである神父くんに私怨を込めて攻撃。
もし神父くんを怒らせればキャサリンは一瞬で殺されてしまうのですから、キャサリンがどれほどイムリを大切に思っていたかがよく分かります。
「エクソシストを堕とせない」キャサリンと元カレ疑惑
キャサリンにはその登場前、イムリの元カレではとの疑惑がかけられていました。
元々キャサリンは本編での登場に先立ち、コミックスのおまけ漫画でイムリとのラインのやり取りが掲載。
その際に使用されていた名前が愛称である「キャス」で、男性とも女性ともとれるものであったこと、そしてイムリと親密かつ神父くんとキャスを比べる表現があったことから、読者の間でこの「キャス」はイムリの元カレなのではという噂が流れていたのです。
実際にキャサリン本人が登場した際には、まだ「キャス」という愛称が判明する前から、読者からイムリのライン相手は彼女か、と気づかれていました。
「エクソシストを堕とせない」キャサリンの登場話
キャサリンの登場話は傲慢編(84話~)の85話。
意識不明の重体となったイムリを治療するためルシファーを探す神父くんは、アスモデウスの指示でルシファーに会う方法を知るキャサリンに会いに行きます。
客からルシファーのゲヘナに向かう情報を聞いていた(実際にはルシファーがわざと伝えさせた)キャサリンは、案内人となって神父くんルシファー探しに同行。
道中、悪魔のロフォカレ、魔女ヴィルギリウスを仲間に加えてルシファーのいる傲慢のゲヘナに辿り着きます。
神父くんやキャサリンはルシファーとの交流、対決を経て、無事にルシファーにイムリを治療させることに成功。
イムリは目覚めるまでにさらに数か月の時間を要したため、その間キャサリンは神父くんに代わってイムリの世話をするなど面倒見の良いところをみせていました。
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